3197すかいらーくの優待カード化は転売や相場に影響するか? 映画優待の場合は?
すかいらーくの優待が、これまでの500円の金券から、以下のようなカード・タイプのものに変更となります。
この変更について、会社サイトでは以下のように記述しています。
「1.変更の理由
レジでの会計時間の短縮等、株主様の利便性向上を目的として、株主様ご優待券の仕様を変更いたします。」
なるほど、確かに500円券を何枚も持ち歩くよりも、高額面のクオカードのようなタイプのものの方がかさばらないし、
実用上ありがたいということはあります。
が、逆にデメリットもあります。500円券であれば、家族や知人などに500円単位で分けることができましだか、
このカードだとそういうわけにはいきません。
また、残高はウェブサイトや電話で確認できるということですが、その券を見ただけでは、未使用時はいくらという
ことはわかっても、多分、実際の残高がいくらかわからないというのもデメリットかと思います。
例えば、これを金券ショップで売却する場合、あるいは金券ショップが販売する場合、満額の残高があるということ
が簡単にわかるような形でないと、買い取り、あるいは販売というところで支障が出る可能性があります。
つまり、買い取り対象とならない可能性もあるということ。あるいは買い取りをする店鋪が限定されるということも
ありえそうです。
会社側としては優待券が金券ショップやオークションを通じて売却されそれが使用されるという形は望ましいこととは
考えておらず、株主本人や家族の使用はともかく、こうした形はなるべく抑制したいというのが本音ではあるでしょう。
ですので、今回の変更は転売抑制というのが実は主目的とも考えられます。
逆に株主としては、ここは制限せず、実際に使うか売却するかは自由に判断したいということになるでしょう。
オークションの場合、未使用のものは、証明はしにくくても、なにか印字されたものとかPC画面の画像を添付すれば
それでこと足りそうですし、ヤフオクのように個人評価の数やコメントが載っている場合、それが信用となり、信用度
の高い人の出品は信頼感が高いため、カードだけから残額がわからないのはそんなに問題にはならないかもしれません。
が、方向としては、これは、そんなに急激ではなくても、既に下落傾向の実売価格がさらにやや下がる要因にはなるか
もしれません。
カードと券ということでは、映画会社の優待の状況というのもちょっと関係はあるかもしれません。
私は、東宝、松竹、東映の優待を原則として自分で利用していますが、各社で状況、仕様が違います。
まず東宝ですが、ここの優待はプラスチックのナンバー入りのクレジットカード的スタイルのカードと紙のチケットの2つ
があります。両方を持参して、その印字が一致していることを確認してもらわないと優待は使えません。
で、このプラスチックのカードは毎回は発行されず、継続的に使うことになります。
なお、特に本人確認等はないですので、誰でもこのカードと券の両方を持っていけば優待は利用可能ですし、複数名分を一度
に使うこともできます。これはオークションにも出ていますが、個人番号のあるカードのため、やや抵抗感はある感じ
がします。
次に松竹です。ここは個人名の入ったクレジットカードタイプのカードが2枚来ます。本人用と家族用で、本人用は金色、
家族用は銀色です。
まあ、これもいちいち免許証を出せとか本人確認はされませんので、本人カードであれ、家族カードであれ持参人が使えます。
違うのは優待の残高がわかるレシートが発行されるのは本人用の金のカードの時だけということです。
これはあらかじめ漢字で個人名が印字されています。そのため、オークション転売等をするのには抵抗を感じる場合が多い
でしょう。
最後に東映ですが、ここは食事券と同様の紙のチケットのみです。東映配給作品以外は一度の鑑賞で2枚の券が必要です。
また、切り取ることはできず、ミシン目でつながっている形になっています。
転売等は最もしやすく、実際、よくオークションでも見かけます。
というように、同じ映画が鑑賞できる優待でも、各社によって仕様が異なっています。
