グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

2つのタイプの座談会

2021-05-21 12:01:45 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社は社史・年史、記念誌を制作して55年。100年越えの企業さんや行政さんの社史制作をさせていただくこともあります。通常は20年史から50年史くらいのご相談が多く、「初めてだからどうしたらいいかわからない」というお声を聞きます。そんなとき座談会の開催は有効です。
座談会といっても2つのタイプがあります。

1、掲載を前提とした座談会
2、「合同取材」的な座談会

1は発言者を明確にし、それぞれの立場から考えや意見を述べてもらう形で、「座談会」というとこの方法をイメージされることが多いでしょう。名前や肩書き、プロフォールなどとともに写真を掲載したりして、個人を特定できる誌面デザインにすることが多いです。
過去についての座談会はもちろんですが、企業や組織の現状や今後の見通し、あるいは未来や夢を語るテーマに有効です。

一方の2は、過去の出来事に対して事実関係や年代の事実確認などをする意味合いが強く、個人を前面にに出すわけではありません。複数の人から一緒に話を聞くことで、各人の記憶の齟齬が解消できたり別の視点からの話が聞けたり、時には「今だから言える話」が出てくることもあります。
年史の「本文」を裏付ける、深掘りする、などの効果があり、過去について書く場合はとても有効で、誌面には「座談会」の形では掲載しません。

2つのタイプの座談会、上手に使い分けてみてください。


でも「座談会はどうやって開催するの?」という方!
  ↓
グラフィックメイトでは社史・年史・記念誌制作についてのご相談を受け付けています。
オンライン相談は初回無料(30分程度)/メール相談無料。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

●こんなこともご相談にのります。
 社史年史ってそもそもどうやって進めれば良いかわからない
 ○周年までに制作したいけれど、間に合う?
 社員みんなで作る方法はある?
 社員はあまり関われないけどどこまでやってもらえる?
 社史年史の有効な使い方は?
 他社さんの見積額や進行について適切か知りたい
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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年史制作の期間と費用

2021-05-11 15:04:45 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社は社史・年史、記念誌を制作して55年。100年越えの企業さんや行政さんの社史制作をさせていただくこともあります。通常は20年史から50年史くらいのご相談が多く、「初めてだからどうしたらいいかわからない」というお声を聞きます。その中で最も多いのが次の2点のご質問です。

1、制作期間はどのくらいみればいいの?
2、費用はどのくらいかかるの?

これはお客様の方でどこまでのご準備ができているか/できるか、に大きく左右されます。

1、制作期間
・「いつまでに作りたい」というご希望があるか。
・周年記念で式典などの開催を予定している場合、式典も掲載したいか、式典に配布したいか。
・社内で制作に関われる人数はどのくらいいるか。
・どのような社史・年史/記念誌を作りたいか。
書籍のような文章中心
写真集のようなビジュアル中心
マンガでストーリー仕立て
みんなで作る社員参加型
詳細はWebで!Webとの融合型
…ほかにもいろいろありますね!
 
2、費用
・過去の社内資料がどの程度、どのように保管・管理されているか。
・社内報や広報誌、あるいはニュースレターなどを定期的に発行しているか。
・月報、年報などは作成しているか。
・画像データも含め、素材はデータ化されているか。
・まとまった資料がない場合や素材がデータ化されていない場合、資料まとめや原稿作成、素材のデータ化などは社内で行うか。

こういったことは組織ごとに状況が違います。
作りたい年史/記念誌によって、あるいは素材の状態によって、関わる人数によって、期間も費用も変わります。
そして場合によっては制作の依頼先が変わってくる場合があります。

もうひとつ、最終的に社史・年史/記念誌をどう「使いたいか」。
これがしっかり決まっていれば「どのような社史・年史/記念誌を作りたいか」の方針も決めやすくなります。

「じゃあ、こんな場合の期間や費用を教えて」という方!
  ↓
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オンライン相談は初回無料(30分程度)/メール相談無料。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

●こんなこともご相談にのります。
 社史年史ってそもそもどうやって進めれば良いかわからない
 ○周年までに制作したいけれど、間に合う?
 社員みんなで作る方法はある?
 社員はあまり関われないけどどこまでやってもらえる?
 社史年史の有効な使い方は?
 他社さんの見積額や進行について適切か知りたい
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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紙でも作ろう!【社史・年史の資料編】

2020-12-14 10:32:25 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
年史制作のご相談をいただきました。本編とは別に資料編も制作予定ですが、資料編はCDにしたい、というご希望です。


CDやDVDには
・膨大な資料をコンパクトに収録できる
・検索できる
・拡大して閲覧できる
…などさまざまなメリットがあります。

一方で
・CD / DVDのドライブが付いていないパソコンも増えている
・CD / DVDが将来にわたって閲覧できるメディアであるか疑問
・読者(閲覧者)の環境やスペックによっては見られない
・積極的な興味がないと視聴されにくい
などのデメリットもあります。

紙は紀元前から使われており、グーテンベルクの時代の書籍を今も閲覧することができるのです。それは特別なデバイスが不要であり、長期保管が可能だからでしょう。そして手元にあるときに誰でも気軽に開けるのは紙媒体、書籍です。

デジタルメディアならではの利便性、紙媒体ならではの保管性。長く残したい社史・年史・記念誌、ぜひ紙媒体でも制作しませんか?

