グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

社史・年史のお見積もり2

2013-01-25 16:53:40 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
社史・年史制作はおおざっぱに言うと、「原稿作成」「編集・構成」「デザイン・レイアウト」「印刷・製本」という工程があると前回書きました。

まず「原稿作成」についてですが、ここでいう「原稿作成」とは文章を書くことだけではありません。

■資料整理・収集
  売上げや役員変遷ほか事業拡大の数値データの整理
  個人所有の写真借り受け、レンタルフォト手配
■取材・調査
  インタビューや座談会により過去の事実確認
  文献等による調査
■執筆
  執筆者の選定
  コラムや寄稿の人選、テーマ選択

このような「原稿を書くための準備」が多々あります。これらを誰が行うかによって、予算のかかり方が変わってきます。
社内で行うことができれば、「外注費用」としてはかかりません。しかし通常業務が忙しく、社史・年史制作にあたれる人員がいないとなると、外部へ委託することになります。あるいは社内の方が残業してこれらの仕事にあたるならば、厳密には「残業代」などがかかってきます。
また、取材・調査などはプロのほうが効率よく進められるという面もあります。

どういう仕上がりを求めているかによって、これらへの注力の仕方が変わります。求める完成形、注力の仕方、外部への発注の割合などによって、費用は大きく変わってきます。




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年史や社史の制作ならグラフィックメイトへご相談ください。
http://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310

社史・年史のお見積もり

2013-01-23 09:42:58 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
社史・年史制作についてお問い合わせいただくとき、まず聞かれるのが
「○年史だといくらくらいでできますか」。
「○年史」という年数でおおまかにでも見積もれるとお考えなのかもしれませんが、それでは全くお見積もりができません。

年史制作をおおざっぱに言うと、以下のような工程があります。
 1、原稿作成
 2、編集・構成
 3、デザイン・レイアウト
 4、印刷・製本

1~4のそれぞれの中にもさまざまな工程があります。それのどこまでを当社にご依頼になりたいのか。まずはそこからお伺いしなければなりません。逆に「いくらで作りたい」というご予算が決まっていれば、その範囲での制作・造本方法をご提案することも可能です。

1~4の中の工程について触れながら、ご予算立ての参考となるようなことを次回以降に書いていこうと思います。




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デザインのお見積もり

2013-01-18 17:32:20 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
ある印刷会社の方から見積もりの依頼がありました。昨年別の会社で制作されたパンフレットを「いくらで作れるか」というお見積もりです。4社による相見積もりだとか。

昨年のパンフレットはプロが作った立派なもの。カメラマンもプロ、デザイナーもプロというのが明白です。そこで印刷会社さんは、ちゃんとプロがデザインすべきと判断されて当社に見積もりを依頼されました。

昨年のものに負けないパンフレットを作るためには、やはりコストがかかります。一見「高いと言われるかな」という見積もり額でしたが、ご説明をしたら印刷会社さんは納得してくださいました。
がしかし、「相見積もりだからどうかな」ともおっしゃっていました。

そして結局、当社のお見積もりでご提示されたとのこと。
4社での相見積もりという中、2社はとても安かったそうです。でもクライアントさんは我々チームの見積もりに対して「きちんとしたものを作るにはこのくらいかかるのは分かります。安かった2社は、こちらの求めているものを理解していないと思うので、コンペからはずします」とお返事があったそうです。

予算がない場合はご予算内で制作することも大切ですが、なんでも「安く安く」という風潮の昨今、このようなご理解をいただけたのはなんとも嬉しいことです。まだ受注は決定していませんが、金額以上のものをご提案しよう!とモチベーションがあがっています。




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パンフレットの制作ならグラフィックメイトへご相談ください。
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貴重な資料を守れ!

2013-01-09 10:32:12 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
社史・年史制作にあたっての写真利用には、「古い写真を使いたい!」として写真提供サービスをご紹介しました。でも、個人所有の写真をお借りし使用することもあると思います。

個人所有の写真こそ、大変な貴重品の場合もあります。もはや複製もできないたった1枚の写真かもしれません。写真だけでなくお借りした資料などは決して紛失しないよう、しっかり管理しなければなりません。

社史・年史制作には年単位の時間を要することも多々あります。長いときには5年~6年ということも。その間、さまざまな人・団体から資料をお預かりすることになりますから、それらを保管・管理する「責任者」と「部屋」を用意することをお勧めします。部屋が無理でも、鍵のかかる引き出しや金庫のようなものに保管するなどが必要です。「いつ」「誰(どこ)から」借りたかをきちんと記録しておくのはもちろんのことです。
また使用する場合も、誰が持ち出したかを記録しておき、常に所在が分かるようにしておきましょう。

社史・年史を制作するということは、会社の貴重な資料を整理することでもあります。そのときに大切な資料を紛失することのないよう、制作の過程においても十分に注意することが必要です。




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「見えにくい」をなくしたいグラフィックメイト


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