グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

MUDアドバイザー認定!

2020-10-28 12:39:18 | ユニバーサルデザイン
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
先日MUD教育検定を受験し、2020年10月26日付で「MUDアドバイザー」の認定を受けました!


「ユニバーサルデザイン(UD)」は聞いたことがあるけど、「メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)」って??という方が多いかもしれません。
MUD(メディア・ユニバーサルデザイン)とは、メディアにおける以下のような手法です。

MUD協会Webサイトより
MUD(Media Universal Design)とは、さまざまな情報が高齢者・障がい者・色覚障がい者、外国人などにも、見やすく、伝わりやすくするための配慮手法です。

社会にはテレビや新聞・雑誌・書籍、WebサイトやSNSなどの視覚メディアがあふれていて、我々は情報の87%を視覚メディアから得ていると言われています。しかし視覚からの情報受信にハンディキャップのある方が、実はかなりいらっしゃるのです。

ロービジョンの方、色覚障がいのある方、そしてこれからますます増える高齢者。
難しい漢字表現では理解しにくい小さな子どもや外国の方。
そういった方たちも含めてより多くの方に、必要な情報を正確に伝えることがとても重要になっています。

デザインの仕事に携わるものとして、これらの方々にもきちんと情報を伝えたい。そのためにはどういうことに配慮したら良いの? ユニバーサルフォントを使えばそれでいいの? 色は? 文字のサイズは?
具体的な手法を模索する中、本検定を受けたことは大変勉強になりました。

今回アドバイザーに認定されたことを機に、健常者にもハンディキャップのある方にも公平に情報をお届けできるような、ユニバーサルなメディアデザインをご提案していきたいと思います。

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医学書デザイン【膵癌取扱い規約】

2020-10-23 16:25:37 | ブックデザイン
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
金原出版株式会社さんの「膵癌取扱い規約 第7版 増補版」の表紙をデザインさせていただきました。
「取扱い規約」のシリーズは、クリアな白い背景にデフォルメした臓器をあしらい、はっきりした帯の色で他の規約との区別もつきやすいようデザインしています。


▲金原出版株式会社「膵癌取扱い規約 第7版増補版」

『大幅な改訂が行われた第7版をさらにアップデートした増補版』として最新情報が追加された「第7版増補版」。関係各位、ご興味のある方はぜひご購入ください。金原出版さんのWebサイトからも購入できます。

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広報委員の撮影術2【室内編】

2020-10-19 10:12:20 | PTA広報委員の覚え書き
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
ある座談会の撮影に行ってきました。室内での座談会やインタビューなどの撮影は、屋外撮影とはちょっと勝手が違うな、と思いました。
そんなときは広報委員の撮影術に加え、こんな方法も取り入れてみてください。

・自然光の入る部屋で日中に撮る
・フラッシュをたかない
・連写や動画も活用する
・三脚を活用
・動き回れるスペースを確保する


自然光の入る部屋で日中に撮る
周囲が明るい方がいいのは説明するまでもありませんね。でも「室内なら照明をつければ夜でも大丈夫」というわけではありません。照明と自然光を比べれば、だんぜん自然光のほうがきれいに撮れます。そのためには日中、自然光の入る明るい部屋で撮影するのがオススメです。でも天候や時間帯が必ずしもベストな状態とは限りません。照明は必要に応じて使用しましょう。

フラッシュをたかない
理想的な時間や場所が困難で、どうしても室内が暗い場合もあります。でもできるだけフラッシュは使わない方が良いでしょう。人物の撮影にフラッシュを使うと顔の凹凸で黒い影が出てしまいがち。これはあとからの補正がやっかいです。全体が暗い方がまだ補正がしやすいのです。
どうしても暗さが気になる場合はフラッシュ無しとフラッシュありの両方で撮っておくと安心です。

