グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

障がいのアーティストが生み出す「いのち輝くアート展」

2023-10-10 13:23:52 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)へのご対応もしています。

東京ビッグサイトで開催されていた東京国際福祉機器展のリアル展に行ってきました。(リアル展:9月27日〜29日/Web展:8月28日〜10月30日)。お目当ては50周年特別企画「いのち輝くアート展」。
この展示では、障がいのあるアーティストたちが生み出すアート作品がフォントやパターンとしてデザインされ様々な商品に活かされています。


▲本店のメイン展示「フクシ✖️デザイン=可能性〜産官学福の矯正で社会をつなぐ〜」


会場では、元の絵を描いた障がいのあるアーティストさんにもお目にかかれました。この方はコロナ禍で毎日検温するようになったことで、36.6という数字をたくさん書くようになったとか。実際にスケッチブックに描いたものを見せていただきましたが、本当に紙面いっぱいに無数の36.6が並んでいました。それをデザインしたシャツは色違いで2種。何だかとても楽しい作品に仕上がっていて、自分用に欲しくなったほど。
アーティストさんは自分の描いたものがシャツになったことの喜びを、満面の笑みで表現してくださいました。


▲36.6が一面に配置されたシャツ。黒地と白地の2種。


そのほかにも数字や文字、模様など、障がいのあるアーティストさんの作品を、デザイナーさんが上手に活用して作品や商品に仕上げています。
「いのち輝くアート展」は「フクシ × デザイン = 可能性」というテーマで一般社団法人シブヤフォントさんが運営協力。
(一社)シブヤフォントさんでは、障がいのある方などが描いた作品を活用して、専門学生がフォント化やパターン化し、「シブヤフォント」として公開しています。他にも「ご当地フォント」として、日本各地で生まれたフォントもあります。
「シブヤフォント」は個人利用なら無料や500円程度で利用できますし、相談すれば商用利用も可能だそうです。


▲各地のご当地フォントを紹介した日本地図


(一社)シブヤフォントさんでは、アートとデザインを通じて障がいのある方々の才能を引き出し、広く社会に発信しています
機会があればこれらのフォントやパターンを利用してみたいし、これからもその活動に注目していきたいと思いました。
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音声コード Uni-Voice(ユニボイス)の無料トライアルを実施しています。当社webサイト「お問い合わせ」から「音声コードのご相談、無料トライアルの申込み」にチェックを入れてお申し込みください。XSサイズ、または Sサイズ の音声コードを無料で作成いたします。
詳細は当社Webサイトの「無料トライアル 実施中」をご覧ください。

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六本木アートナイト2023 国立新美術館の先行展示

2023-05-23 10:53:33 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)へのご対応もしています。

今年も「六本木アートナイト2023」が開催されます!今年のテーマは『都市のいきもの図鑑』。六本木ヒルズやお向かいの国立新美術館ではすでにいくつかの先行展示が始まっています。
ということで早速観に行ってきました。

国立新美術館では鴻池朋子、築地のはら、うらあやか、しばたみづきなどのアーティストによる作品を展示されています。
中でも目を引くのが鴻池朋子の作品。ダイナミックで観ていると引き込まれるような感じがします。


▲「アースベイビー」


「アースベイビー」は巨大な赤ん坊の頭。表面が鏡に覆われていてキラキラしており、赤く今にも飛び出しそうな目。下には動物の皮。そんな巨大な赤ん坊の頭は畏怖の念さえ抱きます。


▲「皮トンビ」


「武蔵野皮トンビ」は、国立新美術館のガラスの壁面に大きく展示されている巨大な作品。その大きさには圧倒されます。
解説には『資本主義の下では商品化されない切れ端として捨てられる運命であった皮を用いて作られています』という記載もあり、人間と自然との関係性などへのメッセージが込められているようです。

開催場所は当社お向かいの国立新美術館のほか、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースなど。
開催日時は2023(令和5)年5月27日(土)10:00~5月28日(日)18:00ですが、コアタイムは 27日(土)18:00 ~ 28日(日)6:00。

さまざまなプログラムが用意されている六本木アートナイト。楽しみです。
公式サイトはこちら。→六本木アートナイト 2023


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3年ぶりの「六本木アートナイト」

2022-09-16 14:11:33 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
六本木の街に巨大なドラえもんが出現しています。東京ミッドタウン六本木の前に、国立新美術館の庭に、六本木ヒルズに。
3年ぶりにリアル開催される六本木アートナイトのバルーン作品です。


▲東京ミッドタウン(六本木)の前のドラえもん。高さは4mだそうです。


▲国立新美術館の庭には、5体のドラえもん!


