グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

プリンタの最新機種デモ会

2018-09-27 11:07:15 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
プリンタの最新機種デモ会に参加しました。Canon、FUJIxerox、OKIなど各メーカーさんの最新プリンタ、同じデザインデータを出力し比較できるというものです。メーカーさんのショールームなどではそのメーカーさんの機器を試すことはできますが、今回のように複数のメーカーさんの機種をまとめて比較体験できる機会はなかなかありません。
大変貴重な機会ということで、当社プリンタで思った色が出なかったデザインデータを持参し、各機種で出力してもらいました。


▲左から Canon(1)、Canon(2)、FUJIxerox、OKI の出力

やや黄色味を感じるもの、墨を感じるもの…どれも微妙に色が異なります。
当社で出力したものが制作時のパソコン画面のイメージと違ったり色校正と異なったりするのは、プリンタの経年劣化のせいかな、と思うところもありましたが、必ずしもそれが理由とは言えないようです。メーカーさんごとに特徴があること、調整の仕方によっても色が変わってくること…などいくつかの要因があると伺いました。もちろん使用する用紙にも左右されます。

今回のデータは印刷会社さんで出してもらった色校正がありましたので、それとも比較しましたが、これまた色が異なりました。もっとも、印刷機で出力してもその時その時の気温やインクの盛り具合などで色が変わってしまうとのことなので、「これと同じに出れば正解!」とも言えません。当然、色校正を出した用紙とプリンタのデモで使用した用紙は異なりますし、そもそも自分が見ているパソコンモニタの色の再現性が絶対正しいとは言えないのです。

正しい仕上がりイメージをクライアントさんにご覧いただくことの難しさ、今回のデモ会であらためて勉強させていただきました。

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[世界を変えた書物]展

2018-09-21 10:36:49 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
上野の森美術館で『[世界を変えた書物]展』が開催されています。書籍の造本設計、デザイン、レイアウトを仕事としている身としては、以前から気になっていた展示会なのですがなかなか足を運べずにいました。土曜、日曜は大変混雑しているとのことだったので、近くで打ち合わせの予定があったのをこれ幸いと、その帰りに思い切って寄ってみました。


▲[世界を変えた書物]展。上野の森美術館で開催中。

金沢工業大学ライブラリセンターの『工学の曙文庫』に収蔵されているコレクションから選りすぐりの稀覯本が展示されていました。『工学の曙文庫』の名が示す通り、その後の世界に変革をもたらした理学、工学の発展に寄与した名高き書物(しかも初版)が並んでいました。
「古代の知の伝承」「ニュートン宇宙」「解析幾何」「力・重さ」「光」「物質・元素」「電気・磁気」「無線・電話」「飛行」「電磁場」「原子・核」「非ユークリッド幾何学」「アインシュタイン宇宙」の12の系統に分けられかつ、それぞれのゆるやかなつながりが示唆された展示となっていました。
展示された書物の一例をあげると、ユークリッド(エウクレイデス)「原論」、コペルニクス「天球の回転について」、デカルト「方法序説」など。湯川秀樹さんのノーベル物理学賞受賞の元となった論文「素粒子の相互作用について」が製本されたものもありました。


▲ユークリッド(エウクレイデス)「原論」


▲デカルト「方法序説」


▲湯川秀樹さんのノーベル物理学賞受賞の元となった論文「素粒子の相互作用について」


ありがちな印象ですが、オリジナルの原書には“モノ”としてのまとったオーラを発しているようで、本という形に改めて好ましいものを感じてしまいました。ただ、そんな中にもふと思うことがありました。
展示された初版本は活版で印刷されているので、どんなに遡っても、グーテンベルグが活版印刷を実用化した15世紀以降に作られたものです。ユークリッドなどは紀元前の人ですから、それ以前の手稿本が残っていて、それを元に目の前の書物ができあがったということでしょう。となれば、オーラを放っているのは“モノ”ではなく、著者の知的営為なのかもしれません。そのエッセンスをいかに伝えていくかということなのでしょう。
印刷という技術によって、それが多くの人の手に届きやすくなったという歴史が今回の展示のテーマだったのですね。
この文章を読んでいただいているインターネットも、多くの人の手に様々なものを届きやすくした技術です。印刷物という物体から電子的な書物への変化も当然の流れなのでしょうね。
とは言え、人間の英知の集積は感動的なものでした。(それぞれの内容はほとんど理解していないのですが)

『世界を変えた書物』展の会期は9月24日までです。入場無料ですので、お時間をある方は足を運ばれてはいかがでしょう。

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荒木飛呂彦原画展 JOJO!

