monologue
夜明けに向けて
 




私的カウントダウン、アルバム「水面に書いた物語 」、「プロセス」「カリフォルニア・サンシャイン」「ひかりのくにへ」「現代の愛 」シリーズインストルメンタル曲集「夢神楽」などの今週のアクセス聴取ランキング
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10月3日(金)~10月10日(金)
ヒット数 254件中  
順位前週前々週 
第1位(1)<1>祭りの夜
第2位(5)<3>はるかなるメロデイ
第3位(3)<2>夢の旅
第4位(-)<->手をかざしてごらん
第5位(2)<6>水面に書いた物語
第6位(17)<18>軽々しく愛を口にしないで
第7位(13)<8>そしてなにが残った
第8位(6)<7>ごめんなさい
第9位(23)<11>ラスト・ランデヴー
第10位(-)<->Sentimental lady ‘M’
第11位(10)<->
第12位(4)<->オーロラの町から
第13位(16)<->わんだふるわーるど
第14位(18)<19>STAY WITH ME
第815位(8)<10>マイ・スィート・ライフ
第16位(19)<->ときめきFALL IN LOVE
第17位(-)<->水の中で
第18位(7)<16>それってⅨじゃない
第19位(-)<->プロセス
第20位(-)<->New morning
第21位(-)<->Wake you
第22位(-)<->Never give up!
第23位(20)<->女優(スター)
第24位(-)<->雨の日のデート
第25位(-)<->今すぐに

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今週も相変わらず祭りの夜 の独走が続いている。ちょっとした変化は 4位に手をかざしてごらん が上がってきたこと。この曲を歌った時会場全体の聴衆が泣いたことで記憶に残っている。その階だけではなくモニターで見ていた他の階の人たちまで泣いていたと聞いてびっくりしたものだった。歌を聴いて号泣するというのは変だがこの歌ではそんなことが起きた。
 平成元年(1989)、頚椎損傷の治療後、退院してきたわたしは、 最も初期のヤマハのミュージックコンピュータを使って曲を打ち込んでいた。 『手をかざしてごらん』という歌を仕上げているとき、 六七十代位のご婦人の来訪を受けた。ご主人が亡くなってから地域の民生委員を引き受けて、あたりのお年寄や病気の方の家を訪問しているという。 色々話していると、今作っている歌を聴きたいというので コンビューターをカラオケにして歌ってみせた。 歌い終わってご婦人の表情を窺うとなにやらこわい顔をしている。わたしは不安になって声をかけようかと迷った。すると突然、、うおわぁぁーん、うわわわぁぁぁー、と吠えるような叫び声が あがった。わたしはびっくりして対処に困った。ひとしきり、叫びが終わって落ち着いた婦人は涙を拭きながら少し はにかんで、 「わたしは、情の強(こわ)い女で何十年も泣いたことがない。 去年、夫が亡くなったときも泣かなんだ」と言った。そんなことがあった。この)歌がランクインするたびにあのご婦人の号泣を思い出す。ご愛聴感謝。
fumio

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