道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

ラビチュード(新宿区南山伏町)

2009年10月06日 | 食道楽
大久保通りを挟んで,牛込郵便局の反対側あたりにフレンチ・レストランL’habitudeがあります。
フランス帰りのご夫妻?が営む店で,1人あたり4000円以内で楽しめると店の前の黒板に宣伝が書いてありました。
頼んだのは2940円のコースでしたが,十分に楽しむことができました。

【相方】
前菜
カリフラワーのババロア

主菜
牛肉のホホ肉のワイン煮込み

デザート
モンブラン


【自分】
前菜
ホタテのムース

主菜
鴨肉のコンフィ

デザート
洋梨のタルト


といった取り合わせでしたが,前菜からデザートまで、どれもハズレがなく、とてもおいしかったです。
特に鴨肉のコンフィは今までおいしいものを食べられたこと自体が極めて稀だったので,とても感激です(以前,鄙びた地方都市のレストランで,この料理を注文したこともありましたが,その際には鴨肉が最初何と生で出てきて,焼き直しをお願いしたら,電子レンジにかけたのか肉の旨みもすべてなくなったものが出てきた経験すらあります。)。肉の旨みと皮のカリカリとしたところのバランスが絶妙です。
店の雰囲気もパリの下町にありそうなレストランで,雰囲気満点です。
さすがフランス人の多い神楽坂。レストランのレベルも高く,その割に値段もお手頃です。

10月4日の夜に食べたのですが、ちょうどこの日はフランツという人の名前の日。いい「名前の日」の会食ができました。