グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

「ワーク」と「ライフ」

2013-07-22 10:59:13 | ワークライフバランス実践ヒント集
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
港区で「港区中小企業ワーク・ライフ・バランスマニュアル」というものを作成することになったそうです。それに「ワーク・ライフ・バランス推進企業」認定事業所の取り組みを掲載するということで、当社に取材のお話がありました。

そして先日、マニュアル制作メンバーのKさんがインタビューに来社されました。Kさんご自身も2人の小学生のお子さんをお持ちの働くお母さん。インタビュアーとインタビュイーという立場を越えて「子育てしながら働く母」同士として共感しながらお話させていただきました。




いろいろお話する中で、今までぼんやり考えていながら形になっていなかった思いが、少し形になってきました。それは「ワークとライフのバランスでいいの?」ということです。

「ワーク・ライフ・バランス」という言葉について、皆さんはどう捉えているのでしょうか。
  ワーク=賃金の出る仕事
  ライフ=自分の生活時間
と考える方が多いのではないでしょうか。
実際、そのような意味で使われていると思いますが、その2つのバランスがよければ人生は充実しているといえるのでしょうか。

「ライフ」と言われることの中には、趣味などのほか、育児や介護、家事も含まれています。ライフの時間をたっぷりとっている人でも、介護や家事ばかりで疲弊している人もいます。
一方「寝て食べる以外はすべてワーク」というような人でも、仕事が楽しくて仕方がない、という人もいます。
その場合、はたしてどちらの人生が充実しているのか?

企業活動においては便宜的に「ワーク」「ライフ」と分けざるを得ないのでしょうが、本当は「want」と「must」のバランスが大切なのだと思います。やりたいこと、やらねばならないことのバランスがとれるような働き方ができる。そういった会社経営が求められるのではないかと思うのです。




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はしご車とソーラートラック

2013-07-01 15:05:23 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。

いささか前の話になってしまいましたが、6月8日に港区芝公園で行われた『ふれ愛まつりだ、芝地区!』というイベントに行ってきました。

我が社も港区にありますが、麻布地区に所属しているため今までこのイベントについては知らずにいました。
今回は夫がイベントの第2部『ジ・アース&ピースコンサート』のゲストアーティスト・キャスティングを担当した縁での参加となりました。

芝公園にいくつものテントが張られ、子どもの工作体験コーナーや地元商店の出店が多数あり盛況でした。
東京に数台しかないというはしご車のバスケットへの乗車体験があり、私も娘といっしょに乗せてもらうことができました! 娘との楽しい経験をひとつ増やすことができたのも嬉しいことでした。


消防車から出ている長いアームの先についているバスケット


東京タワーを下に見る~!?


さて、我々にとってメインとなるイベント『ジ・アース&ピースコンサート』、そのステージとなったのはソーラートラックです。





トラック荷台の側面に見えるのが太陽電池で、翼状に上に展開することで太陽光発電ができ、ステージに必要な電気を賄うことができるそうです。荷台の下には充電池が敷き詰められていて、移動の走行中にも充電することができるとのことでした。サイズは11tトラック。日本にはこれ1台しかないそうで、東日本大震災後の復興イベントに何回も稼働した実績があるとのことでした。

このトラックの中に基本的な音響装置と照明装置が装備されていて、展開には現場のディレクターと運転手さんのふたりだけで十分だとか。これがどれほどすごいかはピンとこなかったのですが。
側面が上に開いた後は、荷台側面の左右からステージ部分が更に伸張していたので、多くの人がステージにあがることが出来ていました。

デザイン的には展開しているところを撮影すべきでしたが、コンサートに集中しすぎて撮り忘れてしまいました。トラック形状とステージ形状が見事な変形がデザイン的にも美しいように見えました。夫は「トランスフォームだ!」と騒いでいましたが。

当日のゲストアーティストは中西圭三さんで、最近では『おかあさんといっしょ』の中の曲を作られてもいるそうで、大人(我々世代ですね)から子どもまで楽しめたライブでした。

「見えにくい」をなくしたいグラフィックメイト


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