さて、すかいらーく、実際、残高確認等はどんな形でするのでしょうかね。
すかいらーくの優待が、これまでの500円の金券から、以下のようなカード・タイプのものに変更となります。
この変更について、会社サイトでは以下のように記述しています。
「1.変更の理由
レジでの会計時間の短縮等、株主様の利便性向上を目的として、株主様ご優待券の仕様を変更いたします。」
なるほど、確かに500円券を何枚も持ち歩くよりも、高額面のクオカードのようなタイプのものの方がかさばらないし、
実用上ありがたいということはあります。
が、逆にデメリットもあります。500円券であれば、家族や知人などに500円単位で分けることができましだか、
このカードだとそういうわけにはいきません。
また、残高はウェブサイトや電話で確認できるということですが、その券を見ただけでは、未使用時はいくらという
ことはわかっても、多分、実際の残高がいくらかわからないというのもデメリットかと思います。
例えば、これを金券ショップで売却する場合、あるいは金券ショップが販売する場合、満額の残高があるということ
が簡単にわかるような形でないと、買い取り、あるいは販売というところで支障が出る可能性があります。
つまり、買い取り対象とならない可能性もあるということ。あるいは買い取りをする店鋪が限定されるということも
ありえそうです。
会社側としては優待券が金券ショップやオークションを通じて売却されそれが使用されるという形は望ましいこととは
考えておらず、株主本人や家族の使用はともかく、こうした形はなるべく抑制したいというのが本音ではあるでしょう。
ですので、今回の変更は転売抑制というのが実は主目的とも考えられます。
逆に株主としては、ここは制限せず、実際に使うか売却するかは自由に判断したいということになるでしょう。
オークションの場合、未使用のものは、証明はしにくくても、なにか印字されたものとかPC画面の画像を添付すれば
それでこと足りそうですし、ヤフオクのように個人評価の数やコメントが載っている場合、それが信用となり、信用度
の高い人の出品は信頼感が高いため、カードだけから残額がわからないのはそんなに問題にはならないかもしれません。
が、方向としては、これは、そんなに急激ではなくても、既に下落傾向の実売価格がさらにやや下がる要因にはなるか
もしれません。
カードと券ということでは、映画会社の優待の状況というのもちょっと関係はあるかもしれません。
私は、東宝、松竹、東映の優待を原則として自分で利用していますが、各社で状況、仕様が違います。
まず東宝ですが、ここの優待はプラスチックのナンバー入りのクレジットカード的スタイルのカードと紙のチケットの2つ
があります。両方を持参して、その印字が一致していることを確認してもらわないと優待は使えません。
で、このプラスチックのカードは毎回は発行されず、継続的に使うことになります。
なお、特に本人確認等はないですので、誰でもこのカードと券の両方を持っていけば優待は利用可能ですし、複数名分を一度
に使うこともできます。これはオークションにも出ていますが、個人番号のあるカードのため、やや抵抗感はある感じ
がします。
次に松竹です。ここは個人名の入ったクレジットカードタイプのカードが2枚来ます。本人用と家族用で、本人用は金色、
家族用は銀色です。
まあ、これもいちいち免許証を出せとか本人確認はされませんので、本人カードであれ、家族カードであれ持参人が使えます。
違うのは優待の残高がわかるレシートが発行されるのは本人用の金のカードの時だけということです。
これはあらかじめ漢字で個人名が印字されています。そのため、オークション転売等をするのには抵抗を感じる場合が多い
でしょう。
最後に東映ですが、ここは食事券と同様の紙のチケットのみです。東映配給作品以外は一度の鑑賞で2枚の券が必要です。
また、切り取ることはできず、ミシン目でつながっている形になっています。
転売等は最もしやすく、実際、よくオークションでも見かけます。
というように、同じ映画が鑑賞できる優待でも、各社によって仕様が異なっています。
さて、すかいらーく、実際、残高確認等はどんな形でするのでしょうかね。