グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

サイズを落とさず写真を送る

2020-08-24 14:32:26 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
一般的な印刷物に使用する画像は、通常300〜350dpiが推奨されています。最近のスマートフォンは解像度など気にしなくてもかなり高画質で撮影できるので、印刷物に使用することも十分に可能です。ただそれを送信するときには注意が必要です。

1、メールに添付では「実際のサイズ」で送る。
2、LINEで送ると画像サイズが小さくなるので注意。
3、画像の枚数が多い時は、画像転送サービスやクラウドサービスを利用する。



1、メール添付では「実際のサイズ」で送る

撮影した写真をスマートフォンからメール添付で送信しようとすると、
「このメッセージのサイズは●MBです。イメージのサイズを以下のいずれかに変更すると、メッセージのサイズを小さくできます」
と出てきます。このときは「実際のサイズ」のままで送ってください。


▲メール添付で送信するときにはサイズ変更できるが「実際のサイズ」のままで送る

大きな画像は後から小さくすることができますが、小さな画像は後から実際のサイズに戻すことはできません。表紙で大きく使う、本文で小さく使う、など用途によって必要な画像サイズは異なりますが、まずは「実際のサイズ」で送ることをおすすめします。あまりに重い画像の時は、送信するお相手にご相談を。


2、LINEで送ると画像サイズが小さくなるので注意

PTA広報誌制作をしていると広報部員同士LINEで連絡を取り合うことが多く、画像もLINEでやり取りする方がいます。これもちょっと待った!
LINEは本人がサイズ変更をしなくても、自動的に画像サイズを小さくしてしまうのです。せっかくいい写真なのに印刷したらボヤッとしてしまってはなんとも残念。LINEで送られてきた場合は、元画像をメールで送り直してもらいましょう。


3、画像の枚数が多い時は、画像転送サービスやクラウドサービスを利用する。
送る枚数が多い時は、データ便やギガファイル便などを利用すると画像サイズを保持したまま送れます。Google driveや OneDrive などのサービスも画像サイズを損なうことはありません。ただ慣れていないとちょっと使いづらいかもしれません。
その辺りは改めて記事にしたいと思います。


せっかく撮った写真、クリアな状態で掲載したいですね!

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【デザインのコツ】読者を想定する

2020-08-17 13:10:45 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
会社案内、学校案内、サービス案内などさまざまなパンフレットがあります。広報担当の方など、自分がパンフレットの制作側になったときは誰に向けたパンフレットなのかをしっかり想定する必要があります。

それは誰が読者ですか?
その読者はどんな方ですか?どんな状態の方ですか?
そのパンフレットは読者の立場で作られていますか?

例えばサービス案内なら「サービスを受けたい」と思っている人が読者です。その「読者」の立場に立って作られているのが良いパンフレット、ユーザビリティの良いデザインです。

ある「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」のパンフレットが目にとまり何気なく手に取ったところ、「読者をどう想定しているんだろう?」と思うデザインでした。

「サービス付き高齢者向け住宅」のパンフレットを見るのは誰か?
  この住宅に入ろうとされる高齢の方。
  あるいはそのお子さん。
    →10代20代というより40代以降の方が多いはず。

いずれにしても老眼世代であることは容易に想像がつきます。
にも関わらず、文字が同系色の背景の上に乗っていたり文字が小さかったり、あるいはやたらと文字に影をつけたりして読みづらいデザインになっていました。
もちろん料金や支援サービス、部屋の間取りなどは載っているので内容に不備はないのでしょうが、もう少し読者の立場に立ったデザインが必要です。

このパンフレットの読者は誰か。
からもう一歩踏み込んで
どういう状態の人か。
まで考えてデザインするべきです。



きれいなもの、人目を惹くものを作るだけがデザインではありません。
読者の立場に立って、使いやすいもの=ユーザビリティに配慮したものを作るのもデザインです。

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色校正のチェックポイント【初心者向け】

2020-08-12 11:00:25 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
紙媒体の印刷物では、多くの場合「色校正」を行います。社内報の担当になったばかりの方やPTA広報委員の方など、印刷物制作経験の浅い方向けの「重要チェクポイント」をご紹介します。



「色校正ってどこをチェックすればいいの?」とクエスチョンマークが浮かぶ方は、まずは以下の3点をチェックしましよう。

1、 正しい色になっているか。
2、 読みやすい色になっているか。
3、 きちんと表示されているか。

写真の明るさや用紙による刷り色の変化など、他にもチェックポイントはありますが、この3つを押さえておけばひとまず安心です。

1、正しい色になっているか。
企業や学校のロゴやマークの色、製品パッケージの色など、色そのものが重要なものがあります。それらの色が正しく再現されていますか。
色校正で、赤が青になってしまうようなことはまずありませんが、赤が茶になってしまうようなことはあり得ます。データが誤ってRGBで作成されていたためにCMYK変換をしたら色が変わっちゃった〜はありがちです。

2、読みやすい色になっているか。
文字の色が薄すぎたり、背景との色の差がなさすぎたりして読みにくいところはありませんか。
PDFデータで確認していると、読みやすいサイズに拡大することができるので、少々読みにくい色やサイズでも読めてしまいます。しかし実際の印刷物になるとそうはいきません。原寸でもきちんと読めますか。

3、きちんと表示されているか。
データでは表示されていても印刷すると消えてしまうことがあります。よくあるのは、データが「オーバープリント」の設定になっていたために印刷されない、あるいは色ムラになるという症状です。これはデータ作成の問題ですが、パソコン画面では見えているのでデータでは見落とすことがあり、色校正での確認が重要です。

文章や内容は入稿までにしっかり確認し、色校正では「どう印刷されるか」を確認しましょう。

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本という形

2020-08-03 11:50:55 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
電車の中で本を読んでいたら、「こんにちは!」と声をかけられました。本から顔を上げると、娘の小・中学時代のお友達が立っていました(今は別々の高校に通っている男の子)。
「僕もその本、英語版を読んでるんです。学校の課題で」とのこと。実は娘も学校の課題で英語版を読んでいて、「けっこう面白いよ」というので私は翻訳版を読み始めたのでした。そんな話をしながら一緒に帰る形になりましたが、本のこと以外にも学校の様子や中学時代のお友達の近況などいろいろ話してくれ、楽しいひとときとなりました。

これがもし電子書籍だったらどうだっただろう?ふとそんなことを考えました。彼は私に気づいただろうか?声をかけてくれただろうか?



きっと彼は、私が「本」という形のあるものを手にしていることで、
・表紙のデザイン(ブックデザイン)で自分が読んでいる本だとわかった。
・共感が生まれた。
・会話のきっかけを発見した。
のではないでしょうか。

本には他にも様々なメリットがあります。
・デバイスが不要。
・全体のどの辺りを読んでいるかを把握しやすい。
・家族や友人に貸しやすい。
・紙の手触りや匂いなど五感で読んでいることを感じる。
・etc

もちろん電子書籍には電子書籍のメリットがあります。
でも、本という形で読んでいたからこそ、こんなひとときを過ごせたのだと思います。

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