2016資産運用の課題(1) IPO
去年のIPOの利益はREITも含めて+160万強程度でした。
終盤、あんしん保証200株の配分があり、初値売却で80万以上の利益を確定できたのが大きかったです。
逆に損失の方は、REITのサムティレジデンシャルの10口の配分による含み損が大きいです。
それも、これも含めて「IPOはおいしい」との印象は、基本的に例年と同様です。
IPOは公募株を取得し、初値近辺で売却するという方法を取る限り、リスクは低く、利益につながる可能性が高い投資方法です。
これは、一般的な株式売買とは異なる、「特殊」な状況下における取引です。
そのIPO銘柄が有望かどうかの常識的な判断は必要ですが、基本的にこの「公募を取って初値あたりで売却する」方法は有利です。
ですから、基本的なIPO投資の注力ポイントは公募株取得の可能性、確率をどう高めるかということです。
その方法は
・対象となる口座数を増加させること。
これはとりわけ、1口座1抽選となる証券会社の場合は有効
・資金量、その配分や集中によって当選確率を高める
これはSBIの場合は有効。資金量だけブックの株数を入れることができるため。
SBIの場合はポイントをどう有効に活用するかもポイント
・ネットではなく支店での裁量配分を多く取れるようにする。
となります。なお、これは私一人ではなく、家族全体で考える必要があります。
この前提で、現状の課題を考えると、
・マネックスなど、1口座1抽選制の証券会社に、家族全員に口座を開設してもらい運用してもらう。
・口座のみ開設されているが活用されていない証券会社の口座を活用する。
私の場合は、三菱UFJモルガン・スタンレー 、カブドットコム証券がこれに該当します。
カブドットコムについては別の課題との関わりもあり、今年は積極的に活用することを考えます。
・支店での裁量配分
これは多くなるどころか、むしろ低下している傾向があります。
B級についての複数配分はあるのですが、品薄系有望銘柄の配分は皆無に近いです。
なぜか?。
これは、預かり資産はそこそこあるものの、高コストの金融商品を買うことはほとんどなく、証券会社側の利益としては大したことはないからでしょうか。
原則として、これは単に担当の営業くんの姿勢云々の問題ではありません。
「高コストの金融商品」とは何か?。代表的なものは以下。
「ファンドラップ」、つまりは投資信託の組み合わせ以上のものではなく、極めて高コスト。
投資信託。新規設定のものが次々とあらわれます。当初の販売手数料そのものが高く、信託報酬も高コストのものが多い。
仕組債。どこが「債券」なのかと疑う、オプションが主体の奇妙な商品。設定する側は常に有利です。
さて、こうした、「結果はどうなるかわからん、とりあえずコスト的にはぶったくり商品」につきあってまでIPOを取りに行くのかどうか。
原則として、その答えはNOです。
ここのところは、あれこれ考えてみる余地がありそうです。
去年のIPOの利益はREITも含めて+160万強程度でした。
終盤、あんしん保証200株の配分があり、初値売却で80万以上の利益を確定できたのが大きかったです。
逆に損失の方は、REITのサムティレジデンシャルの10口の配分による含み損が大きいです。
それも、これも含めて「IPOはおいしい」との印象は、基本的に例年と同様です。
IPOは公募株を取得し、初値近辺で売却するという方法を取る限り、リスクは低く、利益につながる可能性が高い投資方法です。
これは、一般的な株式売買とは異なる、「特殊」な状況下における取引です。
そのIPO銘柄が有望かどうかの常識的な判断は必要ですが、基本的にこの「公募を取って初値あたりで売却する」方法は有利です。
ですから、基本的なIPO投資の注力ポイントは公募株取得の可能性、確率をどう高めるかということです。
その方法は
・対象となる口座数を増加させること。
これはとりわけ、1口座1抽選となる証券会社の場合は有効
・資金量、その配分や集中によって当選確率を高める
これはSBIの場合は有効。資金量だけブックの株数を入れることができるため。
SBIの場合はポイントをどう有効に活用するかもポイント
・ネットではなく支店での裁量配分を多く取れるようにする。
となります。なお、これは私一人ではなく、家族全体で考える必要があります。
この前提で、現状の課題を考えると、
・マネックスなど、1口座1抽選制の証券会社に、家族全員に口座を開設してもらい運用してもらう。
・口座のみ開設されているが活用されていない証券会社の口座を活用する。
私の場合は、三菱UFJモルガン・スタンレー 、カブドットコム証券がこれに該当します。
カブドットコムについては別の課題との関わりもあり、今年は積極的に活用することを考えます。
・支店での裁量配分
これは多くなるどころか、むしろ低下している傾向があります。
B級についての複数配分はあるのですが、品薄系有望銘柄の配分は皆無に近いです。
なぜか?。
これは、預かり資産はそこそこあるものの、高コストの金融商品を買うことはほとんどなく、証券会社側の利益としては大したことはないからでしょうか。
原則として、これは単に担当の営業くんの姿勢云々の問題ではありません。
「高コストの金融商品」とは何か?。代表的なものは以下。
「ファンドラップ」、つまりは投資信託の組み合わせ以上のものではなく、極めて高コスト。
投資信託。新規設定のものが次々とあらわれます。当初の販売手数料そのものが高く、信託報酬も高コストのものが多い。
仕組債。どこが「債券」なのかと疑う、オプションが主体の奇妙な商品。設定する側は常に有利です。
さて、こうした、「結果はどうなるかわからん、とりあえずコスト的にはぶったくり商品」につきあってまでIPOを取りに行くのかどうか。
原則として、その答えはNOです。
ここのところは、あれこれ考えてみる余地がありそうです。