開催場所は六本木の街のあちこちです。
当社のお向かい国立新美術館を初め、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、ほかに六本木商店街や公共スペースでも思わぬアート作品が見られるかも。

六本木アートナイト2022は、9月17日(土)~9月19日(月・祝)の開催。三連休は台風の影響が気になりますが、一部の作品は先行展示されています。
六本木アートナイト・デジタル【RAN TV】の配信もあります。
ぜひご覧になってみてください。
公式サイトはこちら。→ 六本木アートナイト

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国立新美術館 開門!

2020-06-11 13:49:01 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
国立新美術館がWebサイトで予告されていた通り、本日6月11日より再開しました。3ヶ月以上も閉ざされていた門が開いている様子には感慨深いものがあります。

東京ではアラート解除という話も出ています。営業制限も緩和されるのかもしれません。それでも当面は不安を抱えながらの生活が続いていくのでしょう。
コロナウイルスの影響で、私たちの暮らしている社会が持つ弱点があらわになった点も少なくありません。それを補強すること、間違っていたことを正すことは必要だと思います。

でも、それでも! 人の暮らしは一気には変わらないと思います。身を慎む方向ばかりではない、在り方があるように思います。社会、生活、暮らしのリ・デザインは緩やかに進めていければいいでしょう。アートには時代に先駆け、そのための手がかりやアイデアが潜んでいることがあります。

外出を避けている方も少なくないかもしれませんが、ぜひ六本木でアート体験をされませんか。そのための門は再び開かれましたよ。


門が開かれた国立新美術館


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森美術館3Dウォークスルー

2020-06-08 17:12:51 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
緊急事態宣言が解除されて、やはり街の中には人が増えています。その影響か否かはわかりませんが、コロナウイルスの感染が判明した人が増えています。こんな日が続いたらまた街から人の数が減ってしまうのでしょうか。

以前のブログで公共施設の再開について書きましたが、美術館関係はまだ再開に至らないようです。当社向かいにある国立新美術館は6月11日からの再開予定のようですが、この状況ではどうなりますやら。図書館に象徴される本とのアクセスは書店で代替ができます。というより書店が第一の場所ですね。一方、美術関係については美術館が最大のアクセスポイントでしょうから、休館が続いていて欲求不満が亢進されている方も少なくないのではないでしょうか。

というわけで、そんな方にむけて。六本木ヒルズにある森美術館では、コロナウイルス流行以前に開催され、その渦中で会期終了を迎えてしまった『未来と芸術』展が3Dウォークスルー特別展としてweb上で公開されています。さすが森美術館!会場をデジタル化する際のデザイン構成力にはさすがなものがあります。このデザインで定期的にデジタル公開をしてもらいたいものです。
今回のweb特別展は4月28日に公開が開始され、公開終了は6月30日が予定されています。
展示のポイントごとに展示企画者で森美術館顧問(前の館長さんです)、南條史生さんによる動画解説が再生されます。展示の意図を理解する糸口を得ることできて、いつもと違ったアートの体験ができるかもしれません。かくいう私も行こう行こうと思いながら美術館の展覧会には行けなかったひとりなので、このweb公開で大いに楽しませてもらっています。完全無料公開なので、好きなだけ何回でも繰り返し見ることができるのが最高です!
他にも「MAMスクリーン」シリーズの作品も期間限定で公開されていますよ。

まだ街に出て行くのは不安だと思いの方は、ご自宅で最先端のアートにひたってはいかがでしょうか。


グラフィックメイトの社窓から望む六本木ヒルズ。リアルな展示会も待ち遠しい


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片手袋研究入門

2020-03-09 10:30:51 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
『片手袋研究入門』という本をご存知ですか。面白そうなタイトルだと思いませんか。私も家人に薦められて知ったのですが、本当に面白い本なのです。

内容はズバリタイトルそのまま。街中や道路の端に落ちている片一方だけの手袋について、作者がその研究成果(?)をまとめた本です。ニヤニヤ、クスクスしながら読みました。
作者の石井公二さんは2004年以来、5000枚近くの写真を撮り続けてきたそうです。その写真に撮られた片手袋ひとつひとつの来歴に思いをはせ、共通点を見出し、元々の手袋の使用目的やそこにあった時の形態、状況などを考察し、分類方法を考案するなど研究と言えるのか言えないのかギリギリのところが数多くの写真とともに掲載されています。