連写や動画も活用する
人の顔を撮影する場合も連写や動画は強い味方です。
座談会やインタビューでは、話しているときのほうが表情が豊かで良い写真が撮れます。でも話に熱が入って身振り手振りをしたり、まばたきの瞬間に目をつむったり…人間はけっこう動いているものです。そんなときも連写や動画で撮影しておくと選択肢が広がりより良い写真を選ぶことができます。
動画を静止画として使うにはスクリーンショットなどで切り取ります。

三脚を活用
三脚を用意しておくのもオススメです(私はスマホ用カメラスタンドでなく普通の三脚を使用しました)。
今回は座談会だったので後から話の内容を書き起こす必要もあり、三脚にスマホをセットしてずっと動画を撮っていました。三脚にセットしておくことで手ブレのない映像も撮れましたし、途中で三脚ごと持ち上げて上から見下ろすようにして全員を撮ることもできました。自分が背伸びをして撮るよりも高いところから撮ることができ、一味違った写真になりました(自画自賛)!

おまけ:動き回れるスペースを確保する
普通これは問題ないと思いますが…今回の座談会は部屋が狭いうえにいろいろなモノが所狭しと置いてありました。座談会用のテーブルの上はモノをどかしていただいたのですが、床にもモノが置かれていたのが盲点でした。カメラマンが動きにくく同じ方向からの写真になりがちでした。そして背景にも関係のないモノが写ってしまったり。
撮影する位置をイメージして、動きやすいスペースを確保しておくことが必要だと思いました。


そのほか、「広報委員の撮影術」にも書いた以下も参考にしていただければと思います。
・ズームし過ぎない
・被写体の周囲に余白を取って撮影する
・縦、横両方の写真を撮る
・後ろ姿や「雰囲気もの」も撮影しておく

室内でもできるだけきれいな、明るい写真を撮影したいですね。
*プロのカメラマンさんの撮影術とは異なります。PTA広報誌や社内報など用にシロウトさんがスマホで撮影する場合のポイントを、デザイナーの立場としてご提案するものです。

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適切なフォントサイズ

2020-10-04 22:44:37 | ユニバーサルデザイン
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
印刷物やWebサイトを制作する際に適切なサイズのフォントを使っていますか?

フォントサイズとは
「フォントサイズ」とは文字の大きさのことです。
フォントは書体のことで、リュウミン、新ゴ、MS明朝など、さまざまな種類があります。フォントサイズの表し方にはポイント(pt)級(Q)があります。
文字のサイズを指定するとき、一般のPC環境やアプリケーションではptが使われています。でも印刷業界では主にQが使われてきました。1Qは0.25mm、つまり4Qで1mm。冊子や本などのサイズやマージンなどを考えながら文字組みをするにはQの方が計算しやすいのでしょうね。

1pt = 0.3514mm
1Q = 0.25mm


適切なフォントサイズ
フォントサイズは、書籍や雑誌の本文は7~10pt、級でいうと10~14Qが標準とされています。でも対象読者によって適切なフォントサイズは異なります。本文が6pt(8Q程度)以下だととても読みづらいものになります。

・幼児  17~23pt
・小学校低学年  13pt (18Q程度)
・小学校の中・高学年 9~10pt(13~14Q程度)
・青壮年者 7~8pt(10~12Q程度)
・高齢者 9~10pt(13~14Q程度)


フォントによる見え方の違い
フォント(書体)によって、同じポイント数(級数)でも大きさの見え方が異なる場合があります。


▲いずれも40Qの文字。書体や文字の太さによって大きさが違って見える。


豆知識! 公的団体の表示基準
次の公的団体の表示基準では、使用最小文字サイズを8ptとしています。
●全国銀行公正取引協議会「銀行業における表示に関する公正競争規約 別表1 期間の定めのある預貯金等の金利を表示する場合の必要表示事項」
●厚生労働省「一般用医薬品の添付文書記載要領の留意事項について」


対象とする読者の読みやすいフォントサイズで発信すると読まれる率が上がるかも⁉︎
これからますます加速する高齢化。適切なフォントサイズにすることは「ユニバーサルデザイン」の一つでもありますね。

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