グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

大きな用紙で色校正

2019-02-12 12:05:38 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
クライアントさんに印刷物のデータを納品したところ「こちらで出力したものの色が正しいかどうかわからない」というご連絡をいただきました。当社で出力したものをお持ちして比較しましたが、確かに色は違います。出力の色はプリンターの機種によっても違いますし、同じ機種でもプリンターの設定や使用年数、あるいは天候や湿度によっても同じ色にでないことがあります。そして紙の種類や紙の色にも大いに左右されます。
白色度の高い紙に出力すると青が強く感じられたり、黄味がかっている紙に印刷するとややくすんで見えたりすることがあります。


下になっている紙は白色度の高いもの、上になっている紙はやや黄味がかっているもの


色を確認するには実際の印刷に使う紙で色校正をとる(本紙校正)のがもっとも正解に近いのですが、何度も色校正をとるのは費用も時間もかかります。そんなときは大きな用紙で色校正をとるという方法があります。A1・A2など、実際の印刷物のサイズよりも大きな用紙に、濃度や色味を変えた複数パタンを印刷してみるのです。一度の本紙校正で複数パタンを確認できるので、色の検討には大いに役立ちます。
当社がお付き合いのある印刷会社さんでは快く対応してくださるので、微妙な色の違いが気になる場合などどうぞご相談ください。

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ボトルの形とラベルで購入

2019-01-21 11:22:02 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
このところカフェイン摂取量が多い気がして、できるだけカフェインを減らす努力をしています。まずはカフェインの多いドリップコーヒーを飲まないようにしていますが、ときどき無性にコーヒーが飲みたくなります。それでデカフェを試したのですが、インスタントを購入したせいか味がいまひとつ…。コーヒーのことならカルディさん!と思って行ってみました。そこで見つけたのがこれ。


▲カフェインレスの「ルルーインスタントチコリ」


「チコリ」はコーヒーではなく「ヨーロッパ原産のキク科の野菜」だそうで、その根を乾燥し焙煎したものがこの商品です。インスタントコーヒーのようにお湯や牛乳に溶かして飲むようです。
しかしキク科の野菜の根?! う〜んどんな味だろう? お店の方に聞いてみるも「コーヒーと似ているけれどちょっと違う味ですね」。やっぱりわからない…。
悩んだ末にこのボトルの形とラベルで購入を決めました。親しみの持てるボトルの形、ポップな色合い、そしてリラックスタイムを演出する「おいしいカフェラテ」風のイラスト…。
「ジャケ買い」ということがありますが、やはりパッケージデザインというのは大切だな、とあらためて思いました。

さて、お味のほうは。
初めて飲んだ感想としては「失敗したか…」というのが正直なところ。味そのものがNGというより、香りがコーヒーとは全然ちがうのです。しかしラベルに書かれている通り牛乳に溶いて飲んでみたところ、まあまあイケます。
あとからネットで調べてみたら「整腸作用がある」「ダイエット効果も」といった記事もあり評判は上々でした。最近はだいぶ慣れてきてコーヒー代わりにチコリ飲料を飲んでいます。結果的に満足のいくお買い物でした。


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もしかする未来 工学×デザイン

2018-12-10 10:48:25 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
12月9日までお向かいの国立新美術館で、<東京大学生産技術研究所70周年記念『もしかする未来 工学×デザイン』> という展示会が開催されていました。解説には「工学とデザインが一緒になり、人と技術のもっと豊かな関わりを探る試みで」「研究から生まれた数々のプロトタイプを、背景に秘められた技術とともにご紹介します」とあります。
「工学研究の最先端を社会へと接続するためのプロトタイプをデザイナーと一緒になって考えてみたから、ちょっと見てみて」という感じの展示会です。
ちょっとラフにまとめてしまいましたが、生産研の中にデザインの研究室が設立されていて、恒常的な活動として取り組まれているそうです。デザイナーが研究室を訪ねて、社会に展開可能なイノベーションの種(seeds)を見出していく行為が「トレジャー・ハンティング」などと名付けられていて、この命名は男性に違いないと、偏見混じりですが思わず笑ってしまいました。

