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日経広告 松井証券社長 相変わらず・・・

2017-01-19 17:35:27 | 株式投資・資産運用
日経広告 松井証券社長 相変わらず・・・

一面使っての広告で、社長へのインタビューを掲載。

投信工房というロボアドバイザーの宣伝なんですが、
相変わらず、あれこれ噛み付いています。


例えば、ファンドラップについては
「供給者論理の延長で、懲りない人たち」と太字にして切って捨ててます。

高コストのファンドラップについてはグラフまで出して批判してます。

まあ、事実、高コストではあるのでそれはいいのですが。

じゃあ、そのロボアドバイザーのAI活用ですか、それはほんとに有益なのか
どうか・・・。

低コストのインデックスファンドで別にいいと思うし、そんなに有益なアドバイス
が可能であるとも思えないですけどねー。

低コストなのはいいですが、「ロボットを執事のように使う」っていうのは、
って、私は執事を使ったことがないのでよくわかりませんが(^_^;)
現状、私自身の希望に沿うような形は無理で、自分で考えてやった方がいいというか
自分で考えているようなことを全部代替するようなことにはまだならないと思います。

投信の業界つて、二極分化が著しいように思いますね。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year
http://www.fundoftheyear.jp/2016/

上記のような動きがあり、低コストの投信というのが、それなりに幅広く受け入れられる
ようになっています。

一方、従来型、対面型中心の高コストのファンドラップなどもあります、というか、
新しい証券会社の収益源的に出てきています。

これは、損保の自動車保険で、低コストのダイレクト型が伸びる一方、なお、従来の
代理店や営業職員を通しての形も続いている(後者の方の割合が大きい)ということや、
ネットの生保と従来型の営業のおばちゃん生保が両方あることと似ています。

基本、フィンテック、AIの活用等で、低コストの商品が伸びる流れというのは
変わらないでしょう。

ただ、例えば昨日の野村の新春セミナーなんかは、来ているのはほとんどが高齢の方で、
私は「一番の若手」に近かったと思います。
土日に開催すれば、また来場する人の層も少しは違うのでしょうが、平日の昼間となれば、
そりゃ暇で来られるのは高齢者層になります。
で、そこそこ小金持ちで、そこそこ対面型で利益を取れる顧客になるのはこういう高齢層
ですからね。

しかし、この状況も、徐々にだか急激にだかわかりませんが、明らかに変化はしていきます。
今の60才以下の層というのは、パソコンやネット環境はあたりまえで、私自身も含めて、こう
したことに抵抗感がある人は少ないです。
で、インターフェイスも相応に改善されて使いやすくはなっていますから、
まあ、不出来な営業くんわりは、よほどコンピューターのアドバイスの方が役に立ち、それで
事足りるという方向にはなっていくと思われます。

私自身、現在はETFも含めた投信の比率というのは非常に低いですが、
今後、その割合は増加させていこうと思っています。
無論、基本は低コストの商品ということになります。





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