フリースクールやすづか学園物語

新潟県にある不登校生の居場所「やすづか学園」での毎日がここに・・・。
すたっふ・ひろたが綴ります♪

今年も盛り上がりました、収穫感謝祭!

2018年11月21日 22時40分58秒 | Weblog
 やすづか学園で2番目に大きなイベントである「収穫感謝祭」。
今日の日のために、生徒たちは毎日準備に取り組んできました。
 横断幕作り、文集作成、のし紙作成、看板作製、掲示物作成、そして当日振る舞うための「こんにゃく」に「お菓子」まで手作りで頑張りました。
(地域の方からいただいたかぼちゃを使い、パンプキンケーキを作り、きれいにラッピングしてご出席くださったみなさんにプレゼントするんです)
 朝から校内中を清掃し、会場をしっかりと整備し、ご参加下さる方々を迎える準備を整えました。

 会場は、こんな感じです。会場の横断幕はRくんの作品です♪
(テーブルに並んでいるのは、手作りののし紙を掛けたお餅のパックです)



 地域の方々からいただいた野菜です。

 厳しい冬を元気に乗り越えられるように…と優しい願いが込められた、日本一の野菜です。
今年の「野菜標語」は小5のSくんの作品です。

 朝から調理員さんたちも大忙し!

(本山さん、一番忙しいのに余裕の表情~)

 いよいよ、収穫感謝祭が始まりました。まずは、スライドを通して「2学期の生活」を振り返っていきます。




 それから、練習を重ねてきたバンド演奏です。これは、打楽器「カホン」です。Bくんは、人生初のドラムとカホンの練習を誰よりも頑張ってきました。上手だったよ!


 やすづか学園バンド、最高!!(^^)!


 それから、みんなでごちそうを楽しみました。会の終盤、保護者の方が前へ出て一言ずつ挨拶をしました。
「横浜出身ですが、安塚の人達は本当に温かいと感じる。支えて下さる皆様に感謝です」と、お父さん。
別の生徒のお母さんは「初めて学園に見学に来た時に、息子は『明日から寮に入る!』と決めてしまい、親は心の準備も出来ていませんでした。ですが、息子は明るくなり、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。
 また、ご都合がつかないお母さんの代わりに出席して下さったお祖父ちゃんは「家では孫の笑う顔を見ることはほとんどなかった。しかし、ここで孫はずっとニコニコ笑っている。大きな変化がありがたいです」としみじみ語っていました。

 たくさんの、たくさんの方々の優しさに支えられて成り立っている、このやすづか学園です。今日感じた感謝の気持ちをずっと忘れないよう、また新しい気持ちで進んで行きたいと思っています。

 みなさん、本当にありがとうございました。生徒のみんなも、よく頑張ったね!!
                           すたっふ・ひろ





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