monologue
夜明けに向けて
 




昨日、10月12日、将棋のプロ棋士がコンピュータ将棋ソフトとタッグを組んでトーナメントで対局する「将棋電王戦タッグマッチ2014」のFINAL Roundが、東京・六本木のニコファーレで行われた。プロ棋士は、メガネ型のウェアラブルデバイスを装着して将棋ソフトの推奨手の情報を得て指すので近未来的な雰囲気が漂う。決勝は1stラウンドAブロックで優勝した森下卓九段・ツツカナ組とBブロックで優勝した西尾明六段・ponanza組の戦いとなった。将棋は矢倉戦になり先手の森下卓九段・ツツカナ組が端を破ってリードしたが西尾明六段・ponanza組が先手の玉頭から桂で反撃して寄せきった。優勝した西尾明六段は一般にはあまり知られていない棋士だがこれを機会に活躍が期待される。将来の将棋は人間とデータを蓄積したウェアラブル端末が一緒になって戦い合うのだろうか。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )