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プラネタリブレス

溜まる言葉 旋回のメロディ

それこそが自分を繋げていく魔法とリアリティなんだ

青い空のせいに全部して

2009-06-26 00:54:24 | ひとりごと
元来飽き性なので
ブームが簡単に来ては去り去っては訪れます(万年貧乏の元凶)

春までは中折れハット疾風でした
今はCAPブーム

夏のせいですきっと
メッシュ部分有りだと頭涼しいし!(笑)

夏フェスにはどれ被って行こうかなぁ

フェスデビューなので
しかもキランキランした夏空の下なので
考えるだに浮足立って徐に不審な笑みを浮かべにやにやしたり
自分以外誰1人判別出来ないレベルの汚い文字で
フェス準備品リストをなぐり書きしたり
ホームセンターに乗り込んではアウトドアアイテムをきょろきょろ物色したりしています

今朝は
窓をぱかんと開け放ったその先から
瓶ラムネみたいに透けた
クリアブルーのまじりけのない空が
するすると頭上に広がっていました

物静かな宙からの音が
届きそうなくらい綺麗な青でした
虚空の夏の音

自分の瞳で耳で季節を撫でて
自分の足や意志で地を踏みしめれる素晴らしさは
時々こうやって改めねばならないと自戒したいほどでした

福岡は日が長くて
夏の日は少しだけ
あけすけで尊大なまるい太陽と
親密になれたりするんだ

そうしてその逞しい後ろ姿を見送ると
こっくりとした伏在の夏の宵が手を叩いて
夜の暗がり布をばさりと翻す


青い空の見返し
1日の終わり


メレンゲ「予報通りに晴れた空」




手を離してみようぜ つめたい花がこぼれ落ちそうさ

2009-06-25 00:54:01 | ひとりごと
ネット検索してて
徒なる契機で
無手勝流ながら
同士と呼びたいくらいつぶさな感覚を共有出来るblogにヒットすると
淡い灯に頬をほわっと照らされるような
温かさに胸がさわぐ

もしかしたらこのだだ広いお椀のような世界の中に
こうやって同じように苦い味を噛み締め続けて、本来の味もすっかり忘れ
精神の堂々巡りをしている愛すべき苦悶人が存在していたりして

ともするとその愛しい人物は
刻々と色を混ぜていく空を何とはなしに仰いだり
夕景に漂う美味しそうな夕ごはんの匂いをくんくんと嗅いだり
ゆらゆら自転車に乗って鼻歌を歌ったりしてるのかもしれない

独りではないのかもしれんと夢想する
一方的に好意的に(笑)

それは全ての接点を共有するわけじゃないけど
ある1点で濃密にまがいなく重なっていたりする

それを一般的には偶然の余波と呼ぶのか
たまたまの交錯点とか運命とか

どちらでも厭わないけど
必然よりは偶然の方が、浪漫があっていいな

ぐんと心の岐路が開けてる気がしてくるでしょ

気のせいでも
明日や幾ばく後には跡形なく洗いざらい消え失せたとしても
投影された濃い輪郭の翳りは、
知らず知らず個の実像と重なっている

はぐれた心は、宿を決めず旅を続ける

1人旅は好き嫌いじゃなく
それはもう生み落とされた魂のさだめなんだ

とぼとぼうつむきがちに歩いてでも
あの怪鳥のごとく大きな翼を持つ鳥の背に
悠々とまたがって旅に出るのでも
ぴかぴか輝く白おにぎりを持って始める旅立ちもいいなと思う


その行き着く角のおしまいには
どんな風が吹いているのかな


強がりでもわくわくしてこないかい
それがきっと生きる意義だ





くるり「ハイウエイ」

<土星の輪>15年ぶり「消失」

2009-06-24 20:14:34 | ひとりごと
土星の輪が見えなくなる「消失現象」が約15年ぶりに起こる。


地球から見て輪が真横に位置するためで、しし座の方向にある土星の輪が、次第に細くなる様子が観察できる。

 国立天文台(東京都三鷹市)などによると、土星の輪は氷粒が集まったものと考えられ、一つの大きな輪のように見えるが、複数の輪で構成されている。
一番幅広いもので2万5000キロあるが、厚みは最新の研究で、わずか数十メートルと報告されている。