分類の一例には、落ちているままに見える放置型と、落ちていた手袋を他の人が目立つ所に置いてあげたのではないかと思われる介入型という別があります。ここで感心したのが、「片手袋は一般的に落とし物として現れるが、一方で拾い物でもあるのだ」という指摘。ただもっともらしく語っているだけとも思えるのですが、その視角の異動にハッとさせられました。
実は、この本全体が“視角の異動”に貫かれたものです。2013年には、この成果が神戸ビエンナーレ「アートインコンテナ国際展」に入選、奨励賞を受賞しています。
日常にあるものを新たな視角から見ることで、異なる価値観を提示する。私が携わるデザインという仕事の基本中の基本でもあります。私もお客さまに、斬新な視角の変化を提案しなければと、気を引きしめるとともに、ちょっとユニークな提案もしていきたいなと思いました。

ところで、この本を薦めてくれた家人もつい最近手袋を落として片手袋の制作者になりました。はてさて、その片手袋は今どこでどうしているのやら。


残された片手袋

作者、石井公二さんのサイト『片手袋大全』のURLはこちらです。




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今年の冬もMIDTOWN ICE RINK in Roppongi

2020-01-09 16:42:39 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社のある六本木にはいろいろなアミューズメント・スポットがあります。そのなかでもこの時期恒例となっているのが、特設屋外スケートリンク『MIDTOWN ICE RINK in Roppongi』です。


▲都内最大級の屋外アイススケートリンク、『MIDTOWN ICE RINK in Roppongi』

Webサイトによると今回で11回目。都内の屋外スケートリンクとしては最大級、そのうえ本物の氷を使用しているリンクは期間限定の特設リンクとは思えないほどです。ただし、東京ミッドタウン裏手の芝生広場に設営されているため、少し風が吹いてくると体感温度が急激にさがります。逆に風がなく陽がさしていると、運動していることもあって汗ばんでくることになりますので、服装には少し悩みます。


▲午前中はかなり日陰。風がなければ滑りやすいコンディション⁉︎

夜のイルミネーションが強力プッシュされているので、夜に利用するならきっちり防寒したほうがよさそうです。
子どもが小さかった時には何度も利用していましたが、今や親といっしょの行動には見向きもしてくれません。そのうち友だちと来たりするのでしょうか。

アート系のスポット、イベントが多い六本木で身体を動かしてみませんか。
『MIDTOWN ICE RINK in Roppongi』は3月1日までの限定開催です。




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頼もしい新入りがやってきた

2019-09-30 10:45:16 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
このたび頼もしい新入りがやってきました。「高速印刷・高耐久性。グラフィック・アートのニーズに応える高画質PSプリンター」というキャッチフレーズのレーザープリンターです。「オフセット印刷機のCMYKシミュレーションが可能」でもあるので、これまでよりも、より印刷に近い色でカンプを出力できます。A3サイズもトンボ付きで出力可能、A4冊子の見開きも端が切れることなくお客様にご覧いただけます。


▲当社の頼もしい新入り、高画質PSプリンターを設置中


今日は当社の期末です。頼もしい新入り君と共に、来期も頑張ってまいります!

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『みんなのミュシャ』 みんなも見なきゃ

2019-07-17 10:43:18 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
7月13日から、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ    線の魔術』という展覧会が開催されています。
美術史的に紹介すると、アルフォンス・ミュシャはアール・ヌーヴォーを代表する芸術家ということになります。多くの方が、どこかでミュシャ自身の作品をご覧になったことがあるではないでしょうか。
ですが、それだけではなく、その後のグラフィック・アートへ残した多大な影響にグラフィックデザインに携わるものとして深い感銘を受けます。この展覧会でもミュシャの作品の他に、その影響を受けた作品が多数展示されているそうです。「あっ、こんな作品も影響を受けていたんだ」という発見が必ずあると思います。
新しさが求められるグラフィック・アートの“表現”の中に潜む、ミュシャの“線”を探してみてはいかがでしょう。面白いと思います。



『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ    線の魔術』は2019年9月29日まで渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中です。

ちなみに、角川新書から、『ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー』という本も最近出版されています。


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六本木アートナイト2019

2019-05-23 10:37:32 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今年もこの季節がやってまいりました。六本木アートナイト
当社に素晴らしい借景を提供してくれている国立新美術館、森美術館を擁する六本木ヒルズ、サントリー美術館がある東京ミッドタウンを中心に、六本木の街中を美術館に見立てたアートイベントです。
期日前からそこここで展示の準備が始まったり、期日前からの展示があったりと、街の体温も少し上昇しているような気がします。