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御社の平成史とは

2019-02-26 15:39:05 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
天皇陛下在位30年記念式典が2月24日に行われました。祝賀ムードとともに、終わりが近づいている『平成』について改めて思うことがありました。

『平成』にはさまざまなことがありました。もちろん30年もの時間なのですから、いろいろなことがあったのは当然です。いかにも紋切り型な表現と失笑される方もいらっしゃるのでは。ですが、それにしてもと思い返されます。やはり大学を卒業し就職して社会人として歩んできた期間が、そっくりそのまま入っているということが大きいのでしょう。

お恥ずかしいことですが、新人時代は未だバブル景気の余韻が残り、いかにものほほんとした新人でした。そんな私でも現場では独り立ちし、人に指導などをするようになる中で遭遇した阪神・淡路大震災や、安全神話の崩壊と取りざたされた大事件は、改めて社会と個人のつながりを考えさせられました。

その他にも、前代表の後を継いで直面したリーマン・ショックの影響を受けた日々や、子供が待つ家まで多くの人にもまれるようにして歩いて帰った3月11日の経験など今でも忘れることができません。
もちろん社会的な災害・事件とは関係なく、日々の仕事の中にあった達成や失敗も数限りがありません。特に経営者としての『平成』後半の経験は濃密だったと感じています。
とにもかくにも歩み続けて来られたと言うしかありませんが、この歩みは間違いなく『平成』という時代とともあったと言えると思います。新元号の時代を迎えても、この『平成』の経験を忘れずに歩み続けていこうと思います。

皆さまも、『平成』という時代の区切りを機会に、これまでの経験をこれからの時代に繋いでいく平成史をまとめてみませんか。
当社で社史制作のご相談をお受けする企業や団体の方は口を揃えて、その企業、団体が持つ創業の理念をこれからのメンバーに伝えていきたい、そのために社史を作りたいとおっしゃっています。
『平成』という時代の区切りは、御社の理念を改めてご確認され、これからへと伝えていくのに良い機会ではないでしょうか。

皆さまにとっての『平成』はどのような経験でしたか。
御社の平成史の制作を当社がお手伝いいたします。



御社の平成史とは。時代の区切りに伝えていきたいことは何でしょうか


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社史の発刊衰えず

2012-10-26 13:46:02 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
長年、社史・年史の制作をしてきた当社にとって、勇気づけられる記事が日本経済新聞に出ていました。


▲最近の社史事情を語る日本経済新聞の記事(2012年10月20日)

「…日本経済が長い足踏みを続ける中でも、社史は衰えることなく発刊されている」

と記事の冒頭にあります。また
「…対外PRのために編まれると思われがちだが、実は時間と費用をかけて社員向けに編さんされたものが圧倒的に多い。社内資料の散逸防止と整理保存という意味もある。」

という記述も見られます。

今でこそなんでもデジタル化され、コンパクトに、またいつでも検索して呼び出せるように資料整理もされているでしょうが、30年前、50年前の資料はどうですか? それこそ100年以上前の資料など、一企業にとってだけでなく社会的にも貴重な資料と言えるのではないでしょうか。

そういった資料をきちんと整理しひとつにまとめる。場合によってはデジタル化する。いつでも取り出し利用できるように系統だって保存する。そういったことは決して「お金を産まない無駄なこと」ではないはずです。今後の企業成長にとって必要な事柄ではないでしょうか。

グラフィックメイトは google や yahoo! で「年史制作」と検索していただくと、1ページ目に出てきます(2012年10月26日現在)。
社史制作・年史制作には実績豊富なグラフィックメイトへご相談ください(^^)。




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記念誌・年史の編集方針

2012-10-17 15:16:49 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。

社史制作の目的や制作体制が整ったら、編集方針を検討します。

・読者対象はだれか
・どんな性格の社史にするか
・どんなかたちの社史がよいか
・刊行日はいつに設定するか
・装幀や仕様はどうするか

そして
・予算はどのくらいか

以上のようなことについて事務局と編集委員会の方々との意見調整をし、社内・社外のスタッフを動かしていきます。
それぞれについて具体的に考えていきたいと思います。




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