ひまわり博士のウンチク

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ダイシン百貨店

2012年06月15日 | まち歩き
 たまたま見ていたテレビで、大田区の地域密着形スーパーが紹介されていた。
 ダイシン百貨店という。
 長女が通う専門学校のすぐそばなので、探索に行ってもらった。
 
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 普通のスーパーでは売っていない、不思議な商品があるらしい。このミヨシレモンソープ、学校の手洗い場ではよく見かけるけれど、近所のスーパーやコンビニでは見かけない。(目に入らないだけで売っている店はもちろんあるだろうけれど)
 買ってこいと言い忘れたが、ミツワ石鹸も売っているはずである。
 ミツワ石鹸は江戸時代からある化粧品屋が前身で、1960~70年代には化粧石けんの主流で、テレビコマーシャルも頻繁に流れていた。しかし、業績不振で倒産。現在売っているミツワ石鹸は、玉の肌石鹸の子会社が製造している。だけれども、めったに見かけないし、当時とは別物だろう。
 ちなみに、ミヨシ石鹸も、ほぼ玉の肌石鹸の子会社化している。
 
 客が望むものはすべて置くというダイシン百貨店の社長に、テレビレポーターが「この店で一番売れない商品はなんですか?」と質問した。「客が望むもの」を置いているわけだから、売り上げゼロではないはずだ。
 「これです」と社長が棚の上の方からひっぱり出してきたのが、プラスチックでできた和式便器のふた。
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 写真はよその店のサイトのものだけど、これがそれ。
 そういえば、都会では和式便器をとんと見かけなくなった。
 「で、いくつ売れましたか?」
 「昨年は、一つです」
 
 長女の話では、そのスーパーがある近辺は「じじばばばっかりだったよ」。
 そういえば、おばあちゃんの原宿といわれる巣鴨周辺の店も、あっぱっぱーやちゃんちゃんこなど、あまり見かけない品物がならんでいたりする。
 お年寄りたちはとくに懐かしくてそれらの品物を買うのではなく、使い慣れ見慣れているからなのだ。若者と違って新しいものには飛びつきにくいのだ。
 
 長女が買ってきたレモンソープは8個入りで280円。すこぶる安い。Amazonや楽天ではもっと安く売っているので、とくに入手しにくいものではない。だからといって、送料まで払って通販で買うほどのものでもないが。
 
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