”さっきマッサージの先生に伺った話なんですが、階段の上り下りが一番いい
そうですよ。 以前NHKテレビでも、それで良くなられた方々の事を取り
上げておられました。”
”いや、階段は家にないし、もう、とてもとても。”
”脚立でもいいのですが、手がついていれば・・・。それでは歩きませんか?
わたしがご一緒できればいいんですけれど、 なかなか時間がなくて・・・。
でも、ゆっくり歩いて行かれれば、小さなお子さんからお年寄りまで、いろいろ
な方に出会えますしね。
ご挨拶すれば大抵気候のお話しとか少しは、おしゃべりもできますよ。
だんだんお友達も出来るでしょうし、脚力も少しづつついてくると思います。
何時までもお元気でいらっしゃって欲しいんですよ。”
”では歩くことにしましょう。”と言ってくださった。
其の方は85歳まで、ボランテイやーで、75歳のおじいちゃんの車椅子を
押してあげていたとか仰っていたのだが、今度はわたしが其の方の応援をする
時だとは思ったが、自分の今の生活状況からして、安易にそういうことが言い
出せないのが残念だが、時々お電話したり、お訪ねしたりしようと思いながら
帰ってきたのだが、翌日、いったい何時にお電話したら相手の方のご都合が
いいのかと思いながら、つい、電話を掛けられずじまいになった。
翌々日に電話したら、先日とは随分違ったお声になって居られて、少々安心した。
もしお一人暮らしの方がお寂しい時に誰かお話し相手があったら、”うつ”に
なられる方が少なくなるのではないだろうか?
ちょっと”脱線するが、以前民生委員をしていた時に、あるおばあちゃんと、
心臓の病気持ちの息子さんのお二人暮しのお宅へ伺ってお話をしていたら、
電話のベルが鳴った。
おばあちゃんが、チラッと時計を見上げて、
”ああ、あの子だ”といわれたのである。
おばあちゃんのお話しでは、電話の主は多分小学校から帰っても、誰も居ない
ので寂しいから、めったやたらに電話を掛けてみて、おばあちゃんのところ
だったら必ずいるので、また、掛けてくるようになったとか。
おいくつになられても社会的に何か奉仕で出来たらいいなあと思いながら、
何も出来ないで居る方々も多いのではないかと思うが、 わたしの年になると、
なかなか出掛けていってお世話をするというほどのことが出来ない。 でも、
家に居て、多少暇のある時間に、電話器を駆使して、一人暮らしのお年よりとか、
寂しいお子さんとか、あるいは、お若い方々にでも、相談に乗ってあげるとか、
お話し相手になって上げられたら、お互いにいいのではなかろうかと思うのだが、
例えば、地方の番号、横濱なら045の後に1111番に掛ければ、自動的に
そういうボランテイヤを志願された方のところに順番に電話がつながる様になっ
たらいいのではないかと思う。
ただし夜中に掛けてこられても困るので、時間帯を決めたり、なるべく電話代を
抑えられる仕組みを考えていただければ、老人のうつ病にも多少ききめがあるの
ではないだろうか? ただし一週間に一回二時間だけ掛けられるとか決めて置か
ないと、電話がいつもお話中になってしまうかもしれない〔?)
そうですよ。 以前NHKテレビでも、それで良くなられた方々の事を取り
上げておられました。”
”いや、階段は家にないし、もう、とてもとても。”
”脚立でもいいのですが、手がついていれば・・・。それでは歩きませんか?
わたしがご一緒できればいいんですけれど、 なかなか時間がなくて・・・。
でも、ゆっくり歩いて行かれれば、小さなお子さんからお年寄りまで、いろいろ
な方に出会えますしね。
ご挨拶すれば大抵気候のお話しとか少しは、おしゃべりもできますよ。
だんだんお友達も出来るでしょうし、脚力も少しづつついてくると思います。
何時までもお元気でいらっしゃって欲しいんですよ。”
”では歩くことにしましょう。”と言ってくださった。
其の方は85歳まで、ボランテイやーで、75歳のおじいちゃんの車椅子を
押してあげていたとか仰っていたのだが、今度はわたしが其の方の応援をする
時だとは思ったが、自分の今の生活状況からして、安易にそういうことが言い
出せないのが残念だが、時々お電話したり、お訪ねしたりしようと思いながら
帰ってきたのだが、翌日、いったい何時にお電話したら相手の方のご都合が
いいのかと思いながら、つい、電話を掛けられずじまいになった。
翌々日に電話したら、先日とは随分違ったお声になって居られて、少々安心した。
もしお一人暮らしの方がお寂しい時に誰かお話し相手があったら、”うつ”に
なられる方が少なくなるのではないだろうか?
ちょっと”脱線するが、以前民生委員をしていた時に、あるおばあちゃんと、
心臓の病気持ちの息子さんのお二人暮しのお宅へ伺ってお話をしていたら、
電話のベルが鳴った。
おばあちゃんが、チラッと時計を見上げて、
”ああ、あの子だ”といわれたのである。
おばあちゃんのお話しでは、電話の主は多分小学校から帰っても、誰も居ない
ので寂しいから、めったやたらに電話を掛けてみて、おばあちゃんのところ
だったら必ずいるので、また、掛けてくるようになったとか。
おいくつになられても社会的に何か奉仕で出来たらいいなあと思いながら、
何も出来ないで居る方々も多いのではないかと思うが、 わたしの年になると、
なかなか出掛けていってお世話をするというほどのことが出来ない。 でも、
家に居て、多少暇のある時間に、電話器を駆使して、一人暮らしのお年よりとか、
寂しいお子さんとか、あるいは、お若い方々にでも、相談に乗ってあげるとか、
お話し相手になって上げられたら、お互いにいいのではなかろうかと思うのだが、
例えば、地方の番号、横濱なら045の後に1111番に掛ければ、自動的に
そういうボランテイヤを志願された方のところに順番に電話がつながる様になっ
たらいいのではないかと思う。
ただし夜中に掛けてこられても困るので、時間帯を決めたり、なるべく電話代を
抑えられる仕組みを考えていただければ、老人のうつ病にも多少ききめがあるの
ではないだろうか? ただし一週間に一回二時間だけ掛けられるとか決めて置か
ないと、電話がいつもお話中になってしまうかもしれない〔?)