気になったのは、分子細胞工学による神経細胞の培養研究とコラボレーションによる、「バイオ人工知能」を使った生化学的シグナルを読み取るヘルスモニタリングデバイスのコンセプトモデル。ここで紹介されている機能は健康状態の継続的なモニタリングですが、生化学的シグナルを検知できるならば、たぶん心の状態までモニタリング可能ということではないのかなと思いました。今何を考えているかということまでは難しいと思いますが、悲しんでいたり怒っていたり喜んでいたり、その感情がまだその人の中にだけある段階でも、そのマシーンは気付いてくれるようになるのかもしれません。コンセプトモデルは、コネクトした人の周囲をフワフワと漂っているようなデザインでした。遠い将来もっともっと小型化した機械が全ての人の周りを漂っている世界を想像してしまいました。


▲生化学モニタリングデバイスのコンセプトモデル「AURA」


でも、いかにも最先端な研究とのコラボレーションよりももっと気になったのは、「3Dプリンタを使って作られる、柔らかい構造」を研究中に偶然作られてオブジェ化された写真のコレ。


▲「3Dプリンタを使って作られる、柔らかい構造」を研究中に偶然作られたオブジェ

竹細工のランプシェードかなにかのようなコレ、一定のタイミングで膨らんだりすぼまったり、呼吸でもしているかのように動くのです。コレをアマゾンエコーやグーグルエコーなどのスマートスピーカーに付けてくれたらいいのに。何か答えるたびにムーミン谷のニョロニョロのように踊って(?)くれるスマートスピーカーなんて、ちょっといいデザインだと思いませんか。明かりが明滅するより気が効いていると思うのですが。


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リッチブラックとスミベタ

2018-12-04 10:38:52 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「こんなイメージでチラシを作成したい」とAdobe の Illustratorで作成されたデータをいただきました。そのデザインは黒をメインに使用したデザインなのですが、印刷においてはこの黒がなかなかの曲者。いただいたデータを拝見するとCMYKのそれぞれが80%以上(合計で320%以上)でかなりの高濃度。

黒というのは墨(K)100%でも黒なのですが、CMYKの掛け合わせでも黒になります。「リッチブラック」とよばれ、K100よりもしっとりした深みのある黒になると言われています。しかし4色を100%で掛け合わせると400%という高濃度になり、乾きにくい、印刷した紙同士がくっついてしまう、などのトラブルになる可能性があります。


▲合計220%以下に設定したリッチブラックとK100のスミベタの違いのイメージ

ではどのくらいの濃度ならよいのか。
印刷会社さんによって推奨濃度は違いますが合計が220%以下であれば概ね良さそうです。300%までOKという会社もありますし、使用する範囲(量)や用紙による、という会社もあるので、データ作成には印刷会社さんに問い合わせるのが安心です。印刷通販の会社などでは各社で推奨する数字がWebサイトに掲載されているのでご確認ください。


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デザインは遍く潜む?! #2

2018-11-28 10:52:12 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
先日、東京国立博物館で開催されている特別展『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』を観てまいりました。日頃、仏教にも仏像にもあまり興味のない不信心者なのですが、今回の展示は鎌倉期の彫刻の中でも名品と名高い(もちろんこれも受け売りです)「釈迦如来坐像」「十大弟子立像」「六観音菩薩像」が全方位360°から観ることができると聞いてミーハー心が刺激されてしまいました。 実際、これほど近くで観られるとは。しかも周回360°。ここまで近くで、しかも360°ぐるっと観た人は歴史上何人いることか。十大弟子立像などは一通り観た後に背中の表情だけ見比べてしまいました。

会期後半に入った現在では「六観音菩薩像」の光背が取り外された状態で展示されています。更にレアな後ろ姿が拝見できます。とはいえ今回一番の衝撃を受けたのは、展示会場の照明!
博物館、美術館での展示には、どのように作品を並べ、どのように観せるかという配置や照明の空間デザインをする専門家がいらっしゃるそうです。いわれてみれば当たり前のことなのかもしれませんが、今まで全く考えたことがありませんでした。今回の特別展は池田英雄さんという方が担当されていて、博物館展示の空間デザイン、会場造形、展示のアイデア、グラフィックについてラジオで話されていたのを聴いていたので、自ずと関心はそちらの方へ。中でもぜひそれを確認したいと思っていたのが照明でした。