 土星は太陽の周りを約30年かけて一周する。
その軌道面から約27度傾いており、輪も同じように傾いている。
地球から見ると、15年周期で輪の傾きが変化する。

 前回は95年ごろに消失現象がみられた。
今回は9月4日に地球から輪が真横に見える位置関係になる。
また8月11日には、太陽から見て輪が真横になり、光が当たらずに輪が暗くなる現象が起きる。
いずれも、日没直後の低い空に位置するため観測が難しく、「薄くなった輪を見るなら今がチャンス」。
口径5センチ以上の天体望遠鏡があれば、輪が見えない土星の観測はできるが、消えかかった輪を確認するには、天文台などに設置された口径1メートル級の大型望遠鏡が必要という



~YAHOO NEWS抜粋~

宇宙の駒はまわり続ける
自分が何者かなんて知る由も必要性も関係性もない

ただただリズミカルに残酷に
時の渦はぐるりと機械的に巻き込んでいく


宇宙は知れば知るほど
海綿動物のようだ

夏の大玉

2009-06-22 21:07:38 | ひとりごと
移ろう天の我儘で
見る見る内にざんざんと打ちこむような大雨が雲をはびこらせる

汚れた窓や
停滞した思惑や
綺麗に整えられたあの子の背中を洗う

ビー玉みたいな大粒の雨が不意にあがった
洗いざらしの平坦な道に泥ハネの水たまり

向こうから
堂々たる夏の果実
すいか大玉を
網にぶら下げて
大事そうに持ち帰るおじさんを見て
いよいよ夏だなとえくぼのような小さな幸せを噛み締める

ちなみに
すいかはシチュースプーンで
もりもり掬って食べます

緑との境界線すら愛しいね

今日は自分の細胞に埋没したはずの古傷に
勧んで触れてしまった


しなだれた自分への劣等感も
さくっと削れてしまえばいいのにな

手にしっくり馴染む遣い慣れたスプーンをしまう
古くなっても変わりはないよ





くるり「さよならリグレット」





父の日

2009-06-21 21:16:08 | ひとりごと
今日は父の日でしたね

出掛けた先でもギフト選び&ラッピング待ちで
ほわんと賑わってました

ワタシには父との記憶がありません
よく知りませんが、妊娠中に離婚したそうです

生活は中の下くらいでしたが
特段悲しい想いも
生まれながらに全てを備えている誰彼に恨めしい嫉妬も抱かなかったのは
いつも味方になってくれた祖母や
へこたれない母や
年の離れた優しい兄2人が居たからでしょう

父だった人は、高校生の時に亡くなったそうです
「会いたい?」とも訊かれたことがないし
「どんな人だったの?」と尋ねたこともありません

要するにそれは元から自分の中でゼロの存在だったので
まるで霧や煙のようで
時折湧いたようにもわもわと所在なく立ち込めるだけでした

今は、幻のまま逝った父も
大好きだった祖母も
マイペースに強かった母も
みんなみんな星の中

兄2人は元気です
ワタシ同様不器用ながらも
健康に分相応に暮らしています

自分の始まりは、すぐ手前に両親で
その奥にはずらずらずらと気のふれるような時間の幕が
容赦なく揺れている

今日のワタシに出来ることは
繋げていくこと


今夜はこの曲を聴いて寝ます

ぐにゃっと柔らかい脆い心の塊に触れてみよう
きっともうそんなに辛くない




BUMP OF CHICKEN「花の名」


探究心、月の嘆息

2009-06-20 00:36:27 | ひとりごと
<JAXA>月面が徐々に近く…月周回衛星「かぐや」が落下直前にとらえた画像公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、今月11日に月面へ制御落下させた月周回衛星「かぐや」のハイビジョンカメラで、落下直前の静止画像を撮影することに成功した、と発表した。


~YAHOO NEWS~



科学にせよ医療にせよ先人賢者が
孤軍奮闘する研究者が
そして今現在も誰かが
安閑たる彼らの割り振られた日々との代償に
未知を解明してくれる

凡人のワタシには
全てが奇跡で魔法のよう

だけど知らなくても明るみに引っ張り出さなくても
素晴らしいものはもう悠久の昔からあるがままなんだから
変わりはしないよと口を開けて寝そべる宇宙にぽそっと呟いてあげたい

