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今週の売買 東宝、三井海洋、トヨタ、ソーバル

2008-12-07 22:25:32 | 株式投資・資産運用
 ということで、今週。

 東宝、三井海洋、プロパスト、大和證券などは引き続き細かく売買していく予定。

 PFの方は主力のトヨタなどが厳しい株価になっており、短期的に大きな回復は望めそうもない雰囲気。

 ホンダのF1撤退は、F1ファンの立場からは非常に残念。ただ、企業としては合理的な決定かもしれないですが。

 しかし、大トヨタ様も約6000人いる国内工場の期間従業員を来年3月までに3000人程度に半減するとか・・・。アサヒコムには「海外メディア、トヨタ取材に続々「黒字でもリストラ?」との記事がありました。

 企業として、この厳しい状況の中、グローバルな競争に勝ち残っていくためにはいずれも必要な事なのかもしれません。

 が、ホンダのF1というのは企業のアイデンティティと深く関わっているのではないか。大トヨタ様は「雇用を守る」という点で社会的存在としての企業の責任の果たし方というのもあるのではないかと思わされます。

 で、しょぼい「資本家」の視点から考えることは、時価のトヨタは買いなのかどうか?。時価の富士重工は?。ここからつっこんだところは、まあ、堂々と買っていっていいし、それは長い目では報われると考えています。

 対米依存度が高いホンダ(アコードはきっといい車だと思いますが)と比較して、グローバルに展開しているトヨタは相対的に強みがあります。もちろん、財務も堅いですし、環境対応の車の開発という点でも先行しています。また、株価の変化率という点ではつっこんだところの富士重工も面白いと考えています。

 他ではIPOのソーバル。下限で公募は決まりPERは3倍台。54円配当で、配当利回りは9%程度あります。キヤノンへの依存度が非常に高く、キヤノン本体の業績そのものも厳しめということはあるのでしょうが、まあ、新製品などのソフトウェア開発と関わっての人材派遣であり、こういうところは、「はい、じゃあ、もっと安いところを使います」とか「はい、もうドーンと単価下げますから」とか、そういうことにはなりにくいという印象はあります。基本的に割安でしょう。

 9日朝が申し込み期限ですので、ちょっと考えてみますが、公開時公募割れがあるようならば、買っていくのも悪くないと思います。まあ、買いの量はは薄いでしょうし、公募割れの可能性も十分です。ヤフーの掲示板などは通常は公開前で既に公募株の割当が決まったような状況では、ほとんど意味のない売り煽り・買い煽りがわいて出てくるのではが、今もってまったく静かです。注目度はグリーの方がずっと上ではあるでしょう。

 他では野村のCBは悪くないと思います。クーポンが比較的大きいですし。3.6%で、税引き後でも2.88%。最悪、8年定期でもよいということで。

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