Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№85、新潟県、浅草岳(3百名山)

2020年10月19日 | 三百名山回顧

 浅草岳には昭和56年7月と平成26年9月の2回登っています。最初に登った昭和56年7月は、山岳会の会山行で大勢の仲間達と賑やかに登った。前日守門岳を登って、下山後五味沢の音松荘に宿泊し夕食は大盛り上がりの宴会となりました。そして翌日、浅草岳を登ったのですが、当時の会報に山行の記録とN子さんの感想文が残されていたので、下記に転載させてもらいました。

 浅草岳登山行動記録

 昭和56年7月11日(月)  天気=晴れ後雨

06:40音松荘をマイクロバスで出発→ 07:27右沢・白崩沢の登山口より少し先で車を降り、歩き始める。→ 07:54~08:05ヤジマナ沢と林道の合流地点→ 09:30嘉平与ボッチ→ 09:50~10:58前岳(ここで昼食)→ 11:15~45浅草岳→ (急坂の連続) 12:45剣が峰→ 13:33~55沢出合地点→ (沢の難所に行きあたる。残雪の為本来の道が渡れず沢を渡渉、後で他の登山者に聞くと、少し上部に渡れる所があったそうだ。) 14:33登山口に到着→ 14:38只見線、田子倉駅着15:27→ 16:30小出駅17:42→ 21:24上野駅着

 N子さんの感想文

 前からヒメサユリが見たと思っていた。浅草岳の山頂付近にいっぱい咲いていると聞いていたので、無理して行く事にした。土曜日の夜行で出発し、音松荘で皆と合流した。無理して来た甲斐があって天気も最高、今年は残雪が多く林道にもまだ雪が残っていた。

 まず林道の残雪近くでシラネアオイを見つけた。もう感激だ。山から遠ざかっていた為か、子供から解放された為か、「ああ、山へ来たなあ」と感激した。「そんなにしなくても後でいっぱい見られるよ」と皆にバカにされても、私はこの感激を大切にしてカメラに収めた。

 尾根道に入るとコイワカガミやゴゼンタチバナなどが可愛い姿を見せてくれた。昔はいつでも見られ何気なく踏んでいた花が、今の私を待っていてくれたような気がする。

 高さを増すごとにサラサドウダンやオオバスミレ・・・そして出ましたヒメサユリ、五月サユリとも言われピンクの優しい姿が見られた。登るごとに満ちの近くにも沢山のヒメサユリが咲いている。それでしつこくカメラを向けてコンニチワ。

山頂付近の池塘はコバイケイソウ、ウメバチソウ、イワイチョウそしてヒメサユリがいっぱいのお花畑だった。山頂の眺めも素晴らしく遠い山々とピンクのヒメサユリの姿がよく映えていた。

田子倉湖への急な降りは長く、途中鬼ケ面山の岸壁を眺めて一休み、ようやく降り着いた田子倉駅は誰も居ない無人駅だった。冬はここも深い雪の下に眠る駅なのでしょうね。そんな事を考えてホームに座っていると雨が降ってきた。

場所不明(背景の山は守門岳)

山頂直下の雪渓

浅草岳山頂

山頂から鬼ケ面山方面(奥の山は越後三山)

山頂から田子倉湖

下山の道から鬼ケ面山の岸壁

 

 2回目は平成26年の9月に妻と二人で登りました。この山行については既に本ブログに掲載済なので、詳細について下記をクリックしてご覧ください。

浅草岳山頂

 ←クリックしてね。

   

 

 

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