写真の巨大な球体は、『RedBall Project』という展示です。これまで多くの国で展示されてきたそうです。ゴムでできたこのボールは寄りかかると、ほどよい反発力で押し返してきてくれます。おそるおそる手を伸ばして、その感触を確かめているお子さんがいるかと思えば、全力で突進して跳ね返される姿を展示係のスタッフに撮影してもらっている中年男性の姿もありました。
この赤い玉は、六本木アートナイトの終了まで毎日移動しながら六本木の街のどこかに<挟まり込んで>いるそうです。


▲六本木の街なかを一週間に渡って巡回する「RedBall Project」


国立新美術館では、「みんなで集めよう」という展示もされていて、当社社窓からもカラフルで楽しげな景色が見られます。さてその正体は?


▲国立新美術館の正門チケットブース横に展示されている「みんなで集めよう」




▲カラフルなアートの正体はプラスチック製のカゴ、お皿、鍋などなどなど


この週末は天気も良いようです。夜の街を散策するのもいいかもしれません。皆さんも六本木へいらっしゃいませんか。
六本木アートナイト2019は、2019年5月25日(土)、26日(日)の2日間の開催です。
プログラムはこちら。

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こいのぼり群舞

2019-04-22 10:42:49 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。

六本木の東京ミッドタウンではカラフルな鯉のぼりが数多く舞っています。最近は住宅事情もあって、それぞれのお宅に鯉のぼりが飾られることが少なくなっていますが、その代わりに公園など広い場所で鯉のぼりの群舞(群泳?)を見られることが増えているようです。



▲カラフルな鯉のぼりの群舞(群泳?)

端午の節句と言えば、鯉のぼり、金太郎、柏餅と思っているので、この時期に鯉のぼりを見ると自然に頬が緩んで、ついついお手軽にコンビニで柏餅に手を伸ばしそうになっています。
東京ミッドタウンの鯉のぼりは「アートこいのぼり」として、国内外のさまざまなアーティストやデザイナーによるオリジナル鯉のぼりだそうです。その数約100体!ユニークでイマジネーションにあふれる鯉のぼりが泳いでいます。


▲ユニークさピカイチ!「まぐろのぼり」


▲海外のデザイナーさん、作家さんの作品。


MIDPARK OPEN THE PARKのページには「アートこいのぼり」の各こいのぼり紹介リンクもあります。
人によっては10日間という大型連休、六本木の鯉のぼり見物もいかがでしょうか。

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港区 障害者アート展【語り合う色 よりそう形】

2019-03-04 11:39:26 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社向かいの国立新美術館の1階ロビーでは、「地域で共に生きる障害児・障害者アート展」として、【語り合う色 よりそう形】という展示会が行われています。これは港区主催で「重度障害児を対象とした事業や区内の障害者施設等で制作した作品」を展示しています。
障害者アート展 チラシはこちら(PDF:3,117KB)


▲1階ロビーで開催の障害者アート展【語り合う色 よりそう形】


▲ダンボールを使って立体的に作られた「夜のレインボーブリッジ」


▲左「指で描く春」  右「シマウマ」


ここ港区では定期的に「障害者アート展」が開催されていて私も何度か足を運んでいますが、全国でも各地で同様の展示会が開催されているようです。
2020年のパラリンピックを控え、パラスポーツを体験・紹介しているCMや番組を見る機会も増えましたが、文化面でもこういう展示会が催され作品を鑑賞できるのは素晴らしいことだと思います。
会期は3月11日の月曜日まで、どうぞご覧になってみてください。

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デザインは遍く潜む?! #3 仙台万華鏡美術館

2019-02-18 11:51:08 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
先日、仙台万華鏡美術館に行ってきました。宮城県・秋保温泉郷の入口にあり「実際に見て触れて、万華鏡を作ることも出来る」体験型ミュージアムということです。

「万華鏡」といえば「子どものおもちゃ」というくらいの知識でしたが、見てびっくりです。まさに芸術品、すばらしいアートでした。
手にとって中を覗く筒状のものはもちろん、自分で動かしながら見るもの、人形の頭から覗き込むもの、顔を入れて自分の顔が何重にも映し出されるもの…などさまざまです。


