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富士重工とトヨタ

2005-10-25 22:18:05 | 株式投資・資産運用
 IPOの東京スターBは公募割れのスタートですなぁ・・・。これはオハラと同様にそれなりに個人に割当てがあったと思われます。こういう銘柄は堅く来てほしいものですが、「やっとIPO公募取れたのに・・・」とか、個人投資家の嘆きがちょっと聞こえそうです。といっても、公募からそんなに爆下げしているわけではないので、キズは浅い状態でしょうけど。

 自分だったらどうしたか?。成行で売ったかな?。とにかく初日売却したとは思います。

 オハラの方は3回転で細かく利食い。新聞代捻出状態で、これはこれでよし。

 えーと、昨日ですか、スカパーでブルームバーグをつけたら、東京モーターショーで富士重工の竹中社長のインタビューを放送しているところでした。
 冨士重工、トヨタ筆頭株主で株価はとりあえず反発はしましたが、その後またじり安状態となっています。

 まあ、トヨタが筆頭株主になったところで、富士重工の業績が短期的に好転するわけではありません。米国市場も新車の売れ行きにかげりも見えるようですし、国内市場も苦戦ぎみです。円安傾向も車そのものが堅実にきちんと売れてこないことには収益の本格的な改善にはつながりません。市場はとりあえずそういう見方なのかなと思います。

 社長のインタビューも、もうひとつ決め手に欠けるという感じでした。

 ただ、中長期的にはトヨタとの関係というのはプラスにははたらくでしょう。
 まずはハイブリット車について、トヨタの技術も応用しつつ、スバルらしさのある車を作ることでしょうか。
 トヨタとの関係では富士重工の米国工場の活用というのは決定みたいですし。

 ただ、トヨタとスバルって、なんかイメージ的に両極端という感じがします。

 マーケティング至上主義、なんでもあります、合理化・カンバン方式、F1もケティング、ええ車うまいこと作ります、高級車もやりまっせ~のトヨタ。まあ、強いことは間違いない。

 一方のスバル。レガシーのみ・・・。インプレッサ・フォレスターもあるし、トライベッカも米国で先行して出していますが、結局、レガシーだけやん・・・。
 で、AWD、技術指向。ちょっと頑固、独自性あり、車はいいけどデザイン下手。質実剛健、商売下手みたいな・・・・。

 軽自動車もスバルは独自路線。最近のRシリーズ、スタイリングが「奇妙」。スズキやダイハツの真似してもしょうがないというのはわかりますが、これは販売台数にはつながりにくい。

 トヨタグループの中で、どう今のオリジナリティを保ちながら、優れた商品が出していけるのか、当然、米国市場も意識しつつ、国内でも受けるような車。
 なかなか難しい課題です。

 実はレガシーは購入候補の一つでした。しかし、試乗まで至らずアウディに決定してしまいました。アウディは車としては実によいのですが、ちょっとスバルも乗っておきたかったなぁという気持ちは残りました。

 株の方はトヨタは毎月1万円買い。富士重工は、ミニは細かく売買し、1000株はとりあえず残します。

 さて、どうなりますか・・・・。
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