ぽっかりと浮かんで
夜の山端を早足で逃げる
ワタシの背後をしんしんと照らしてくれる月
ずっと同じ場所
メトロノームのように行き来して

それでいいなぁ





サカナクション「夜の東側」

お知らせ

2009-06-18 00:15:49 | ひとりごと
今春くらいから硝煙みたく頭の中をかすめていた悩みだったのですが
生活変化に伴い、時間上
現形態でのポンツカ記事作成が困難&しんどくなってきました

BUMPもポンツカも愛していますが
記事作成に日々の我皿が汲々とし、その他幾分かの大切な時間が
弾き出されるという由々しき愚況に
(読書やおかしげな空想、ままならない情意のこねくりなど)


ですので、4/12回(№18迄)のポンツカ記事を以て
現形態での記事は一旦休止します

気が向いたら感想などはぴょこぴょこUPしようと思います
無理はよくない
なんせ自分のblogだもの

無理する意味が分からない
馬鹿だな本当ワタシは


その他に関しては
変わらずぽやぽや鬱々とひとりごとや音楽記事を綴っていきたいな
今は新しい音楽を聴く時間すら拘束されている理不尽さなのです


あぁ。
心の皮をぱりっとめくって
ふいごでひと息に吹き飛ばして一掃出来たらいいのに


人生の悩みは生きることか


頭がこんぐらがってきたので
今夜はもうおしまいにします


      それではまたね    from 春陽



不手際心

2009-06-16 19:07:49 | ひとりごと
会いたくない人に会わなくてはならなくて
会ったらそれなりに覚悟していた以上に気分が塞いで塞いで

どうしてこんな風にワタシの心の作用はあてどが無いのだろうと
頬を丸めて笑いながらも
瞳の底で嘆いていたのでした

不器用なりに漠然と大人になって
直列に期待していたような人柄にもなれず
腕やおでこを社会性という見えない壁に
ごちごちとぶつけ
毎日頭を掻き毟ってはしょげかえって
何もかも面倒になってふて腐り
そのうちほとほと嫌気がさして
あれこれ散乱した闇に寝ころんでいると
夜がひゅるひゅる被さって
新しい太陽が昇ってくる


厄介な性格だと自分でも思う

何より必要だと言ってくれる貴重稀少の人達にさえ
ちょっとやそっとでは真たる心根を見せたり出来ないから


眠る前にいつも呟くのは
ごめんなさいでもどうかよろしくと


こういう日々は感情は無駄なのかな
視界がヒリヒリと狭くなる


じきに夜の息がかかるよ
今夜は消えゆく風の匂いを嗅ぐんだ




サカナクション「フクロウ」





GO TO THE TOKYO

2009-06-12 19:07:30 | ひとりごと
いよいよ明日はサカナクション東京ライブです

飛行機にちょちょいと乗って
東京に上陸せねばなりません

・・・・・・怖い怖いいやだいやだ(飛行機嫌い&人混み嫌い)


案の定、スマートに荷造りなど済ませている訳もなく
羽田空港か成田空港かさえ今しがた確認し終えたばかり(危なかった)
そう、何ひとつしとりませんがな!!


東京出身の友達に
先日から献身的かつ忍耐強く懇々と東京地理について説明を受けているのですが
途中からその真剣さが面白くなって
にやにやしてしまいます
そしてあきれられるという負のループ

友よ!あなたのことは好きですよ!


それにしても東京は
遠い遠いなぁぁ(ちなみに只今準備もせず、お酒飲んで寛いでます)


何にも代え難い時間や意義や情緒を
音楽の中に見出せたことは
口にするのも臆するぐらい素晴らしいと思います


明日、無事に着けますように
飛行機に乗るのは久しぶり

その空に何を想う



渇いた目の奥の方へ押し込んだんだ

2009-06-09 00:40:33 | ひとりごと
息継ぎがしたくて
首をくねらせ
夜空を仰いだ


うずみ火のようにしとり浮かぶおぼろ月
いななきながら金色のビーズを散らしている

数日前からの湧きあがるような眠気はやはり満月か


燻る苛立ちを投げつける
むざむざとそそぐ宇宙線に
眩暈がした


思いゆけない人間は
そうゆう辺境でさわがしくしてればいいから
ずかずかと押し居る無神経さに
心が凝り固まる


少し吐き気がした







介在対峙のBGM:サカナクション 「三日月サンセット」