グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

デザインコンペ

2018-12-18 12:01:47 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今日はお向かいさん(国立新美術館)は休館日、社窓には静かな冬晴れがひろがっています。



当社がお世話になっている代理店さんから、「某大手メーカーさんの定期刊行物の表紙をリニューアルしたいのでデザインコンペを行う。参加してくれないか」とご連絡をいただきました。せっかくのお声がけなので当社も参加させていただくことにしました。

今回のコンペは、提案料と採用料があらかじめ提示されています。金額でなく、純粋にデザインのコンペティションなので当社にとってやりやすいコンペです。
ときおりあるのは「デザイン+見積」のコンペです。デザイン費だけでなく印刷費も含めた見積ともなると、各社からの見積額の差が大きくなり、「金額優先で決まっているのでは?」と思うこともあります。

実際、あるフリーランスのデザイナーさんは「コンペで採用されたと思って喜んでいたら、僕の金額が安かったからみたいです。『デザインはこんな感じにして』と別のデザイナーさんのデザインを見せられました」とおっしゃっていました。せっかく採用になってもデザインが良かったからではないなんて…とがっかりされていました。

どのくらいの費用がかかるかということも大切です。でしたらデザインを提案する前に見積額でのコンペを行い許容範囲の会社(あるいはデザイナー)であらためてデザインコンペを行うとか、今回のように事前にご予算を提示していただくとか…コンペの方法も考えていただけるとありがたいです。

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製本不備

2018-07-23 11:20:18 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
毎月発行の広報誌制作をしています。印刷には短納期が可能な印刷通販を利用し、当社から入稿してクライアント様に直接配送してもらっています。先日制作した分がそろそろ納品されるころ…と思っていたら、クライアント様から製本不備があったというご連絡が入りました。「製本箇所が裂け、針が取れているもの、取れかかっているものが多数…」とのことでしたので、すぐにお伺いし状態を見せていただきました。


▲ホチキスの針がとれかかっています


▲納品された箱の中にはとれた針が落ちていました


その日に発送の予定で短納期印刷で進めていたのに、これでは発送どころではありません。
すぐに印刷会社に電話をしましたが電話はなかなかつながらず、Webフォームからの問い合わせメールに帰ってきくるのはもちろん自動返信メールです。ようやく電話がつながり、とにかく大至急印刷し直してくれるよう依頼しました。
印刷会社のほうでは速やかに再印刷・再納品を手配してくれたのですが、なぜこのようなことになったのかはわかりません。センサーの不調と思われる、とのことでしたが、印刷から梱包・発送まで、人の目にふれずに機械だけで進んでいくのでしょうか。何よりも、連絡がなかなかとれなかったことが大きな不安となりました。

クライアントさんからは「グラフィックメイトさんのせいではありませんから。刷り直しの対応をありがとうございました」と言っていただきましたが、発送が遅れてしまったことを大変申し訳なく思います。自分たちの努力だけでは避けられない事故ではありますが、再発防止を心がけていきたいと思います。

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1箱は何枚入り?

2018-04-06 12:19:22 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
桜はすっかり花を落とし、ピンクだった社窓も緑になろうとしています。


お客様から封筒デザインのご依頼がありました。規制封筒のデザインで、印刷まで当社で請け負い納品します。
たまたまA社さんとB社さんからのご依頼が重なりましたが、A社さんは特色印刷(*1)をご希望、B社さんは4色での印刷をご希望でした。そのためA社さんは特色印刷が可能な印刷会社さんへ、B社さんは大手印刷通販会社に発注しました。
(*1)「特色印刷」とはあらかじめ調合されたインクで印刷することです。特色を複数使用するとコストが高くなることもありますが、1〜2色であればコストを抑えつつコーポレートカラーを表現できるなどメリットもあります。

A社さんからは「封筒1箱」、B社さんは「1000枚」のというご注文でしたが、A社さんの分は1箱に1000部、B社さんの分は1箱に500部が梱包され2箱が納品されました。念のためとどちらも枚数の確認をしたうえで発注したので事なきを得ましたが、箱数で注文していたら大変なことになるところでした。印刷通販では枚数(または部数)での表示の場合が多く、1箱に何枚入っているのかがわかりにくいですね。既製封筒などは厚みやサイズが明確なので、1箱は何枚入りなのかを明記していただけるとありがたいと思います。


