道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

Burdigalaのシュトレン(港区南麻布4丁目)

2010年12月23日 | 食道楽
さらにシュトレンを買いました。広尾の駅の近くにあるBoulangerie Burdigalaというパン屋(というよりもBoulangerieという表現が明らかに似合います。)で買いました。
道楽ねずみは,有栖川公園の中の東京都立中央図書館に調べ物をしにいっただけでしたが,帰りにドイツ大使公邸やドイツ大使館の前を通り,広尾駅に戻る途中でこの店を発見し,その外観を見ただけで,とてもセンスの良さを感じてしまい,吸い寄せられるように入ってしまいました。
道楽ねずみの出没する神楽坂,四谷,新宿エリアとはまた違うセレブな感じがします。
ドイツ大使館も近いことですし,ここのシュトレンはきっとおいしいと思い,小さいサイズのものを購入することとしました。

シュトレンの包みの中には解説が入っています。
引用しますと,
「歴史をさかのぼること西暦1400年。
その真っ白な外見は,布にくるまれた幼児キリストを表すものとして,またはキリスト降臨の日の雪を表すものとして,ドイツのクリスマスには欠かせない伝統を築き上げてきました。
ブルディガラの最高級シュトーレンは,ふんだんに使ったドイツのローマッセを中心に,半年間もの間,じっくり洋酒に漬け込んだドライフルーツの香りが今までに味わったことのないふくよかで重厚な味を演出しています。
製造後10日からクリスマスにかけてが食べ頃で,クリスマス前から毎日一切れずつ食べて,最後の一切れを聖夜のお祈りの後に食べるという慣わしがあります。」(引用終わり)
とのことです。

早速食べて見ました。シュトレンの周りは白砂糖で覆われており,その厚みは軽く2㎜はあると思われます。周囲はやや甘みが強いような気がしましたが,中身はとてもおいしいです。上の解説にあったとおりの味わい,しつこすぎない味付け,ほどよいしっとり感,とても満足です。
少しもったいない気もしますが,塩竃料理のように表面の厚い砂糖のコーティングを落として食べてしまってもおいしいかも知れません。

店の女性もとっても感じが良く,素晴らしい店です。






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