短冊状の光って、想像することができますか。360°どこからでもライトの光で眩しく感じることなく鑑賞することができるためには、照明を当てた対象の後ろまで余分な光が飛んでいかないように、幾つものライトで光を細かく切りながら仏像を照らしているのが、短冊状の光だそうなのですが…。
すごい!としか言いようがありませんでした。 確かにどこから観ても眩しくて観づらいということがありません。木彫の照明は元々それほど強くできないので、くっきりはっきりというわけではありませんが、どの位置からでもじっくり鑑賞することができました。 どれだけのライトで構成されているのか、もちろん全てを数え上げることはできませんでしたが、この空間全体を把握した構成力に感動しました。
『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』の会期は12月9日までです。興味を持たれた方は、足を運んでみられてはいかがでしょうか。


▲撮影可能だった「聖観音菩薩立像」


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デザインは遍く潜む?!

2018-11-21 13:14:32 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
とある企画の関係で、ある製作所を見学させていただきました。
普段、目にする機会のない場所なので、興味深いこと限りなしという状態に。
針金状の鋼材を加工する工場で、写真は立体的なクリップを形成しているところです。


▲立体的なクリップを形成

中央から鋼材が出てきて、それを折り曲げたり、回転させて形成していきます。実際の作業では一連の工程のセットを入力したコンピュータによって制御されている動作を、手動で(と言っても、リモコンの操作盤を使用してです)行ってサンプル作成をしてくださり、クルッ、クルッ、カキッ、カキッと見る間に形が出来てきました。コンピュータへの入力前にも、このように手動で動きの確認をしているそうです。
折り曲げや切断に使う刃も加工の状態に合わせて選択されています。製品の形状によっては、その『刃』から制作することもあるそうです。
もちろんクライアントさんからは設計図や仕様書が渡されるそうですが、立体なのに平面図のみということも珍しくないとか。仕様書内容の立体への展開は、まずアタマの中で行われて、割とすぐに機械を動かしての検証になるそうです。機械のセッティングは、刃の取り付け位置(角度など)、本数、動き方まで幾つもの要素からなっているそうです。
これは空間におけるデザインじゃないの?! そうお伝えしても製作所の方は微笑んでいらっしゃるばかりでしたが。
平面から立体への驚異の読み換え力。デザインの力は色々なところに潜んでいます。


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デザインの仕事をしています

2018-11-15 10:53:05 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
朝晩ずいぶん冷えるようになりましたね。社窓からの風景もすっかり晩秋の装いとなってきました。


▲すっかり秋の風情となった国立新美術館。

以前、ある交流会でお目にかかった方に「デザインの仕事をしています」とご挨拶したところ、「デザイナーさんですか。洋服とかのデザインを?」と尋ねられました。
そうです、デザインっていろいろあるんです。あらためて考えると「デザイン」というのはかなり幅の広い仕事です。
建築デザイン、プロダクトデザイン、キャラクターデザイン、ゲームデザイン、CGデザイン、ウェブデザイン、ファッションデザイン、テキスタイルデザイン、パッケージデザイン、グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、ブックデザイン。インダストリアルデザインやフラワーデザイン、フードデザインというのもありますね。

当社は名前のとおり「グラフィックデザイン」の会社です。グラフィックデザインとはそもそもなにか?
Wikipediaでは、次のように説明されています。

以下、引用----------
グラフィックデザイン(英: graphic design)は、主として平面の上に表示される文字や画像、配色などを使用し、情報やメッセージを伝達する手段として制作されたデザインのこと。
ポスター、雑誌広告、新聞広告、映画・コンサート・演劇・展覧会等のフライヤー(チラシ)、商品のパッケージデザイン、ロゴタイプ(ロゴマーク)など、多岐にわたる。近年では、コンピュータ上で表示されるインタラクティブデザイン、モーショングラフィック、ウェブデザインの中においても、写真や文字のデザイン、配置や配色、アイコン設計などを含むことがある。メディアの多様化により、デザインの中で特に「平面的な媒体表現」を超えた、広義なとらえ方に変化してきている。情報伝達と美術の融合として、展覧会なども行われる。
----------ここまで引用

グラフィックデザインの中にパッケージデザインやウェブデザインも入っていますね。書籍の蔵本設計や装丁、誌面の編集・レイアウトなども行う当社は、ブックデザインやエディトリアルデザインも業務の範疇ですが、それらは入っていないのですね。自分の仕事を一言で説明するのは難しい!