これは1箱500枚入りでした




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PTA広報誌 進行管理

2017-12-21 13:44:43 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今年度は娘の学校のPTA広報委員をやっています。今年度4号目となる広報誌を発行しました。

デザインの仕事をしている関係もあり、私は毎号レイアウトから印刷発注を担当しています。
しかし広報誌の発行には他にもさまざまな仕事があります。PTAが関わる学校行事に参加し取材や撮影をする。PTAが関わらなくても掲載したほうがいいことがあれば取材や写真提供の依頼をする。行事によっては多数の写真が集まる場合もありますが、そういうときは掲載写真を選んでレイアウトのベースを考えてくださることも。
そして印刷物が学校に納品されれば、「仕分け」という作業もあります。
学校分は先生方が配布しやすいようにクラス別に人数分の広報誌をまとめる。ほかにも他校や行政に配布するので、それぞれの宛名をつけて配送準備をする…。
みなさん、お忙しいなか時間をやりくりして学校に足を運んでくださるので、仕分けの日には確実に印刷物が到着している必要があります。

今回は冬休み前に生徒たちに配布したいということで、本日21日に仕分け、明日22日に生徒配布というスケジュールで進行しています。
印刷通販を利用しての印刷なので納品までの日数は明確。最長納期でも21日には納品される計算でしたが広報委員長の判断で20日に納品されるよう発注しました。年末は印刷物も配送物も多いため、遅配に対する安全策です。
結果として、午前中希望としていたにも関わらず学校到着は20日の午後6時すぎ。20日が仕分けの日でなくてよかった〜! 今回は印刷通販会社からの発送が遅れたわけではなく、物流関係の遅れのようです。年末はお歳暮などの配送物が多いのでやむを得ないでしょう。

仕事での納期遅れもあってはなりませんが、PTA広報誌も皆さんがボランティアで活動してくれるからこそ、無駄足にならないような進行管理が必要だと感じました。

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PTA広報誌 他校生徒の写真

2017-11-10 14:41:12 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今年度は娘の学校のPTA広報委員をやっています。先日、今年度3号目となる広報誌を発行しました。今回の目玉は区内の区立中学合同体育大会の報告でした。

区立中学の合同体育大会は、各校の選抜選手が参加しスピードや距離を競います。当日はPTA広報部だけでなく、執行部の方々も撮影に協力くださりいい写真がたくさん集まりました。全力でがんばる子供たち、どの子も掲載したくてレイアウトにはとても苦労しました。
ようやく初校ができあがり学校側に校閲を依頼したところ、「他校の女生徒が半分だけ写っている写真はNG」とのご指摘を受けました。
生徒の人権に対する配慮だそうで、身体が分かれてしまうのは良くないとのことです。手や足など体の一部が切れている(トリミングされている)のは許容範囲だそうですが…。そこまでは意識が行き届いていませんでした。他の写真も確認し、顔などが切れている写真はトリミングを変更しました。

今回のように他校生徒も写真に写るような状況では、人権以外にも、各校それぞれに他校生徒への配慮をしているようです。区内中学のPTA広報委員合同研修会に参加された方のお話では、「他校の生徒が写っている場合は全部ぼかしをかける」という学校もあるとか。PTA広報誌といっても、実は区内の小中学校や行政、地域の住区センターなど、意外に多方面に配布されるそうです。そうなると読者は「我が校の生徒家庭」だけはないので、子供の写真や名前の掲載には慎重さが必要になるのですね。
生徒の人権や個人情報への配慮、今回も勉強になりました。




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印刷通販10 発送遅延?!

2017-10-12 11:52:38 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
毎月発行の会報誌制作をさせていただいています。原稿をいただいてから納品までかなり短期間で進めますので、印刷通販を利用します。今回も「2営業日発送」という短納期で印刷発注をしました。発送日翌日には配達されるはずなので、クライアント様から会員様へも今週中に発送、という段取りでした。入稿後ほどなく「発送予定日」の連絡があり、こちらが予定したとおりでしたので一安心。このあとは「印刷完了」「発送完了」の連絡を待つばかり。
ところが「印刷完了」連絡があったのが発送日の22時半を過ぎていました。でもまあ、日付が変わるまでには発送してくれるのだろうと思っていたら…。「発送完了」の連絡があったのは翌朝…つまり納品日の5時半でした。なんと発送日に発送されなかった?!

