グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

デザインソフトのお試し利用

2018-06-22 10:59:55 | PTA広報委員の覚え書き
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
 
昨年度、娘の学校のPTA活動で、広報委員を務めました。
今年度はお役御免となり次の方に引き継ぎましたが、引き継ぎのときに「広報誌の制作にはどんなソフトを使ったらいいか」という質問がありました。
私は仕事でAdobeのデザインソフトを使用しているので、広報誌制作もIllustrator や Photoshopを利用しましたが、デザインソフトはお持ちでない方のほうが多いでしょう。最近の印刷通販ではMicrosoft Officeで作成したものもPDF変換すれば入稿可能なところも多いので、利用する印刷通販会社のWebサイトなどをご覧になってみてください。

さて、今年度の広報委員の方は「Illustratorでやってみようかな」とのこと。「やってみようかな」の場合には、デザインソフトのお試し利用の方法がありますよ。

1)Creative Cloud 体験版の利用
Illustrator や Photoshopほかクリエイター向けの各種ソフトがつまったCreative Cloud は、7日間の無料体験期間があります。この期間に使ってみて「いける!」となってから購入というのがいいかもしれません。最新バージョンが使えます!

2)Kinkos の利用
コピーやプリント、オンデマンド印刷サービスを行うKinkos では「店頭PCレンタル」というサービスがあります。ここではPCにインストールされているソフトが利用でき、店舗によっては Illustrator や Photoshop もインストールされているようです。レンタルPCの利用にはある程度の費用がかかること、店舗やPCによってアプリケーションのバージョンが異なること、などにはご注意ください。でも「7日間」という縛りがないのはいいですね。

そして。「やってみたけどやっぱり自分では大変…」という場合には、ぜひグラフィックメイトにお声がけくださいね。




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「第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」開催中

2018-06-18 10:44:03 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
お向かいの国立新美術館を中心に「第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催中!業務の合間にちょっと覗いてきました。受賞作品展は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門です。


▲港区六本木の国立新美術館では「第21回 文化庁メディア芸術祭」開催中

国立新美術館では同時にルーヴル美術館展も開催されていますが、私が行った時にはメディア芸術祭の方が混んでいたような感じです。会場ではいくつもの言語が飛び交っていました。
印象に残ったのが、エンターテインメント部門で優秀賞を受賞した『PaintsChainer』。

アップロードした線画をAIが自動着色してくれるウェブアプリケーション。キャラクター付けされた着色スタイルが3種類用意されています。会場では気付かなかったのですが、サービスしているサイトを見ると、ラフな絵や写真を線画としてクリーンアップしてくれる機能もありました。しかも線画のタッチも2種類。会場ではタブレットでデモ画面を見ることができました。それにしてもAIの進化恐るべし。遠からず、丸や四角、三角などの形を配置してだけで、ポスターやフライヤーのレイアウトを自動生成してくれるAIが登場するのではないでしょうか。そんなAIとどのように付き合っていくかが、当たり前のことながらこれからのデザイン業の課題ですね。

マンガ部門の展示スペースでは受賞作品と審査委員会推薦作品の全巻を自由に読めるようになっていて、人だかりができたいました。
その中で目を引いたのが、新人賞受賞の『バクちゃん』。初出がWebで左から右に読んでいくスタイルでした。日本のコミックはWeb,紙媒体問わず右から左へ読むスタイルが一般的です。作者は名前を拝見する限り日本をルーツに持つ方のようですが、カナダ在住だそうです。やはり住んでいる環境が作品のデザインに影響を与えるものなのでしょうか。一瞬、違和感を感じるレイアウトも作品テーマを伝える手段になっているように思えました。ぜひご一読を。
それにしても、それぞれのマンガ作品の内容について、もう少しわかりやすい説明の展示があってもいいのではないでしょうか。
マンガ部門大賞受賞作『ねぇ、ママ』の作者、池辺葵さんは『プリンセスメゾン』以来の推し作家です。


▲マンガ部門の大賞は池辺葵さんの『ねぇ、ママ』


▲アニメーション部門の大賞は片渕須直監督の『この世界の片隅に』。パイロット版上映も


▲エンターテインメント部門では株式会社タミヤの田宮俊作氏が功労賞を受賞!


会期は6月24日までです。





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このデザイン、360度から見てみたい

2018-06-11 11:53:26 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
会社近くに「Mercedes me」というカフェ&ギャラリーがあります。これは「車に興味のなかった人たちにもメルセデスベンツを知ってもらいたい」という目的でオープンされたそうで、小さくてかわいいのから大きくて頑丈そうなのまで、さまざまな車種が入れ替わりに展示されています。デザインや色も美しく、思わず足を止めてしまうこともしばしばです。
そして併設されたイベントスペース「NEXTDOOR」では、ただいま本格オフロード体験イベント「G-Class Experience~#StrongerThanTime~」が開催中!


▲港区六本木の「Mercedes me NEXTDOOR」ではオフロード体験イベント開催中


最大傾斜角45度のブリッジ、鉄の凹凸の悪路モーグル&バンク、最高地点約9mのマウンテンクライムなどのセクションがあり、これらのセクションをGクラスに試乗して体感できるのです。(*スタッフの運転による同乗試乗)



▲急勾配を乗り越えるGクラス


狭い敷地に配置されたセクションのデザイン・レイアウトをぜひ俯瞰からも見てみたいものです。下から見上げる視点からでも面白いかもしれません。このデザイン、360度から見てみたいものです。




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原稿は1つだけ

2018-06-01 11:18:44 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
6月初日の社窓は素晴らしい青空と爽やかな風! まるで高原のようです。


▲東京都港区六本木のデザイン会社 グラフィックメイトの社窓からの眺めです。

社窓は高原のようでもここは事務所。粛々とお仕事をしなければなりません。広報誌制作用に次々と原稿も届いています。
届いた原稿を確認すると、1つのコーナー用にWordとExcelのデータがありました。Wordに表を貼り付けてあり、その表も作成してほしいとのご依頼です。
表を作成するためにはWordだけでなくExcelもいただいたほうが作業がスムーズなので、Excelのご提供もお願いしています。それでExcelを参照しながら表をデザインしたのですが…WordとExcelの内容が違っていたのです。「Excelを元に作成しました」と提出したところ「Wordのほうが正しいので修正を」とのお返事。ああ!

原稿が複数あることでの混乱はときどき発生します。特にExcelではシートを分けて複数バージョンある場合もあります。原稿作成をされた方は改訂した履歴を保存しておきたいのでしょうが、制作する側で必要なのはただ1つの原稿です。Excelを開いたときに最初に出てきたシートのデータでデザインした結果、「それでなくて別シートがあるのでそちらで」と言われると大いに落胆します。

第三者が見て混乱することのない、必要なデータのみをお送りいただけるとありがたいのです。制作スケジュールに遅延を生じさせないためにも、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


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