「デザインの仕事」では何をしているのか伝わらない、ということが改めてよくわかりました。
「東京港区のデザイン会社 グラフィックメイト」のキャッチフレーズ、変えないといけないかな…。


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デザイン=カッコイイもの?

2018-10-25 14:18:23 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
ある博物館の企画展に行きました。貴重な書物なども展示されていて、展示物保護の観点から館内の照明は暗めに設定されていました。それだけでも「見やすい」という状況ではないのですが、展示物の説明文がこれまた黒地に白い明朝体の文字。「説明が全然読めない」とおっしゃっている年配の方もいらっしゃいました。
この展示会の関係者の方によると、ある有名デザイン事務所の若手スタッフの手によるものだとか。「私も読めないんですよ。格好はいいんですけどね…」と言葉を濁していらっしゃいました。


▲同じフォント(文字)サイズでも、フォントの種類や太さによって視認性が変わります


「デザイン=カッコイイもの」という捉え方をされることが多いように思いますが、必ずしもそうとばかりは言えないと思います。ユーザーにとって見やすいもの、使いやすいものということも重要なデザイン要素だと思います。特に年配の方がユーザーである場合は、文字の大きさや背景とのコントラストなどによる視認性、ときにはシンプルさ、などにも配慮が必要だと感じました。
これからの高齢化社会に求められるデザインについても勉強していきたいと思います。


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電子書籍には出せない質感

2018-10-09 11:27:38 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
東京では気温30℃を超える日があるかと思えば20℃そこそこで肌寒い日もあり、着るものに頭を悩ませるこの頃ですが、社窓はゆっくりと秋の景色に移り変わっています。


▲秋の色合いになってきたお向かいの国立新美術館

伊藤亜紗さんの『どもる体』という本をご存知でしょうか。
医学書院という出版社から出ている、『シリーズ ケアをひらく』の1冊で、吃音について書かれた本です。出版社のサイトによれば「従来の医学的・心理的アプローチとはまったく違う視点から、徹底した観察とインタビューで吃音という謎に迫った画期的身体論!」ということです。内容については、それぞれお読みいただくこととして(ぜひお読みください!)、ちょっと別の視点から感じたことを。

不謹慎だと思われる方がいらっしゃれば、予めお詫びを申し上げておきますが、本当に面白い本でした。
身体論としての研究書なのですが、文章は平明で非常に読みやすく、ページレイアウトも明るさを感じさせて、ページをめくるたびに気分が良くなるような本でした。用紙の選択、文字間のバランスや配色など全てが気持ちいい!
この感じは、電子書籍には出せない質感だなと思います。
紙媒体の仕事がまだまだ多い身としては、静的なデザイン・レイアウトの持つ力をまざまざと見せられ(しかも、軽やかに)、気持ちを新たにさせられました。
実際に本の中を紹介できないのが残念なのですが、とにかく開放的で明るい印象をもたらしてくれる本です。ぜひお手にとってみてください。

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プリンタの最新機種デモ会

2018-09-27 11:07:15 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
プリンタの最新機種デモ会に参加しました。Canon、FUJIxerox、OKIなど各メーカーさんの最新プリンタ、同じデザインデータを出力し比較できるというものです。メーカーさんのショールームなどではそのメーカーさんの機器を試すことはできますが、今回のように複数のメーカーさんの機種をまとめて比較体験できる機会はなかなかありません。
大変貴重な機会ということで、当社プリンタで思った色が出なかったデザインデータを持参し、各機種で出力してもらいました。


