Willcom D4の省電力機能強化

土曜日の日経プラスワンでは，ウルトラモバイルパソコンの番付を掲載していました。WillcomD4は番外かと思いましたが，どうにかお情けで９位に入れてもらっていました。

さて件のWillcom D4ですが，８月２２日から電源をオンにしていない時の省電力機能を高めるようにするサポートを受け付けています（新製品は既に対応済みとのことです。）。
これはWillcom D4については電源がオフであっても電気を使用するため，ただでさえ標準１時間半のバッテリーがそれよりも早くなくなってしまう（大容量電池を使っても同様）という批判があったからです。私も以前，Googleのメールを読むだけで電池の表示が１個なくなると書きましたが，他にも，Vistaの更新をするだけで電池がなくなるといった批判やあれでは超小型デスクトップパソコンだという痛烈な批判があったりして，常にバッテリーの稼働時間が問題視されていたからです。

とはいえ，電源オンの時の省電力機能は高まらないようですし，しつこいようですが何せメモリーの増設は不可能です。これでは，XPへのダウングレードをしたいところですが，そのようなことができるという話は聞きません。
また，もう一つの問題である通信速度の遅さと無線LANの認識能力の低さもどうしようもないところです（私は，２万円弱のクレードルを購入して家で有線LANの環境にして，各種の更新を行おうかと考えています。）。

Willcom D4はいったんサポートに出すと１０日から１４日程度あるいはそれ以上帰ってこないそうでして，その間代替機種の提供はありません。それでも，実のところほとんど不自由を感じていません。
自分にとってのWillcom D4はいったい何であったのだろうかと不思議に思うこの頃です。