2018-09-17 10:15:49 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
会社近くに「メルセデス ミー東京(六本木)」というカフェ&ギャラリーがありますが、その外観が夜になるととても目を引きます。


▲夜になるとひときわ目を引くメルセデス ミー東京(六本木)>「JOJO」のウィンドウラッピング

そう、六本木の国立新美術館では「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催されていて、これはそのコラボレーション企画の一つなのです。
この展覧会は完全日時指定制とのことで
「全てのチケットは指定日時ごとの数量限定販売となります(先着順、予定数量に達し次第販売終了)。」

社窓に国立新美術館が見える当社ですが、今回ばかりは「すいてそうだからちょっと見てこよう」とはいかないのは残念。

ちなみにご近所の六本木ヒルズ森タワー・森アーツセンターギャラリーでは「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 」を開催中です。こちらは「-2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)-」ということで、出展作品の中にはもちろん『荒木飛呂彦』の名もありますよ。

秋の三連休、荒木飛呂彦の世界を堪能してはいかがですか。




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「余白」もデザイン

2018-09-10 10:39:24 | PTA広報委員の覚え書き
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
前回に続き、PTA広報誌を制作する場合のおせっかいアドバイスです。
ちょっと残念だったのは、用紙の端に配置された先生の顔写真が切れそうになっているものがあったことです。
もちろん意図的に端まで写真を配置することはありますが、先生紹介のようにある程度整列させて見せたい場合などは、あまり端まで使わない方が安全です。

通常の冊子印刷などは、印刷してから「断裁」といって用紙を仕上がりサイズにカットするのですが、そのときに若干のズレが生じることがあります。そのために3mm内側に画像などを配置することが推奨されています。誌面としても5mmとか10mm内側に揃えて配置すると、ゆとりが出て読みやすくなります。


▲文字や写真が切れてしまわないよう、最低3mmは内側に配置しましょう。


また中央部分への写真配置や文字の掲載も注意が必要です。
広報誌などで使用される「中綴じ」という綴じ方では、中央にホチキスが使用されます。顔写真の真ん中にホチキスの針が刺さったりすることのないよう、中央を避けて画像を配置するといいですね。

企業のカタログやパンフレット、社内報などでもそうですが、「隙間が空いてる」といって無理矢理何かで埋めようとする方がいらっしゃいます。
でも「余白」もデザインの大事な要素です。余白を上手に使うことで読みやすく見やすい冊子になると思います。

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PTA広報誌 教職員紹介のレイアウト 

2018-09-03 11:56:22 | PTA広報委員の覚え書き
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「この広報誌、どうでしょう?」と見せていただいたPTA広報誌。印刷物の制作は初めてという方々で編集やデザインをされたそうですが、いろいろ工夫されているなぁと思いました。
イベントごとに背景色を変えたり、内容に沿ったイラストを配置したり。見出しの入れ方も吹き出し風、マスキングテープ風とかわいらしく演出してあります。
制作ソフトは何を使用されたのかはわかりませんが、今はデザイナーでなくてもここまでできるのね!とびっくりしました。

僭越ながら、より良くなるためのワンポイントアドバイス!
●教職員紹介のレイアウト
 → 写真サイズそのものや、先生方の顔のサイズをできるだけ揃える。

複数の人を一人一人紹介するような場合は、縦 ●mm × 横 ●mmという写真サイズをできるだけ揃えたほうがきれいです。元の写真の具合で縦横のサイズを変更しているようで、長方形だったり正方形だったりと写真サイズがバラバラになっていましたが、役職等によって意図的にサイズを変えるのでなければ、揃えたほうが良いですね。
また、顔の大きさもできるだけ揃えましょう。写真サイズが同じでも、おでこや顎が切れるほど顔だけが大きく写っている人、逆に胸のあたりまで写っている人、など顔の大きさがバラバラなのもきれいに見えません。もし画像加工ソフトをお持ちであれば、顔の明るさも同じくらいに調整すると良いですね。


▲写真サイズや顔のサイズが揃っているほうがきれいに見えます

PTA広報誌は予算の関係もあり、なかなか外部への発注は難しいということは、自分が経験してよくわかりました。そのため広報担当になった保護者の方が制作されることが多いと思いますが、ちょっとしたことに気をつけるといっそう読みやすい・見やすい広報誌になると思います。

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