グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

六本木アートナイト2023 国立新美術館の先行展示

2023-05-23 10:53:33 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)へのご対応もしています。

今年も「六本木アートナイト2023」が開催されます!今年のテーマは『都市のいきもの図鑑』。六本木ヒルズやお向かいの国立新美術館ではすでにいくつかの先行展示が始まっています。
ということで早速観に行ってきました。

国立新美術館では鴻池朋子、築地のはら、うらあやか、しばたみづきなどのアーティストによる作品を展示されています。
中でも目を引くのが鴻池朋子の作品。ダイナミックで観ていると引き込まれるような感じがします。


▲「アースベイビー」


「アースベイビー」は巨大な赤ん坊の頭。表面が鏡に覆われていてキラキラしており、赤く今にも飛び出しそうな目。下には動物の皮。そんな巨大な赤ん坊の頭は畏怖の念さえ抱きます。


▲「皮トンビ」


「武蔵野皮トンビ」は、国立新美術館のガラスの壁面に大きく展示されている巨大な作品。その大きさには圧倒されます。
解説には『資本主義の下では商品化されない切れ端として捨てられる運命であった皮を用いて作られています』という記載もあり、人間と自然との関係性などへのメッセージが込められているようです。

開催場所は当社お向かいの国立新美術館のほか、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースなど。
開催日時は2023(令和5)年5月27日(土)10:00~5月28日(日)18:00ですが、コアタイムは 27日(土)18:00 ~ 28日(日)6:00。

さまざまなプログラムが用意されている六本木アートナイト。楽しみです。
公式サイトはこちら。→六本木アートナイト 2023


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3年ぶりの「六本木アートナイト」

2022-09-16 14:11:33 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
六本木の街に巨大なドラえもんが出現しています。東京ミッドタウン六本木の前に、国立新美術館の庭に、六本木ヒルズに。
3年ぶりにリアル開催される六本木アートナイトのバルーン作品です。


▲東京ミッドタウン(六本木)の前のドラえもん。高さは4mだそうです。


▲国立新美術館の庭には、5体のドラえもん!


開催場所は六本木の街のあちこちです。
当社のお向かい国立新美術館を初め、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、ほかに六本木商店街や公共スペースでも思わぬアート作品が見られるかも。

六本木アートナイト2022は、9月17日(土)~9月19日(月・祝)の開催。三連休は台風の影響が気になりますが、一部の作品は先行展示されています。
六本木アートナイト・デジタル【RAN TV】の配信もあります。
ぜひご覧になってみてください。
公式サイトはこちら。→ 六本木アートナイト

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六本木アートナイト2019

2019-05-23 10:37:32 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今年もこの季節がやってまいりました。六本木アートナイト
当社に素晴らしい借景を提供してくれている国立新美術館、森美術館を擁する六本木ヒルズ、サントリー美術館がある東京ミッドタウンを中心に、六本木の街中を美術館に見立てたアートイベントです。
期日前からそこここで展示の準備が始まったり、期日前からの展示があったりと、街の体温も少し上昇しているような気がします。

写真の巨大な球体は、『RedBall Project』という展示です。これまで多くの国で展示されてきたそうです。ゴムでできたこのボールは寄りかかると、ほどよい反発力で押し返してきてくれます。おそるおそる手を伸ばして、その感触を確かめているお子さんがいるかと思えば、全力で突進して跳ね返される姿を展示係のスタッフに撮影してもらっている中年男性の姿もありました。
この赤い玉は、六本木アートナイトの終了まで毎日移動しながら六本木の街のどこかに<挟まり込んで>いるそうです。


▲六本木の街なかを一週間に渡って巡回する「RedBall Project」


国立新美術館では、「みんなで集めよう」という展示もされていて、当社社窓からもカラフルで楽しげな景色が見られます。さてその正体は?


▲国立新美術館の正門チケットブース横に展示されている「みんなで集めよう」




▲カラフルなアートの正体はプラスチック製のカゴ、お皿、鍋などなどなど


この週末は天気も良いようです。夜の街を散策するのもいいかもしれません。皆さんも六本木へいらっしゃいませんか。
六本木アートナイト2019は、2019年5月25日(土)、26日(日)の2日間の開催です。
プログラムはこちら。

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六本木アートナイト!

2018-05-25 10:49:37 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社のある六本木では、今週末に「六本木アートナイト」が開催されます。すでにお向かいの国立新美術館では準備が整っているようなので、イベントに先立ち見学に行ってきました。
国立新美術館のメインプログラムは、鬼頭健吾氏による「hanging colors」「broken flowers」。「hanging colors」はカラフルな布の滝をイメージしているそうで、日中はこんな具合です。


東京都港区六本木の国立新美術館を外から見たところ


美術館の内側から見ると外光でとてもカラフル

夜はライトアップされるのでしょうか、カラフルでさぞ美しいことでしょう。
「broken flowers」は5,000個ほどの鏡を敷き詰め、花の映像を投影するそうです。


「アートナイト」の夜にはどんな花が咲くのでしょうか。


他にも、アール・ブリュット&障がいがある人の作品展「共生のエレメントー Dreaming ART Night」や「こいのぼりなう! 須藤 玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤 精一によるインスタレーション」、オノ・ヨーコさんが書のパフォーマンスで描いた作品「夢」などの展示があり、これらはすでに観ることができます(無料です!)。


たくさんのこいのぼりを観ながら風、音、光を感じられる空間です

5月26日「六本木アートナイト」の夜は22時まで開館とか。金曜日の今日は20時まで開館なので、混雑が苦手な方は今日の来館もオススメです。





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六本木アートナイト準備中

2015-04-24 15:30:35 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
明日4月25日から一夜限りのアートフェス、『六本木アートナイト』が開催されます。その準備中の光景が当社の社窓から見えたのでご報告。

政策研究大学院大学に設えられたのは、東恩納裕一さんのインスタレーション作品『キャンディー』。
最初は何が始まったのかまるでわからなかったのですが…



球体の骨組みができ、左右に何本かの骨が放射状に接続されたぐらいから「もしやあめ玉?」という感じになってきました。



予想通り、骨組みの上に銀色の覆いがかけられ、誰が見ても『キャンディー』の完成です。アートナイトの名称のようにオールナイトのアートフェスですので、夜間にはライトも当てられキラキラなんでしょうね。



それにしても、設置の段取りを見られたことは個人的にありがたい体験でした。
アーティストが得たインスピレーションは、キラキラと輝く銀色のキャンディーだったのではないでしょうか。アーティストはそのインスピレーションを最適な形にするために、逆算して内部構造を構想されたのでしょう。ギャラリーとの距離や角度など、何度もシミュレーションされたのかもしれません。

私たちデザインに携わる者にも、時おり完成形のイメージがドンとあらわれることがあります。このイメージをいかに実現するために、必要な素材やシステムに分解していくか。巨大な銀色のキャンディーを眺めつつ、改めてその大切さを考えさせられました。

それしても、周囲をミドリに囲まれた銀色の物体からは何かが出現しそうでなりません。
それから…
ただいま六本木にはゴジラも出現中。






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