▲左から Canon(1)、Canon(2)、FUJIxerox、OKI の出力

やや黄色味を感じるもの、墨を感じるもの…どれも微妙に色が異なります。
当社で出力したものが制作時のパソコン画面のイメージと違ったり色校正と異なったりするのは、プリンタの経年劣化のせいかな、と思うところもありましたが、必ずしもそれが理由とは言えないようです。メーカーさんごとに特徴があること、調整の仕方によっても色が変わってくること…などいくつかの要因があると伺いました。もちろん使用する用紙にも左右されます。

今回のデータは印刷会社さんで出してもらった色校正がありましたので、それとも比較しましたが、これまた色が異なりました。もっとも、印刷機で出力してもその時その時の気温やインクの盛り具合などで色が変わってしまうとのことなので、「これと同じに出れば正解!」とも言えません。当然、色校正を出した用紙とプリンタのデモで使用した用紙は異なりますし、そもそも自分が見ているパソコンモニタの色の再現性が絶対正しいとは言えないのです。

正しい仕上がりイメージをクライアントさんにご覧いただくことの難しさ、今回のデモ会であらためて勉強させていただきました。

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元号の変更にそなえて

2018-08-20 11:09:03 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今年はあちこちで「平成最後の夏」というフレーズを耳にしました。そう、平成は残り1年もありません。にも関わらず次の元号はまだ公表されず、ことによっては新天皇の即位後に公表、という案もでてきているとか。いろいろ思惑もあるのでしょうが、一般企業においても元号変更への対応はあちこちで必要になってきます。

今年に入ってクライアントさんの返信用封筒の刷り増し依頼がありました。差出有効期限の変更も必要で、「平成32年3月31日」への変更というご指示でした。でも平成32年が無いことは明らか。そこで西暦での記載をご提案しました。


▲「平成」で記載していた期限を、西暦での記載に変更

1年以上にわたって使用する印刷物などはそろそろ年号の記載方法を検討したほうがよさそうです。
またパンフレットやカタログも、元号の変更にそなえて改定の準備をされてはいかがでしょうか。西暦のみで作成する、あるいは新元号発表にあわせて速やかに改定版が出せるようにする、場合によっては全体の見直しも必要かもしれません。お困りの場合はどうぞグラフィックメイトにご相談くださいね!
いつ新元号が公表されるかわかりませんが、できる準備をすすめておきましょう。





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「紙」の概念を打ち破る!

2018-07-09 12:16:16 | デザインいろいろ
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先日「竹尾ペーパーショウ」に行ってきました。
紙を細くスリットし撚った、まるでレース糸のような紙。世界中の土や藁、竹などを混ぜ合わせることで様々な色合いとなった和紙「土紙」。「ハレの段ボール」と名付けられたカラフルな段ボール。風もないのにひとりで起き上がる「動紙」…。会場には「紙」の概念を打ち破るようなさまざまな紙が展示されていました。


▲まるでレース糸のような紙


▲様々な色合いの「土紙」


▲カラフルな段ボール


コストの問題はあるでしょうが、このような新しい製品も視野にいれつつ、デザインのご提案をしていけるようにしたいと思います。






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「第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」開催中

2018-06-18 10:44:03 | デザインいろいろ
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お向かいの国立新美術館を中心に「第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催中!業務の合間にちょっと覗いてきました。受賞作品展は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門です。


▲港区六本木の国立新美術館では「第21回 文化庁メディア芸術祭」開催中

国立新美術館では同時にルーヴル美術館展も開催されていますが、私が行った時にはメディア芸術祭の方が混んでいたような感じです。会場ではいくつもの言語が飛び交っていました。
印象に残ったのが、エンターテインメント部門で優秀賞を受賞した『PaintsChainer』。

アップロードした線画をAIが自動着色してくれるウェブアプリケーション。キャラクター付けされた着色スタイルが3種類用意されています。会場では気付かなかったのですが、サービスしているサイトを見ると、ラフな絵や写真を線画としてクリーンアップしてくれる機能もありました。しかも線画のタッチも2種類。会場ではタブレットでデモ画面を見ることができました。それにしてもAIの進化恐るべし。遠からず、丸や四角、三角などの形を配置してだけで、ポスターやフライヤーのレイアウトを自動生成してくれるAIが登場するのではないでしょうか。そんなAIとどのように付き合っていくかが、当たり前のことながらこれからのデザイン業の課題ですね。

