二学期になると、だんだん彼の学習の成果が現れはじめました。
国語もいろいろ漢字を覚えたり、読解力も出てきましたが、
算数では、分数の足し算、引き算、掛け算と割り算まで何でもできる
ようになりましたし応用問題も少しづつ解くことができるように
なったのです。
高校生や中学生になっていた息子たちが、
”分数ってなかなかできない子もあるんだよ。○○ちゃん
すげえなあ!。”
と驚いていたのです。
私は、期末の試験が楽しみになってきました。
ところが、或る日彼が返してもらった答案を持ってきたのですが、
以前よりぐっと成績が上がったと彼は喜んででいましたが、私が
見たら、できるはずのものが全く出来ていなかったのです。
”どうしたの、この間、こんな問題一緒にやったでしょう?
あの時殆ど出来ていたのに何で学校へ行ったら出来なくなるの?
おかしいでしょう?”
と、思わず私は畳み掛けて質問してしまった。
”荒武先生の前だと、安心するんだよね。だけど学校だとなんだか
緊張しちゃって間違えちゃったんだ。”
(つづく)
国語もいろいろ漢字を覚えたり、読解力も出てきましたが、
算数では、分数の足し算、引き算、掛け算と割り算まで何でもできる
ようになりましたし応用問題も少しづつ解くことができるように
なったのです。
高校生や中学生になっていた息子たちが、
”分数ってなかなかできない子もあるんだよ。○○ちゃん
すげえなあ!。”
と驚いていたのです。
私は、期末の試験が楽しみになってきました。
ところが、或る日彼が返してもらった答案を持ってきたのですが、
以前よりぐっと成績が上がったと彼は喜んででいましたが、私が
見たら、できるはずのものが全く出来ていなかったのです。
”どうしたの、この間、こんな問題一緒にやったでしょう?
あの時殆ど出来ていたのに何で学校へ行ったら出来なくなるの?
おかしいでしょう?”
と、思わず私は畳み掛けて質問してしまった。
”荒武先生の前だと、安心するんだよね。だけど学校だとなんだか
緊張しちゃって間違えちゃったんだ。”
(つづく)