グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」成立

2022-05-26 13:10:02 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」を解決するデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。
グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。メディアのユニバーサルデザインとは、さまざまな情報が誰にでも見やすく伝わりやすくするための配慮方法です。

去る5月19日、衆議院本会議において「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律(障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法)」が可決、成立しました。
概要には以下のように紹介されています。

目的(1条)
全ての障害者が、あらゆる分野の活動に参加するためには、情報の十分な取得利用・円滑な意思疎通が極めて重要

障害者による情報の取得利用・意思疎通に係る施策を総合的に推進し、共生社会の実現に資する

基本理念(3条)
障害者による情報の取得利用・意思疎通に係る施策の推進に当たり旨とすべき事項
①障害の種類・程度に応じ た手段を 選択できるようにする
②日常生活・社会生活を営んでいる地域にかかわらず等しく情報取得等ができるようにする
③障害者でない者と同一内容の情報を同一時点において取得できるようにする
④高度情報通信ネットワークの利用・情報通信技術の活用を通じて行う(デジタル社会)
障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律案(障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法案)概要より

また条文には
「事業者は、その事業活動を行うに当たっては、障害者がその必要とする情報を十分に取得し及び利用し並びに円滑に意思疎通を図ることができるように努める…」
といった「事業者の責務」も明記されています。

デザイン会社である当社が取り組んでいる「メディア・ユニバーサルデザイン」は、色覚障がいの方や高齢で見辛くなった方だけでなく、できるだけ多くの方に見やすく伝わりやすいデザインで情報をお届けするものです。メディア制作に関わる事業者として、今後はより一層、アクセシビリティに配慮した制作に努めたいと思います。

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ユニバーサルデザインの視点から「見え方シミュレーション」をいたします。当社グラフィックメイトのwebサイト「お問い合わせ」から「色覚多様性・高齢者の見え方シミュレーション、ご相談」にチェックを入れてお申し込みください。A4サイズ4ページ分まで無料です。
またオンライン相談、メール相談も受け付けています(1案件無料)。
お気軽にどうぞ!

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校正 漢字・てにをは だけじゃない

2022-05-19 10:53:51 | 小さな会社のひとりごと
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社の「編集」という仕事の中には「校正」も含んでいます。そのせいでもないでしょうが、本や原稿を読んでいても誤植に気がつくことがあります。

最近勉強しているデザインの本には色についての章に残念な誤植がありました。
文章では「M:50、Y:100」と書かれているのに画像では「C:50、Y:100」になっている。これって全然違う色なんです。デザインの本で、ましてや色の章でこのミスはあり得ない!と思いました。
人間は間違えるものですが、次の版ではぜひ直していただきたいですし、正誤表を入れるなどの対応をお願いしたいです。


▲文章では「M:50、Y:100」なのに画像では「C:50、Y:100」。まるで違う色です。

ある原稿では、グラフで2.5%のところが説明文では25%になっている、円グラフの合計が100%になっていない、写真とキャプションの整合性がなく意味がわからない…などそもそも情報として間違っている箇所がいくつも見られました。

こういう間違いは、画像と文章、グラフと文章をきちんと見ながら校正しないとその部分だけを読んでいても気づきません。
校正は漢字の間違いや送りがなの揺れ、「てにをは」の間違いを見つけるだけではありません。それらの間違いは読者の方である程度脳内で補正して読んでくれるでしょうが、そもそもの情報が間違っていては伝えたいことも伝わりません。
画像やグラフ、文章との整合性もしっかり確認したいものです。

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グラフィックメイトでは社史・年史・記念誌ほか制作物についてのご相談を受け付けています。
オンライン相談は初回無料(30分程度)/メール相談無料。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

●こんなこともご相談にのります。
 社史年史ってそもそもどうやって進めれば良いかわからない
 ○周年までに制作したいけれど、間に合う?
 社員みんなで作る方法はある?
 社員はあまり関われないけどどこまでやってもらえる?
 社史年史の有効な使い方は?
 他社さんの見積額や進行について適切か知りたい
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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「広報・IR EXPO」に行ってきました

2022-05-12 09:39:12 | デザインいろいろ
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
東京ビッグサイトで開催されている「広報・IR EXPO」に行ってきました。
「総務・人事・経理 Week」というイベントの構成展示会という位置付けで、「総務サービス EXPO」「福利厚生 EXPO」「オフィス セキュリティ EXPO」…など9つのEXPOが開催されてます。


▲東京ビッグサイトで開催されている「総務・人事・経理 Week」


「広報・IR EXPO」では動画制作関係の展示が多く見られましたが、興味を引いたのはヘルスケアコラムを無償で提供するサービス。社内報などにはよく健康情報が掲載されていますが、それを無償で提供してくれるとか。これは原稿作成に悩む社内報担当者さんにはありがたいサービスですね。

社史・年史、記念誌制作をしている当社としては、周年行事サポートの会社さんが出展されていたのも興味深かったです。
こちらの会社さんが出展されていたのは「福利厚生 EXPO」のコーナー。福利厚生なのか〜と少々意外な気もしました。

9つものEXPOが同時開催されていて、いずれも一つの招待券で出入りできるので他のEXPOもちょっとのぞいてみました。「福利厚生 EXPO」のコーナーには社食やドリンクサーバー等の企業さんが出展されていて、飲み物などいただいてしまいました♪ 社食サービスなど、小さな会社の当社にとってはちょっと憧れだったりもします。

総務・人事・経理 Week」は東京ビッグサイトで5月11日〜13日の開催です。

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●こんなこともご相談にのります。
 パンフレットを作りたいけど原稿が作れない。
 キャッチコピーはどうすればいい?
 とにかく急ぎ!
 アクセスマップ、乗り換え案内を作って欲しい。
 高齢者にも色覚障がいのある人にも見やすくしたい。

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「小さな会社の物語」お仕事拝見

2022-05-06 11:19:28 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
以前『「小さな会社の物語」始動!』としてご紹介したある社長さん。お仕事は農業法人です。
4月の下旬から田植えが始まったということで、お仕事の邪魔にならないよう田んぼの様子だけ拝見させていただきました。


▲同地域の田植えの準備の様子(5月初旬)


▲田植えが終わった田んぼ(5月初旬)


こちらの社長さんは地域の農業を守るために先代からの農業を引き継ぎ、消費者に安心安全なものを提供していらっしゃいます。農家の現状は厳しいけれど、地域の農業を守っていくという想いでこれからの農業のためにできることを模索されています。地域の農業を支え経営面での安定を図るためにも、ご自身のお仕事や農業の将来について将来の後継者たちに伝えていきたいという思いを語ってくださいました。
社長さんのそんな思い記す「小さな会社の物語」制作プロジェクトは骨子がまとまってきました。これからさらに取材を重ね、社長さんの思いを伝えられるものにしていきます。

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●こんなこともご相談にのります。
 社史年史ってそもそもどうやって進めれば良いかわからない
 ○周年までに制作したいけれど、間に合う?
 社員みんなで作る方法はある?
 社員はあまり関われないけどどこまでやってもらえる?
 社史年史の有効な使い方は?
 他社さんの見積額や進行について適切か知りたい
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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