4082第一稀元素 分割1:5・優待新設クオカード2000円・増配!!
の発表がありました。
第一希元素については3/1に以下のように記載しています。
今回の発表で会社側もほぼ同様の認識であったことが確認できて嬉しく思います。
まず株式分割については、下記では1:2、できればさらにその半分、だから1:4
と書いていますが、これを超える比率の1:5です。これは予想以上。
現在の株価は5000円以下ですので、単純にあてはめると、最低投資額は10万以下となります。
これだと、売買はずっとしやすくなります。
ただ、現在の低評価の状況下での株価ですので、業績が堅調ならば、株価は当然1000円、
現在の株価で言えば5000円以上にはなり、最低投資額10万以下というのはない可能性が高いと
思います。
次に優待ですが、これはクオカード2000円となっています。
リリースを見ますと
「毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式100株(1単元)以上を
保有されている株主様を対象」といたします。
「対象となる株主様に対して、一律クオカード2,000円分」
となっています。
つまり、分割後の100株株主にも2000円のクオカード優待です。
次の増配ですが、これは55円が60円です。
予想EPSは600円以上ですから、これでも配当性向は10%未満です。
ただ、これが5分割されると、配当も1/5で12円。
ここに、100株優待のクオカード2000円が加わると、税引き前で実質32円配当ぐらいの意味になり、
となると、下記の「実質的に配当を相応に補完できるような優待」になっています。
こういう意味で、個人株主に対するものとしては、この優待は悪くないです。
リログループもですが、株主・投資家として、直接、あるいはこうしたネットの場で、あれこれ意見
をあげる、伝えることは、力は弱くてもまったく意味がないことでもないと思います。
ごくわずかでも、会社の決定を後押しするようなことになっていれば、それはそれで意味もあるだろうし、
伝えた方としても嬉しく思いますね。
さて、これで株主数は相応に増加するでしょう。一部上場の基準と現在の株主数の差についてはわかりませんが、
次は来年3月末での東証一部上場をめざしてください。
3/1記載の内容
「低い株主還元」「低い流動性」は株価が割安に放置されている要因で
あると会社も認識しています。
繰り返しになりますが、株主還元の基本は配当なので、この低すぎる配当性向
を改善するしかないです。
それをしないのであれば、今後の企業としての投資内容とそのリターンについて
の現段階としての説得力のある計画、説明がいります。
個人向けに会社の認知度を向上させることを主目的にしたプレゼンで、あまり具体的
で細かいことに踏み込むというのもねらいからそれる側面はあると思いますが、
株主向けには、例えば、ベトナムや福井への投資の状況、それによる収益貢献等々
説明するべき内容は色々あり、そうした面を怠ってのこの低配当性向というのは
納得、理解が難しく、投資家視点では評価が難しい状況が継続することになりましょう。
流動性向上、個人投資家の視点からは1:2の株式分割が適当だと思います。
現状、東証が目処として示している最低投資額50万よりもやや低い額での投資が可能
ですが、個人投資家としては1単位50万弱というのは売買しやすいとは言い難い面が
あります。このあたりはそれぞれの感覚ですが、まあ、25万、できればさらにその半分
ぐらいが最低単位だと、分割しての売買はしやすいですね。
また、これは東証一部上場への株主増加とも関わりますが、株主優待を設定すれば、
その内容にもよりますが、確実に企業への注目度は増し、株主数は増加します。
株主公平の観点からは株主優待は問題があります。株数の応じた公平性のある制度
ではありません。
が、そうしたことを承知で、株主優待を導入することによって企業への注目度を高め、
株主数を増加させ、株価水準を高くする、そのために優待制度を企業の側からうまく
利用するという視点が重要でしょう。
BtoB系の第一希元素は直接自社で一般消費者向けの製品を持っているわけではないので
そうした意味では株主優待はそぐわないですね。
そういう場合はクオカードでいいといえばいいです。ただ、今の株価で年間1000円の
クオカードというのは魅力には欠けます。3000円クオカードならいいかなと思いますが。
例えば、8697日本取引所グループは株価1500円台の100株でで3000円のクオカードの
優待があります。ここまでは難しくても、実質的に配当を相応に補完できるような
優待は悪くないですね。
で、できれば、デザインはあまり堅苦しくはない感じでのオリジナルのものがいいと思います。
あと、ジルコニウムを素材として使った高級包丁でも選べると、これは企業の事業内容
と関わりがあるし、多少なりとも、その包丁を購入することにもなるのでいいかと思います。
株主優待は、ある意味「奇妙」な制度ですが、今や、その奇妙さを承知の上で、それを企業
としても戦略的に利用、活用する時代になっています。