納品日にお届けできないとなったらお客様に申し訳ありません、とにかく状況を把握に努めました。印刷通販会社は何度電話してもお話中でつながらず、ひとまず問い合わせメールを。配送先が関西と関東のため運送会社が2社に分かれており、各運送会社のネットの「荷物問い合わせサービス」を確認するも、まだ荷受したことになっておらず各運送会社に電話を。
すると東京向けの荷物は「即日便」という航空便で手配されていることがわかりやや安心したものの「時間は遅くなります」とのこと。え〜〜営業時間中に納品されない?!
一方の関西向けは「先ほどお預かりしたので通常ですと明日のお届けです」。そんな!「今日納品してもらうための営業日で発注してるんですけど!」と運送会社さんに言ってもしかたのないことを言うと「営業所のほうに聞いてみてください」。営業所のほうに電話してみると「当日便になっています。でもお届けは遅くなります」う〜ん、嬉しさ半分…。ともかくお客様にも状況のご報告をしました。
その間も印刷通販会社に電話を入れますが、とにかくいつかけてもお話中。問い合わせメールの返事もありません。

結果としてはどちらもその日のうちに配達され(関西は不在のため再配達)大事にはならずにすみました。しかし当社としては丸一日ヤキモキさせられました。翌日になってからようやく印刷通販会社から報告のメールが届きましたが「遅い!」という気持ちです。
物流の方の問題で遅延が生じたとしたらそれは印刷会社さんの責任ではないと思います。だからこそ「納品日」ではなく「発送日」としているのでしょう。しかし印刷会社さんのほうで「発送日」に発送できなかったのであれば、その旨を速やかに連絡してほしい。こちらからの問い合わせに応じられるようにしてほしい。と切に思います。
印刷通販8 連絡とれず!」でも書きましたが、某大手印刷通販会社さんは本当に連絡がとりにくいです。利用にあたってはそのへんも念頭においてのご利用をおすすめします。


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印刷通販9 短納期受付休止

2017-04-17 14:40:14 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
社窓の桜はすっかり花びらを落とし、緑の葉を見せています。これからは日ごとに緑が濃くなって初夏の姿に変わっていくことでしょう。


年度末の慌ただしさがちょっぴり落ち着いたかな、と思っていたら、「GW前にお願いします!」という書籍デザインのご依頼をいただきました。「GW明けでいいです」とおっしゃっていただいた別の書籍デザインも、GW前にほぼ完成していないといけません。GWは各所がお休みになる分、定期刊行物の制作も前倒しに進めておかねば。4月も半ば、ぼやぼやしてはいられません。

GWだけでなく年末年始やお盆など、クライアントさんをはじめ印刷会社や印刷工場の休業も考慮しておかないといけません。
日頃お付き合いのある印刷会社さんには工場の休業を確認してスケジュールを立てるのですが、先日は思わぬところで予定が狂ってしまいました……。

毎月発行のある会報誌は、デザインだけでなく印刷までお引き受けしています。クライアントさんから原稿をご支給いただき当社で編集・デザインをして印刷に出しますが、短納期のため印刷通販を利用しています。
3月号の発行にあたっては2月末に入稿する予定でしたが、原稿の都合により3月に入ってからの入稿となりました。
いざ入稿という段になってみたら、いつもの印刷通販会社では「繁忙のため、一部の短納期商品を受付休止」となっているではありませんか。予定より遅れている分、さらに納期を短縮したいくらいなのに受け付けていないなんて! 事前にWebサイトを確認したときにはそんな予定は掲載されていなかったのに!
困ったけれどやむを得ません、クライアントさんと相談のうえ短納期対応のある別の印刷会社さんにお願いしました。

印刷に限らず《ネット通販》では、一方的に「休止」「中止」」を宣言されることがありますね。日頃からコミュニケーションがとれている印刷会社さんならこういったことは起こらないので予想外の事態でした。
印刷通販の利用にあたっては、こういう不測の事態も起こり得ることを念頭に置きつつ、クライアントさんにも余裕のある進行をアドバイスしていきたいと思います。




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印刷通販8 連絡とれず!

