Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

お年寄りの聖地「とげぬき地蔵商店街」を散策

2020年10月27日 | お出掛け

 先日野暮用があったので、小雨降る中都内へ出掛けた。野暮用がアッサリ終わったので、その後JR山手線の巣鴨駅界隈をブラっと歩いてみた。巣鴨近辺には六義園や染井霊園などの見所もあるが、何と言っても一番の人気はとげぬき地蔵商店街で、「お婆ちゃんの原宿」とか「お年寄りの聖地」などとも呼ばれているようだ。

染井霊園(作家、芥川龍之介や谷崎潤一郎など著名人のお墓がある)

 私もお年寄りの端くれ何だが、とげぬき地蔵商店街を歩いた記憶が無いので、どんな所かという興味もあった。巣鴨駅を降りてすぐの白山通りから斜め左へ入るように、商店街の入口ゲートがあった。

巣鴨地蔵商店街の入口ゲート

 商店街はお年寄り達でごった返しているかと思ったら、昼下がりの巣鴨地蔵通りは意外に閑散としていた。天気が悪いせいかそれとも新型コロナが影響しているのだろうか。チョット拍子抜けの感があった。

意外と閑散とした巣鴨地蔵通り

 入口から少し歩くと、商店街の象徴「とげぬき地蔵」が祀られた高岩寺が右手に在った。折角なので参拝し、お賽銭を投じて「我が家の末長き健康と金運」を祈願する。

高岩寺前門

とげぬき地蔵菩薩が安置された本堂

 雨も降ってる事だし、お参りを終えたら巣鴨駅へ引き返そうかなとも思ったが、几帳面な性格なので商店街の全貌を見極めねばと思い更に奥へと進んだ。歩くにつれ、街の賑わいがだんだん薄れてくる。

 資料によるととげぬき地蔵商店街は総延長800m、約200店舗が軒を連ねているといい、けっこう歩きでがある。やがて都電荒川線が並走する栄和通りに達し、ここが商店街の北端だった。

栄和通りの商店街入口

都電荒川線(庚申塚駅が商店街の最寄り駅)

 初めて歩いた「とげぬき地蔵商店街」の印象は、意外に活気が無い。これでは賑わいという点で、ギャル共の聖地「原宿」に完全に負けている。老人大国「日本」で、お年寄りの聖地がこの現状では淋しいという他ない。

 全国に溢れんばかりいるのお年寄りの皆さん、ドンドンとげぬき地蔵商店街へ足を運んで大いに盛り上げましょう。そして名物の塩大福を食べて、還暦記念の赤いパンツを買いましょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする