グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

受講「著作権超入門」

2018-07-30 08:21:07 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
ブログを書いていると、他の方のSNSなども気になってしまいます。あれ、この写真大丈夫かな。この表現、引用と言えるのだろうか?…と思うことが少なくありません。仕事柄、著作権は常に意識していて、自分のブログで使用する表現や写真には十分に気を配っているつもりなのですが、実はそこに法的な根拠があるのかと問われると、自信をもって肯けるわけではありません。
先日、著作権に関する専門家として著名な福井健策弁護士による「著作権超入門ーここまでOK、ここからNG」という講座があったので受講させていただきました。
それにしても福井先生のお話のうまいこと!まるで講談でも聞いているのかという感じでした。わずかな時間だったのですが、「どんなものに著作権が生じるのか」「著作権がない情報」など、表と裏からレクチャーをしていただきました。中でも、これは!と思わされたことが……。
① スナップショットにも著作物と考えられることがある
② 公衆送信権は要注意
③ 著作権は譲渡可能
④ 引用は公表作品のみが対象
⑤ ちょっとした映り込みなら、あのねずみの会社も恐れずに足りず
などなど。

著作権侵害の事例として紹介された、「スイカ写真事件」には被告側の弁明も含めて笑わせていただきました。最後には質問にもお答えいただき、非常に勉強になりました。それでも、90分という時間では著作権に関する知識のさわりのさわりということで、更に勉強したい人にはと、以下の2冊の本を紹介されました。関心のある方はお手にとってみてください。
18歳の著作権入門
著作権法入門第2版

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製本不備

2018-07-23 11:20:18 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
毎月発行の広報誌制作をしています。印刷には短納期が可能な印刷通販を利用し、当社から入稿してクライアント様に直接配送してもらっています。先日制作した分がそろそろ納品されるころ…と思っていたら、クライアント様から製本不備があったというご連絡が入りました。「製本箇所が裂け、針が取れているもの、取れかかっているものが多数…」とのことでしたので、すぐにお伺いし状態を見せていただきました。


▲ホチキスの針がとれかかっています


▲納品された箱の中にはとれた針が落ちていました


その日に発送の予定で短納期印刷で進めていたのに、これでは発送どころではありません。
すぐに印刷会社に電話をしましたが電話はなかなかつながらず、Webフォームからの問い合わせメールに帰ってきくるのはもちろん自動返信メールです。ようやく電話がつながり、とにかく大至急印刷し直してくれるよう依頼しました。
印刷会社のほうでは速やかに再印刷・再納品を手配してくれたのですが、なぜこのようなことになったのかはわかりません。センサーの不調と思われる、とのことでしたが、印刷から梱包・発送まで、人の目にふれずに機械だけで進んでいくのでしょうか。何よりも、連絡がなかなかとれなかったことが大きな不安となりました。

クライアントさんからは「グラフィックメイトさんのせいではありませんから。刷り直しの対応をありがとうございました」と言っていただきましたが、発送が遅れてしまったことを大変申し訳なく思います。自分たちの努力だけでは避けられない事故ではありますが、再発防止を心がけていきたいと思います。

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著作物を引用する

2018-07-17 11:42:43 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
広報誌制作の際などに、他で発表されたもの…つまり著作物を引用するにはどうされていますか。
広報誌や社内報だけでなく、社史や年史、あるいはブログなどでもそうですが、「引用」であれば著作権者の許可なしで制作物に使用することができます。ただし、
・引用部分がそれ以外の部分に対して「従」の関係であること
・カギ括弧などで引用部分を明確にすること
などの条件があります。条件を満たしている場合でも何から引用したのかが分かるよう、引用元は明記しておく必要があります。
【出典:グラフィックディレクター 大里早苗ブログ】という具合ですね(引用されるくらいになれば嬉しいですねぇ)

地図や図表、設計図などにも著作権があります。そういったものを掲載する場合は「引用」でなく「転載」となることが多く、著作権を保持しているところに許可を取る必要があります。
使用許可を取る必要があるのか、どこに許可をとったらいいのか…等々が不明な場合は、東京都知的財産総合センターに相談してみるのもいいかもしれません。

当社では著作物使用のための許可申請などのお手伝いも致します。お気軽にご相談ください。

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「紙」の概念を打ち破る!

2018-07-09 12:16:16 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
先日「竹尾ペーパーショウ」に行ってきました。
紙を細くスリットし撚った、まるでレース糸のような紙。世界中の土や藁、竹などを混ぜ合わせることで様々な色合いとなった和紙「土紙」。「ハレの段ボール」と名付けられたカラフルな段ボール。風もないのにひとりで起き上がる「動紙」…。会場には「紙」の概念を打ち破るようなさまざまな紙が展示されていました。


▲まるでレース糸のような紙


▲様々な色合いの「土紙」


▲カラフルな段ボール


コストの問題はあるでしょうが、このような新しい製品も視野にいれつつ、デザインのご提案をしていけるようにしたいと思います。






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使いやすい写真

2018-07-02 10:38:50 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
社史や年史、社内報などでインタビュー記事を掲載することがあります。この時の撮影をプロのカメラマンさんにお願いできない場合は、関係者による撮影となることでしょう。カメラの選び方や撮影のための設定について、などはカメラマンさんにお任せするとして、撮影された写真を使ってデザインする立場から「使いやすい写真」についての覚え書きです。

インタビューをする場所としては屋内が多いと思いますが、その場合はやはりフラッシュの使い方に注意が必要です。暗いからといってフラッシュをたいてしまうと顔周りに影が黒く出てしまいがちです。できるだけ外光を取り入れ、顔を明るくするのがいいのですが、天気の悪い日や日暮れ以降ではそれも難しいですね。その場合は室内の光源の位置を意識して、少しでも顔が明るくなるように撮影するとよいでしょう。屋外での撮影時には顔に葉陰などが落ちないように注意します。

顔の向きは一方からでなく、右側から、左側から、角度を変えて撮影してあると良いです。紙面のどこにレイアウトするかによって使いやすい顔の向き、というのがあります。大まかにいうと、顔が紙面の中央を向くようにレイアウトする方が読者にとっては自然に見えるのです。それも真横を向くのではなく、30度あるいは45度くらいの角度で中央を向いているとよいでしょう。もちろん顔の周りに余白をとっておくことも忘れずに。トリミングする際には余白がないとトリミングがしにくいのです。

被写体のかたが目をつぶってしまったり、急に動いてぶれてしまったり、ということもあるので、何度かシャターをきっておくといいですね。
ちょっと気をつけるとレイアウトに使いやすい写真になります。どうぞお試しください。

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