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3冊読みました

2008-09-14 12:11:42 | 株式投資・資産運用
「サブプライム後の新資産運用」中原圭介

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践
中原 圭介
フォレスト出版

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「投資で浮かぶ人沈む人」松田哲

投資で浮かぶ人、沈む人
松田 哲
PHP研究所

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「プロ野球の一流たち」二宮清純

プロ野球の一流たち (講談社現代新書 1941) (講談社現代新書 1941)
二宮 清純
講談社

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上記の3冊をざっと読みました。

 最初の「サブプライム後の新資産運用」中原圭介はトレーダーズショップモニターでいただいたものです。

 著者の基本的な主張は経済の動向を予測して、株式への投資の比率を調整しなさいということらしいです。まあ、そんなことがうまくできればそれにこしたことはありません。が、いくら精緻な分析や鋭い判断をしたところで、予想の確度はそんなに高くなることはまずないでしょう。無論、1/16の確率で「丁半」ばくちで4連勝する可能性はありますが。資産運用入門書的な意味では有用な内容も含まれますが、個人的にはほとんど興味をひかれる中味はなかったです。

「投資で浮かぶ人沈む人」松田哲
 図書館で借りた本。これは、個人的には×。冒頭部分の中に「正直、僕には「答え」が見えていたのです。」という一文がありました。「推して知るべし」という感じ。あー、そうですか。それでは、その鋭い目でこれからもどんどん儲けてくださいね、という他はないです。逆説的に言えば、実際の相場でしっかりと利益を挙げ続けることができれば、それ以上に本を書いたりする必要は何もありません。

「プロ野球の一流たち」二宮清純
 これも図書館で借りたものですが、これが一番面白かった。
 内容は、選手やコーチ、監督へのインタビュー、メジャーリーグやWBC、高校野球と幅広い中味になっています。雑誌の連載をまとめたような形なので、やや統一性がないですが、興味深かったは、インタビューの内容。例えば、シュワッガーの「マーケットの魔術師」なんかもそうですが、インタビュアーが優れた知識と切り口で対象者に迫ることができると、その内容は深まりおもしろみも増します。本書はそうした意味で、なかなかいい書籍でした。

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