2016-12-07 13:48:07 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
会社案内パンフレットを制作しました。前回のパンフレットを基に、サービス内容の変更や追加を加えての改訂版のため、会社概要などのページは前回のとおりです。
こまめに改訂するので印刷費を抑えるため印刷通販での印刷を希望され、今回も前回と同じところに依頼しました。「印刷通販比較サイト」などでそれなりに評価の高い会社のひとつです。

データを入稿するにあたっては自分で行えるWeb上の「データチェック」をしたうえで入稿。ほどなく印刷通販会社からも「データチェック完了」メールが届きました。「これで一安心」と思っていたところ、それから丸2日たってから「データ不備・要再入稿」という連絡が入りました。
今ごろになって?どこがいけなかったの?と思いつつ先方からのメールを見ますと、前回も使用した「会社概要」のページではありませんか!前回は全く問題がなかったのになぜ?

ともかく印刷ができないことにはお話にならないので、(休日だったけれど)再入稿をしてなんとか納期に間に合いました。
短納期が可能で夜間・休日も受け付けてくれる印刷通販はとてもありがたいけれど、いざという時にはこちらも休日であろうと対応を迫られるのだ、とあらためて思い知らされました。

一方、データ不備の原因は?
前回は問題なく印刷できたのに、今回に限って「不備」となったのはなぜか。それも「データチェック完了」報告から2日もたってから。
当該ページは今後も使用するので原因を究明しようと印刷通販の会社さんに連絡をしましたが、お返事をいただけません。電話はいつかけても話し中、メールは何度送っても返信なし。こちらから連絡をとることができません。

印刷通販の会社でもきちんと連絡のとれる会社さんもあると思います。利用の際は、そういう面も考えて選択したほうがよさそうです。




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印刷通販7 テンプレートにご注意!

2016-07-26 14:10:44 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
クライアントさんから折り加工のある印刷物の制作をご依頼いただきました。折りはA4サイズの紙を3つに折る「巻き三つ折り」です。クライアントさんから「文章が内側になるような巻き三つ折りで」というご指示があり、印刷通販に折り加工も含めて発注しました。

問題なく印刷・納品されましたが、数日後お客様から「内容を一部変更して、改めて印刷・折り加工してほしい」というご依頼がありました。文章の一部変更なので印刷用データを変更し、「過去の注文方法をそのまま」という発注方法で再入稿しました。
しかし…納品されたものは折りが逆、つまり文章が外側になるような折り方だったのです。

データはその印刷通販会社の「A4巻三つ折り_裏面(内側)」というテンプレートを使用して作成し、折り方の指示が入っています。加えて「過去の注文方法をそのまま」という発注をしているにも関わらず逆折りになっていました。
印刷通販の会社に問い合わせたところ、「『裏面』『内側』などの指示がなかったから」とのことでした。

使用したテンプレートには枠外に「裏面(内側)」という記載がありますが、入稿用のPDFに変換するとその部分が見えなくなってしまうのです。印刷通販会社としては、指定テンプレートを使用しただけではダメで、細かな指示を入れるのが発注側の義務だと考えているようでした。
「裏面(内側)」という記載が必要なら、入稿データにしたときでも「裏面(内側)」がはっきり見えるようなテンプレートにしてほしいものです(その旨、申し入れました)。

印刷通販を利用するには思いがけないリスクがあり油断できないな、と感じた出来事でした。




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印刷通販6 色校正

2016-03-22 15:28:18 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社は一般の印刷会社さん利用の場合はもちろん、印刷通販利用の場合でも色校正をおすすめしています。

色校正とは、印刷物を作成するにあたって、実際の印刷の前に色や写真の出具合を確認する試し刷りのことを言います。色校正にはいくつかの方法があり、必要な精度や予算などによって使い分けます。

「いくつかの方法」というのは印刷会社さんによって異なりますが、大きく分けると2つの方法があります。実際の印刷と同等の仕上がりの「本機校正」と、本機校正に比べると色の再現性が低い「簡易校正」です。「簡易校正」という方法の中にはプリンタ出力程度のものから、比較的色の再現性も良いものまでいくつかの方法がある印刷会社さんが増えてきました。そのため「簡易校正」と言った場合の精度が、依頼した側と印刷会社さん側で異なることもあるので注意が必要です。