ここは主幹事証券担当者とでも相談して導入にむけて検討してほしいですね。
の発表がありました。
第一希元素については3/1に以下のように記載しています。
今回の発表で会社側もほぼ同様の認識であったことが確認できて嬉しく思います。
まず株式分割については、下記では1:2、できればさらにその半分、だから1:4
と書いていますが、これを超える比率の1:5です。これは予想以上。
現在の株価は5000円以下ですので、単純にあてはめると、最低投資額は10万以下となります。
これだと、売買はずっとしやすくなります。
ただ、現在の低評価の状況下での株価ですので、業績が堅調ならば、株価は当然1000円、
現在の株価で言えば5000円以上にはなり、最低投資額10万以下というのはない可能性が高いと
思います。
次に優待ですが、これはクオカード2000円となっています。
リリースを見ますと
「毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式100株(1単元)以上を
保有されている株主様を対象」といたします。
「対象となる株主様に対して、一律クオカード2,000円分」
となっています。
つまり、分割後の100株株主にも2000円のクオカード優待です。
次の増配ですが、これは55円が60円です。
予想EPSは600円以上ですから、これでも配当性向は10%未満です。
ただ、これが5分割されると、配当も1/5で12円。
ここに、100株優待のクオカード2000円が加わると、税引き前で実質32円配当ぐらいの意味になり、
となると、下記の「実質的に配当を相応に補完できるような優待」になっています。
こういう意味で、個人株主に対するものとしては、この優待は悪くないです。
リログループもですが、株主・投資家として、直接、あるいはこうしたネットの場で、あれこれ意見
をあげる、伝えることは、力は弱くてもまったく意味がないことでもないと思います。
ごくわずかでも、会社の決定を後押しするようなことになっていれば、それはそれで意味もあるだろうし、
伝えた方としても嬉しく思いますね。
さて、これで株主数は相応に増加するでしょう。一部上場の基準と現在の株主数の差についてはわかりませんが、
次は来年3月末での東証一部上場をめざしてください。
3/1記載の内容
「低い株主還元」「低い流動性」は株価が割安に放置されている要因で
あると会社も認識しています。
繰り返しになりますが、株主還元の基本は配当なので、この低すぎる配当性向
を改善するしかないです。
それをしないのであれば、今後の企業としての投資内容とそのリターンについて
の現段階としての説得力のある計画、説明がいります。
個人向けに会社の認知度を向上させることを主目的にしたプレゼンで、あまり具体的
で細かいことに踏み込むというのもねらいからそれる側面はあると思いますが、
株主向けには、例えば、ベトナムや福井への投資の状況、それによる収益貢献等々
説明するべき内容は色々あり、そうした面を怠ってのこの低配当性向というのは
納得、理解が難しく、投資家視点では評価が難しい状況が継続することになりましょう。
流動性向上、個人投資家の視点からは1:2の株式分割が適当だと思います。
現状、東証が目処として示している最低投資額50万よりもやや低い額での投資が可能
ですが、個人投資家としては1単位50万弱というのは売買しやすいとは言い難い面が
あります。このあたりはそれぞれの感覚ですが、まあ、25万、できればさらにその半分
ぐらいが最低単位だと、分割しての売買はしやすいですね。
また、これは東証一部上場への株主増加とも関わりますが、株主優待を設定すれば、
その内容にもよりますが、確実に企業への注目度は増し、株主数は増加します。
株主公平の観点からは株主優待は問題があります。株数の応じた公平性のある制度
ではありません。
が、そうしたことを承知で、株主優待を導入することによって企業への注目度を高め、
株主数を増加させ、株価水準を高くする、そのために優待制度を企業の側からうまく
利用するという視点が重要でしょう。
BtoB系の第一希元素は直接自社で一般消費者向けの製品を持っているわけではないので
そうした意味では株主優待はそぐわないですね。
そういう場合はクオカードでいいといえばいいです。ただ、今の株価で年間1000円の
クオカードというのは魅力には欠けます。3000円クオカードならいいかなと思いますが。
例えば、8697日本取引所グループは株価1500円台の100株でで3000円のクオカードの
優待があります。ここまでは難しくても、実質的に配当を相応に補完できるような
優待は悪くないですね。
で、できれば、デザインはあまり堅苦しくはない感じでのオリジナルのものがいいと思います。
あと、ジルコニウムを素材として使った高級包丁でも選べると、これは企業の事業内容
と関わりがあるし、多少なりとも、その包丁を購入することにもなるのでいいかと思います。
株主優待は、ある意味「奇妙」な制度ですが、今や、その奇妙さを承知の上で、それを企業
としても戦略的に利用、活用する時代になっています。
ここは主幹事証券担当者とでも相談して導入にむけて検討してほしいですね。