歴史を感じる一品。自分で動かすことで美しい世界が広がります。


公園のベンチに座っている老夫婦? 後ろから二人が手にしている光の玉を覗きます



花の台を動かしながら筒を覗くと…


中にはまた別の花の世界が。

他にも、万華鏡の歴史や貴重なアンティーク作品なども展示されていて、予想以上に楽しむことができました。

展示のあとには万華鏡制作を体験しましたが、なかなか思ったような配色や見え方にならずに難しかったです。鏡の質や組み合わせによっても見えかたがまったく違ってくるそうで、展示されていた芸術品はどれほど計算されて作られたことでしょう!ここにもまたデザインが潜んでいました。


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「第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」開催中

2018-06-18 10:44:03 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
お向かいの国立新美術館を中心に「第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催中!業務の合間にちょっと覗いてきました。受賞作品展は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門です。


▲港区六本木の国立新美術館では「第21回 文化庁メディア芸術祭」開催中

国立新美術館では同時にルーヴル美術館展も開催されていますが、私が行った時にはメディア芸術祭の方が混んでいたような感じです。会場ではいくつもの言語が飛び交っていました。
印象に残ったのが、エンターテインメント部門で優秀賞を受賞した『PaintsChainer』。

アップロードした線画をAIが自動着色してくれるウェブアプリケーション。キャラクター付けされた着色スタイルが3種類用意されています。会場では気付かなかったのですが、サービスしているサイトを見ると、ラフな絵や写真を線画としてクリーンアップしてくれる機能もありました。しかも線画のタッチも2種類。会場ではタブレットでデモ画面を見ることができました。それにしてもAIの進化恐るべし。遠からず、丸や四角、三角などの形を配置してだけで、ポスターやフライヤーのレイアウトを自動生成してくれるAIが登場するのではないでしょうか。そんなAIとどのように付き合っていくかが、当たり前のことながらこれからのデザイン業の課題ですね。

マンガ部門の展示スペースでは受賞作品と審査委員会推薦作品の全巻を自由に読めるようになっていて、人だかりができたいました。
その中で目を引いたのが、新人賞受賞の『バクちゃん』。初出がWebで左から右に読んでいくスタイルでした。日本のコミックはWeb,紙媒体問わず右から左へ読むスタイルが一般的です。作者は名前を拝見する限り日本をルーツに持つ方のようですが、カナダ在住だそうです。やはり住んでいる環境が作品のデザインに影響を与えるものなのでしょうか。一瞬、違和感を感じるレイアウトも作品テーマを伝える手段になっているように思えました。ぜひご一読を。
それにしても、それぞれのマンガ作品の内容について、もう少しわかりやすい説明の展示があってもいいのではないでしょうか。
マンガ部門大賞受賞作『ねぇ、ママ』の作者、池辺葵さんは『プリンセスメゾン』以来の推し作家です。


▲マンガ部門の大賞は池辺葵さんの『ねぇ、ママ』


▲アニメーション部門の大賞は片渕須直監督の『この世界の片隅に』。パイロット版上映も


▲エンターテインメント部門では株式会社タミヤの田宮俊作氏が功労賞を受賞!


会期は6月24日までです。





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六本木アートナイト!

2018-05-25 10:49:37 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社のある六本木では、今週末に「六本木アートナイト」が開催されます。すでにお向かいの国立新美術館では準備が整っているようなので、イベントに先立ち見学に行ってきました。
国立新美術館のメインプログラムは、鬼頭健吾氏による「hanging colors」「broken flowers」。「hanging colors」はカラフルな布の滝をイメージしているそうで、日中はこんな具合です。


東京都港区六本木の国立新美術館を外から見たところ


美術館の内側から見ると外光でとてもカラフル

夜はライトアップされるのでしょうか、カラフルでさぞ美しいことでしょう。
「broken flowers」は5,000個ほどの鏡を敷き詰め、花の映像を投影するそうです。


「アートナイト」の夜にはどんな花が咲くのでしょうか。


他にも、アール・ブリュット&障がいがある人の作品展「共生のエレメントー Dreaming ART Night」や「こいのぼりなう! 須藤 玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤 精一によるインスタレーション」、オノ・ヨーコさんが書のパフォーマンスで描いた作品「夢」などの展示があり、これらはすでに観ることができます(無料です!)。


たくさんのこいのぼりを観ながら風、音、光を感じられる空間です

5月26日「六本木アートナイト」の夜は22時まで開館とか。金曜日の今日は20時まで開館なので、混雑が苦手な方は今日の来館もオススメです。





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