この点について、印刷通販さんは非常に分かりやすい紹介をしてくれています。通販…つまりネットからの依頼を前提としていますから、Webサイトで具体的に色の再現性の精度やコストについて説明してくれています。費用も明確なので、色校正の使い分けには大変参考になります。

色校正を納品していただくにあたって困ることがあります。「製本」です。当社のようなデザイン会社がお客様に校正を見ていただく場合は、なるべく実際の印刷物に近い状態で見ていただきたいのですが、校正紙を製本してくれるところがあまりありません。大きな紙に8ページ分、あるいは16ページ分を印刷した校正紙を製本しない状態でお渡ししても、お客様はどう見たらよいのか分かりにくいと思います。16ページ程度のものであれば当社で製本するのも可能ですが、100ページ近い冊子ものなどですと、製本も厄介になってきます。

「簡易校正」を製本して納品してくださる印刷通販があるといいのになぁと常々思っています。





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印刷通販5 多種類は苦手?!

2016-01-28 14:46:44 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
いくつか印刷通販の注意点を書いてきましたが、種類が多いものの印刷も印刷通販ではやっかいなことのひとつです。

あるクライアント様から「印刷物A、B、Cの3点セットを20種類作りたい」というご依頼がありました。種類が多く煩雑になることが予想されたので通常印刷をおすすめしたのですが、1セットごとの印刷部数が少なく予算の問題もあるので印刷通販を利用してほしいとのこと。

こちらはA、B、Cで1つのセットと考えていても、印刷通販ではそれぞれ別の印刷物という扱いになります。そのため入稿においてはA、B、Cそれぞれに対してサイズ指定、用紙指定、部数指定、納期・納品先指定…などさまざまな指定を行う必要があります。すなわち3×20。60点の印刷物に対する指定を行うことになります。通常の印刷会社さんだったら1つのセットに対して印刷指定をすれば、残りの20種類は「以下同文」で済むところです。
3点×20種類分の入稿をしてやれやれと思ったら、クライアント様から「それぞれのA、B、Cごとを1つにまとめ、箱に種類名を記載してほしい」という追加のご要望…。

印刷通販の会社に対応可能かを問い合わせましたが、「そういったサービスをしないからこそ低価格で提供しています」というお返事でした。クライアント様には事情をお話し、納品方法のご希望には応じられないことはご理解いただきました。しかし後日おっしゃっていたことは「ランダムに箱に入った状態で納品されたので、1つ1つセットにするのが予想以上に大変でした」。
通常の印刷会社さんでしたら「セットごとにまとめて番号順にしておいてください」と言えば、たいがい対応いただけることでしょう。印刷通販に非があるわけではありませんが、種類が多い場合、納品方法に特別なご要望がある場合などは通常印刷がおすすめです。





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印刷通販4 納期短縮でホッ!

2015-12-16 13:21:07 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
これまで通販印刷での注意点…というか、やや困った事例を書いてきましたが、「通販印刷でよかった〜」ということもありました。

急ぎのご依頼で印刷物を制作し、通販印刷で色校正をとったときのことです。ちょっと特殊な用紙を選択したため、クライアント様がご自身も色校正を確認したいとおっしゃったので、校正紙をお持ちしてご確認いただくことになっていました。ところがクライアント様に急な外出が入ってしまい、色校正のご確認をしていただけないことになりました。「明日なら見られる、ぜひ見たい」とおっしゃっるのですが、1日ずれると納品が間に合わないかも…というタイミング。

さて困ったと思いつつ、ともかく通販印刷会社さんに連絡してみると、納期短縮に対応してくれるとのこと。つまり「3営業日で発送」というところを「2営業日で発送」に変更してくれたのです。もちろん費用的には追加費用が発生しますが、納期厳守である以上、そこはやむを得ません。
通常の印刷会社さんだと「印刷機が空いてないから納期短縮はムリ」と言われかねないところですが、通販印刷さんでは多くの工場と契約されていて、どこかに空いている機械があるのでしょう。
※すべての通販印刷会社が対応してくれるというわけではありません。
※印刷内容によっては納期短縮できない場合もあります。


1日遅れでクライアント様にご確認いただき、納得いただいたもので印刷を進めることができました。もちろん納期には間に合いました!

