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株主優待クロス 本格参戦 評価点・改善点

2017-03-25 06:54:22 | 株式投資・資産運用
株主優待クロス 本格参戦 評価点・改善点

 3月の優待クロスは、個人的にはほぼ終了という感じになっています。

 だいたい取ろうと思ったものは取れましたが、来週で、少し細かく追加するかもしれません。

 優待クロスは昨年から少し取り組んでいますが、この3月は対象銘柄が最多の月ということもあり、
資金も集中したため、クロス対象の銘柄が27になりました。

 ここに従来のポートフォリオで優待のある銘柄が17ありますので、3月優待の銘柄数は44です。

 このうち、半分程度は夫婦で最低単位を持ち合うような形になっているので、実際に届くのは60を超える
ということになります。

 無論、単月としては、これは過去最多の記録になります。

 ということで、今回のクロスでの優待取得についての評価点と反省点を整理しておきます。

評価点
・資金を集中させ資金枠を大きめにとったため、多数の銘柄の優待を取得することができました。
 全体として2000万以上の資金枠を確保し、それを活用しました。

・事前に3月の優待銘柄についての情報を確認し、対象銘柄をピックアップし、一定の優先順位を考えておきました。

・一般信用でコストをほぼ確定させる同値クロスを基本とし、原則として、すべてのクロス取引で利益は出すことができました。
 モスフードサービスは1ティックの1000株売買の時差クロスでコストを捻出しました。
 このスタイルは、確率的には成功する可能性は高いと思われます。
 が、株価が思惑と逆に動き、一気に上昇したり下落したりした場合、優待の利益などすぐにとぶだけの損失を被る
可能性もあります。余計なリスクをとった売買とも考えられ、単純な「事務作業」的同値クロスとは質的に異なった売買
が入り込むことになります。こうすることがいいのかどうかの判断は必要かと思います。

改善点
・対象銘柄の選定が行き当りばったり。
 一定の優先順位は考えていたものの、「あ、これもあるなら取っておこう」的に対象として考えていた銘柄
の中からではありますが、行き当たりばったりにクロスをしており、システム的な取り組みになっていない。

・厳密な事前のコスト計算、証券会社の選択や資金配分の最適化ができていない。
 それぞれ個々の売買で損失は出ていないものの、最適化された売買にはなっていません。
 コスト的に最安値の選択も厳密にすることができていませんし、全般に時期がやや早すぎて余計なコストがかかっています。
例えば、ゼンショーなんかはあわててSBIで取りに行きましたが、今でも残数があります。ここらはどうなるかは
わからないので早めに対処するのはいいのですが、これまでの傾向等を把握しつつなるべく低コストになるように対応
したいものです。

 ということで、別に面白くはない「事務作業」であってもいいので、もっとシステム化し、最適化された優待クロス
の売買という形にもっていきたいですね。






 

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