蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

国会中継「衆院予算委員会」を視る。面白い!

2011-02-02 00:04:28 | 時事所感
2月1日(火)晴れ。
 昨日午後、今日は朝から、BS2で国会中継「衆院予算委員会」を視た。久しぶりに面白い。昨日は馬渕議員が良かった。歯切れがよく与党ながらこちらがもっと知りたいところを政府答弁から引き出す役割に努めていた。
 日頃、敲かれっぱなしの菅総理の顔にも時折地獄で仏にあったような笑顔が浮かんでもいた。
 今日は、自民党石橋、稲垣議員が面白かった。菅総理が得意げに科学技術予算を600億とか増やしたと鼻高々ったのを、何のことは無いそれまでの括り方を変えただけの見せ掛けだったことを満天下に知らしめた。
 それにしても与謝野担当大臣の起用と国会での矢面振りには何と言ったらいいのだろうか。起用した菅総理としては、破れかぶれの乾坤一擲の秘策のつもりだろうか?
 一方、その申し出をハイ戴きましょうと二つ返事で受けた与謝野大臣の心中はいかなるものなのだろうか?
 とてもまともな神経では耐え難いと思うのだが。さすがに与謝野鉄幹、晶子夫妻の孫ともなると違ったもののようだ。
 与謝野氏、国家百年の計のために恥じも外聞も捨てての最後のご奉公は本物なのだろうか。

 こんなマンガのような日本の国会中継が行われているなかで、エジプトではムバラク大統領の長期政権打倒のために百万人デモが行われようとしている。
 つくづく我が日本は世界一有り難いのどかな国だなーと思わずには居られない今日この頃ではないか。