希望納期を選べるというのは、通販印刷の大きなメリットですね。もちろん、スケジュールには余裕をもって入稿しましょう。




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印刷通販3 色にバラツキ

2015-12-03 15:29:17 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
印刷通販利用にあたって、デザイン会社としてもっとも困るのが「色にバラツキがでる」ことです。先日制作したパンフレットは、コストと納期を重視して印刷通販を利用することになりましたが、背景の色味がページごとに異なっていました。


ページごとに黄色の濃度にバラツキがあります

印刷物は、気温や湿度によって、あるいは刷る印刷機によっても色が変わってしまうことがあります。それでも普通の印刷会社さんでは、1つの印刷物は同時期に同じ機械で刷るのが基本ですから、冊子モノなどでページごとに色のバラツキが出ることは滅多にありません。仮にバラツキが出たとしても、試し刷りの段階でインクの盛り方などを調整し、色を合わせてくれています。
(印刷関係の方、間違いなどありましたらご教示ください。)

一方、通販印刷では複数の印刷物をまとめて刷ることでコストを下げています。A社から入稿されたチラシ、B社から入稿されたカタログ、C社から入稿されたパンフレット…などを、1つの紙にまとめて面付け(配置)して印刷します。また、提携している印刷会社の機械の空き状況によって印刷を振り分けることもあるそうです。そういった方法では、どれかを基準にして色を調整することなどできないのです。

通販印刷さんはコストを下げるためにさまざまな工夫をしているわけですから、利用する側が通販印刷の特性を把握して、上手に利用したいですね。

2017年5月追記:
印刷通販でも「カラーマッチング」など色をあわせるサービスのある会社さんもあります。「前回と同じ色で刷り増ししたい」「背景色を各ページ揃えたい」などの場合は、そういった会社を選ぶのもよいと思います。




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印刷通販2 カードであわや!

2015-11-12 10:50:45 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
前回、通販印刷の納期についての注意点を書きました。当社では納期に遅れることのないよう十分気をつけていますが、思わぬところで「あわや納期遅れか?!」ということがありました。

通販印刷の支払いは「前払い」のことが多いので、ご依頼いただいたものの印刷費をお立て替えすることもあります。その際の支払いは手間のかからないクレジット決済をすることがほとんどです。

先日もご依頼いただいた印刷物の入稿のためにクレジットカードの番号を入力すると、カードが使えない!
そんなはずは…と思って何度かやり直しましたがやはりダメ。そのうち、ひと月の利用限度額を超えている可能性に思い至りました。

このときは銀行営業時間内でしたので銀行振込で対応できましたが、入金時間によっては受付日が一日遅れるなど、納期遅れの原因になりかねません。
印刷物の納期厳守のためには、支払い方法や時間も十分気をつける必要がありますね。




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印刷通販1 納期にご注意!

2015-11-10 13:45:25 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
お客様からの「通販印刷を利用したい」というご希望が増えました。とにかく価格が安いというのが大きなメリットである通販印刷ですが、最近では品質も悪くなく、当社でもあながち否定するものではありません。
しかしご利用にあたっては注意が必要なこともあります。

まずは納期です。通販印刷の場合、納期が長い方が安くなるのが一般的です。
お客様ご自身でネットから価格を算出される場合、納期の「日数計算」で気をつけなければいけないことがあります。
※印刷会社によっては下記と異なる場合もあります。

・入稿した日ではなく、その翌日から数える。
・費用の支払い(振込、クレジット決済手続き、代引き手続き 等)をしないと、入稿受付とならない。
・入稿データの受付が完了しても、データチェックで不備があれば再入稿が必要となり、進行が止まることがある。
・色校正をとる場合、校正結果の返事をするまでは進行が止まる。
・オプション加工の内容によっては作業日数が追加される。
・印刷会社からの「発送日」と、お手元に届く「納品日」は異なる。

それらのことを考えずに「安いから」と長い営業日で考えていると、ご希望の日に納品されないことがあります。
いつまでに必要なのか、そのためにはどういう進行になり何営業日で発注すればよいのか、しっかり見極める必要があります。

当社では「通販印刷利用」の場合でも、しっかりスケジュール管理をいたします。お気軽にご相談ください。
その他の注意点はまたの機会に!




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