ひまわり博士のウンチク

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東京駅「銀の鈴」

2010年04月09日 | まち歩き
Ginnosuzu1
 
 翻訳家のセンセイと一杯やるために、東京駅構内にある銀の鈴広場で待ち合わせた。
 実は、生まれて半世紀以上東京に住んでいながら、銀の鈴を見たのははじめてだ。
 待ち合わせに使うことがないばかりか、前を通ったこともない。
 
 なぜかと問われても、理由はない。銀の鈴がある場所に用がなかっただけのことだ。
 
Ginnosuzu2
 
 話によると、この銀の鈴は4代目だそうだ。この鈴は銀ならぬ陶製で、2007年、東京大学の学長宮田亮平氏による作だと銘板に記されている。
 最初の銀の鈴は貼りぼてだったが、中にスピーカーが仕掛けられていて、チリンチリンと音がしていたそうだ。
 そういえばうろ覚えに、だれかが友達と銀の鈴で待ち合わせるとかで、場所の説明をしていて、「チリンチリン」と鳴っているからすぐわかるよ、と言っていたような。
 
 今の銀の鈴は如何にも大切そうにアクリルケースに収められ、音など鳴っていない。
 何故銀の鈴なのかというと、神社の鈴が神様を呼ぶのに対し、人を呼ぶ鈴をぶら下げよう、という思いつきからだったようだ。
 
 しかし、銀の鈴がある場所は、東京駅地下1階のコンコース。広い東京駅の中でも決して分かりやすい場所ではない。電車を降りてから、探すのに手間取った。
 地方から来て東京駅がはじめてなら、まちがいなく「迷う」。
 渋谷のハチ公やモヤイ、新宿アルタ前にくらべて明らかに分かり難く待ち合わせ場所としては不適当ではないかと思うのだが。
 案内板に従って進んでいったら、一回り回って元に戻り、銀の鈴にはたどり着けなかった、という笑い話もある。
「有名なんだから、分かれ!」という東京駅の傲慢さだろうか。
 
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