道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

Die Maultasche(ベルリン・ミッテ地区)

2013年10月13日 | 食道楽
Die Mausではありません。ベルリンのMitte地区のCharlottenstraße 35-36にDie Maultascheという店があります。
マウルタッシェとは何でしょうか。wikiを引用します。

(引用初め)ドイツ・シュヴァーベン地方の郷土料理。マウルブロン・タイヒタッシェ(Maulbronn Teigtasche - 標準ドイツ語ではタイクタッシェと発音する)の略。シュヴァーベン式マウルタッシェ Schwäbische Maultaschen は2009年以降、EUの原産地名称保護制度によって保護されている。
パスタ生地の中にひき肉・ほうれん草・パン粉・たまねぎを詰め、パセリやナツメグでフレーバーを加えている。ダンプリングの一種であり、イタリア料理のラヴィオリに似ているが、それよりも大きく、 8cm から 12cm の大きさである。通常、一人分として二つまたは四つが供される。
シュヴァーベンには、聖金曜日にこれを食べる伝統がある。現地での言い伝えによれば、マウルタッシェの由来は、元々金曜日には肉が食べられなかった宗教的な背景から、どうしても肉を食べたい人が肉をパスタ生地の中に隠せば神様からは肉が見えないので見つからないだろう、という発想から作られたことにあるという。(引用終わり)

水餃子のような感じの料理です。昔、シュヴァーベン地方と縁があったので、相方ねずみが消極の考えだったのに、一人、否、一鼠、喜んで出かけました。
結局食べたのは、同じシュヴァーベンの別の料理、シュペッツレです。シュッペツレとは、鶏卵、小麦粉、塩を材料に作られるパスタ(orすいとん)のような料理で、ツヴィーベルロストブラーテン(Zwiebelrostbraten)、ザウアーブラーテン、ロラーデン(Rouladen)のような、ソースやグレービーをたっぷり使った肉料理の付け合わせとして使われる料理です。飽くまでも付け合わせ料理という感じの食べ物なので、店でもソーセージとセットになっていました。
気軽に入れるとても敷居の低い店でしたが、店の人はあまりあらわれず、シュヴァーベン風のAdeという挨拶もでないまま店を後にしました。
それにしてもさすがベルリンであれば、各地の料理が食べられるようです、

HPで見ましたらDie Maultascheの店はベルリンのほか、ケルンにもあるようです。

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