
一雨ごとの暖かさというから、そろそろ
春の訪れであろうかと思いながら、玄関に
出て行くと、昨日の夕方についたであろう
綺麗な封筒が下駄箱の上に置かれていた。
大体見ただけで何方からのものか解ってしまう
ほど、毎回素敵なカードを季節季節に贈って
下さる方があって、本当に恐縮してしまう。
急いで、封を開けてみると、やはり、例の素敵
な方からだった。
豪華な七段飾りのお雛様飾り、何だか急に、
目の前がぱっと明るくなった気がして、心が
浮き立つのを覚えた。やっぱり日本の伝統って
いいものだなあと思いながらお手紙を読ませて
いただいた。素敵なので、ご本人様に確認した
上でブログに載せさせていただくことに。
お雛様を飾ったら、家の中がなんとなく春めい
て、春本番が一層待ち遠しくなりました。
なんといって 女の子の季節、「いくつになって
も女の子だ!」と、ひらきなおって楽しむことに
しています。
ブログを拝見してこのところ
”人はみな慣れぬ齢を生きている。
ユリカモメ飛ぶ曇天”
永田紅の歌をしきりに思い出します。
10歳になるのも、30歳になるのも、80歳も
一人一人は皆初めてなのですものね。
いつまでも初めてを楽しみ観察する余裕が持てれ
ばいいなあと思っております。
どうぞお健やかで楽しい春をお過ごしください。