マンガ部門の展示スペースでは受賞作品と審査委員会推薦作品の全巻を自由に読めるようになっていて、人だかりができたいました。
その中で目を引いたのが、新人賞受賞の『バクちゃん』。初出がWebで左から右に読んでいくスタイルでした。日本のコミックはWeb,紙媒体問わず右から左へ読むスタイルが一般的です。作者は名前を拝見する限り日本をルーツに持つ方のようですが、カナダ在住だそうです。やはり住んでいる環境が作品のデザインに影響を与えるものなのでしょうか。一瞬、違和感を感じるレイアウトも作品テーマを伝える手段になっているように思えました。ぜひご一読を。
それにしても、それぞれのマンガ作品の内容について、もう少しわかりやすい説明の展示があってもいいのではないでしょうか。
マンガ部門大賞受賞作『ねぇ、ママ』の作者、池辺葵さんは『プリンセスメゾン』以来の推し作家です。


▲マンガ部門の大賞は池辺葵さんの『ねぇ、ママ』


▲アニメーション部門の大賞は片渕須直監督の『この世界の片隅に』。パイロット版上映も


▲エンターテインメント部門では株式会社タミヤの田宮俊作氏が功労賞を受賞!


会期は6月24日までです。





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百聞は一見にしかず? サンプル作成

2017-11-17 13:49:08 | デザインいろいろ
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ある学校からのご依頼により書籍制作をしています。中身のデザイン・レイアウトはもちろん、造本設計、表紙デザイン、そして帯や読者カードなどを含めた一式の制作です。中身のデザイン・レイアウトは終盤を迎え、書籍としての仕上げ段階に入りました。

造本設計では、クライアントさんのご希望を伺ったうえで用紙や色もご提案します。最初の段階で、基本の形は決めてレイアウトを進めてきましたが、仕上がりのイメージが見えてきたところで具体的なサンプルを作成します。
今回は書籍の「見返し」に【NTラシャ 緋色】という用紙を使用します。


用紙サンプルから【NTラシャ 緋色】をご提案

本の「見返し」は無地のことが多いのですが、今回は内容に即したデザインを施すご提案です。そのため実際の用紙にデザインを印刷してご覧いただくことにしました。


788mm×1091mmの四六判全紙。白い紙はA4サイズのコピー紙。


プリンターで印刷するためにA3サイズにカット。

実際の用紙に印刷したデザインをお見せしたところ、デザインイメージだけでなく紙の色や風合いもご納得いただけました。
さあ!いよいよ印刷工程へと進みます。




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その原案、活かします!

2017-08-27 16:20:14 | デザインいろいろ
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しばらく前のことですが、お世話になっているA印刷会社さんから「クライアントさんが考えた原案を基にポスターをデザインしてもらえないか」とご相談がありました。フォントの種類や大きさ・配置等を整え、原案を生かしたデザインでポスターに仕上げてほしい、というご依頼です。

ご依頼のものはある国際セミナーのポスターなのですが、原案はパズルのピースをモチーフにしています。がしかし、ただ着色しフォントを整えるだけでは、せっかくデザイン会社にご依頼いただいた意味がない。さてどうしよう。


パズルのピースを使った原案。どうアレンジしよう?

いろいろ考えた結果、パズルを完成させるとセミナーの趣旨にそった写真になる、と想像させるデザインにしてみました。

原案があるというのは、ゼロからデザインするのとはまた違った難しさがあります。原案の意図は何か、伝えたいことは何かを理解し、表現の仕方を工夫する。原案を活かしつつよりよいものにしなければなりません。果たしてこのポスターでそれはできていたのか…。

先日そのクライアントさんから直接ご連絡をいただきました。「今年度のポスター作成もA印刷さんを通して大里さんにお願いしたいと思います。」
昨年度のポスター、ご満足いただけたようです。今年度もご期待に応えられるよう頑張ります!




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