昭和43年「1968年)から取り掛かっていた家事机。
労働大臣賞をいただいてから、更にいろいろと検討を加えて
夫の許可を得て、木工所でつくってもらっていた本体が出来上がっ
たのが、昭和45年「1970年)12月29日であった。
それ以外の引き出しの中のトレーだとか、中仕切りや、アイロン台を
兼ねた椅子にもなる部分とか鏡を取り付け、自分で本体と全く同じ色
に仕上げたのが完成したのは翌年昭和46年4月であった。
自分の家の中にあちこち収納されていた、あるいは収納しきれずにいた
私のものが、すべてこの家具一台に収まってしまって家の中が広くなっ
た気がしたものであった。
左側の写真はカーテンを取り付ける前のもので右側のものは、中に収納
していた椅子を手前に出してある。
家が狭いので、思うような写真が取れず、手前に置いた夫の机の角が右端下
に茶色く写ってしまっている。
まづ左側の写真の上の方からご説明すると、一番上は上置きで、本体とは
別作りである。この中にはほぼ真ん中に縦に仕切りがあり、左右に
棚板が左に一枚、右に二枚着いていて、買い置きの布や毛糸など箱に入れて
収納されている。
本体の上部にはライトが付き、右に見える本棚は置く側と手前の前後に二側
並べに本を入れることが出来る。奥側に入れる本は、なるべく背の高い本を、
手前には低めのものを並べれば本の背表紙の頭が見えて後ろに何があるかが
わかるわけ。
引き出しは上から、薬品類、ちょっとした大工道具、化粧品類等が入れてあり
この写真では鏡が見えていないが、ミシンの上手前にかけて左側の板にとりつ
けたりはずしたりできるような金具で取り付けしたので、鏡をはずして立て
かければ全身が見える仕組みであるので、この家事机で自分の衣服を縫って
着て、見ることが出来るし、化粧品の引き出しがあるので、これで鏡台代わり
となる。鏡の角度は変えられる。
ミシンは下に載せる台板を作り、板の裏側には敷居すべりを取り付けてあるので、
重たいミシンが軽く取り出せたり、しまえたりする。
又ミシン台の下側には穴が開いているので、カーテンのような大きいものを
縫った場合には縫っていくうちに後ろの穴の中へ縫ったものが入っていくので、
ふわっとなって、下の板の上まで「約10センチ)しか落ちないので、家具が
なくてミシンの下の方まで布が落ちていくと、布の重みが掛かって、ひっぱら
れて縫いにくかったのであるが、それがなくなった。
机の面になる部分の手前には補助版が出るようにしてあるのだが、其の中には
編み機を収納でき、取り出せば取り付けて編むことが出来る。
下の大きい収納棚には椅子や、掃除機、カールセットなども入れられる。椅子の
上部はひっくり返せばアイロン台になる。又中にはアイロンがけを必要とする
衣類やクロースが入っている。
右下の上の引き出しにはトレーが二つ中に入っており、左右に摺動させて使える
が、三段に入れられるし、大きいものは立てて、端に入れておける。
大きいはさみなどは何もも仕切りのない上の浅いトレーに、小物はそれより少し
深めにしたトレーの取り外しも出来る仕切りを利用してきちんと整理できる。
取り外す事も簡単で、引き出しをあけただけでお裁縫箱になるので、ミシンを手前
に引き出せば、そこで、ミシンがかけられ、ミシンを奥に入れれば、小さいもの
など待ち針を打ったり、標しつけなども出来る。
右の一番下の深い引き出しにはアイロンやのり、霧吹き、たこ、などが入れられて
いる。
カーテンは例えば、何かを遣り掛けでやめなければならない時に出来れば扉の中に
入れてしまいたかったのだが、それではお値段的に高くなると思ったので、カーテ
ンをつけたらどんな具合だろうかと思ったのである。
労働大臣賞をいただいてから、更にいろいろと検討を加えて
夫の許可を得て、木工所でつくってもらっていた本体が出来上がっ
たのが、昭和45年「1970年)12月29日であった。
それ以外の引き出しの中のトレーだとか、中仕切りや、アイロン台を
兼ねた椅子にもなる部分とか鏡を取り付け、自分で本体と全く同じ色
に仕上げたのが完成したのは翌年昭和46年4月であった。
自分の家の中にあちこち収納されていた、あるいは収納しきれずにいた
私のものが、すべてこの家具一台に収まってしまって家の中が広くなっ
た気がしたものであった。
左側の写真はカーテンを取り付ける前のもので右側のものは、中に収納
していた椅子を手前に出してある。
家が狭いので、思うような写真が取れず、手前に置いた夫の机の角が右端下
に茶色く写ってしまっている。
まづ左側の写真の上の方からご説明すると、一番上は上置きで、本体とは
別作りである。この中にはほぼ真ん中に縦に仕切りがあり、左右に
棚板が左に一枚、右に二枚着いていて、買い置きの布や毛糸など箱に入れて
収納されている。
本体の上部にはライトが付き、右に見える本棚は置く側と手前の前後に二側
並べに本を入れることが出来る。奥側に入れる本は、なるべく背の高い本を、
手前には低めのものを並べれば本の背表紙の頭が見えて後ろに何があるかが
わかるわけ。
引き出しは上から、薬品類、ちょっとした大工道具、化粧品類等が入れてあり
この写真では鏡が見えていないが、ミシンの上手前にかけて左側の板にとりつ
けたりはずしたりできるような金具で取り付けしたので、鏡をはずして立て
かければ全身が見える仕組みであるので、この家事机で自分の衣服を縫って
着て、見ることが出来るし、化粧品の引き出しがあるので、これで鏡台代わり
となる。鏡の角度は変えられる。
ミシンは下に載せる台板を作り、板の裏側には敷居すべりを取り付けてあるので、
重たいミシンが軽く取り出せたり、しまえたりする。
又ミシン台の下側には穴が開いているので、カーテンのような大きいものを
縫った場合には縫っていくうちに後ろの穴の中へ縫ったものが入っていくので、
ふわっとなって、下の板の上まで「約10センチ)しか落ちないので、家具が
なくてミシンの下の方まで布が落ちていくと、布の重みが掛かって、ひっぱら
れて縫いにくかったのであるが、それがなくなった。
机の面になる部分の手前には補助版が出るようにしてあるのだが、其の中には
編み機を収納でき、取り出せば取り付けて編むことが出来る。
下の大きい収納棚には椅子や、掃除機、カールセットなども入れられる。椅子の
上部はひっくり返せばアイロン台になる。又中にはアイロンがけを必要とする
衣類やクロースが入っている。
右下の上の引き出しにはトレーが二つ中に入っており、左右に摺動させて使える
が、三段に入れられるし、大きいものは立てて、端に入れておける。
大きいはさみなどは何もも仕切りのない上の浅いトレーに、小物はそれより少し
深めにしたトレーの取り外しも出来る仕切りを利用してきちんと整理できる。
取り外す事も簡単で、引き出しをあけただけでお裁縫箱になるので、ミシンを手前
に引き出せば、そこで、ミシンがかけられ、ミシンを奥に入れれば、小さいもの
など待ち針を打ったり、標しつけなども出来る。
右の一番下の深い引き出しにはアイロンやのり、霧吹き、たこ、などが入れられて
いる。
カーテンは例えば、何かを遣り掛けでやめなければならない時に出来れば扉の中に
入れてしまいたかったのだが、それではお値段的に高くなると思ったので、カーテ
ンをつけたらどんな具合だろうかと思ったのである。