以前、SNSでこんな絵を見ました。
猫耳兜を被った戦国武将が猫を繋いで散歩させている?
「着甲武人猫散歩逍遥図」なんてもっともらしい名前がついているけれど
これって本物なの?
と思ったら野口哲哉作って。
どういうこと?
よく分からないままに、妙に心に残りました。
銀座のポーラ美術館でその野口哲也氏の展覧会「From Medieval With Love~中世より愛をこめて」。
鎧をまとった侍の人形や絵が50点。
よく目にする、肖像画などに描かれた無表情の侍ではなく、
椅子に座って考え込んでいたり、頬杖をついたり、ぼーっとしている侍たち。
「武士の心を知る前に人の心を知りたい。鎧を纏う人々の中に僕達と同じ感情を探してみたいと思います」とは、パンフレットにある野口氏の言葉。
作品の横についているキャプションがまた、面白い。
この「Old Man」という題名の小さな額には
「箱の中の昆虫が小さな人に見えることがあります。
反対に、鎧を纏った人間が大きな昆虫に見えることがあります。」
「日本の兜を被ったレンブラント」
晩年破産したレンブラントの財産目録には、日本の兜があったのだそうです。
浪費散財をし尽くした彼は異国の兜を手に入れた後、何度かそれを被ったかもしれないと。
そりゃ侍と言えども、人間だもの。
いつもいかめしい顔をしてる訳にはいかないよね。
落ち込んだり人生を儚んだり、恋に苦しんだこともあったかも。
その自由度はうんと制限されたでしょうけれど…
「着甲武人猫散歩逍遥図」http://blog.livedoor.jp/montagne104/archives/1968157.html
展覧会 http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html
#welovegoo
インターネットってウソも本当に見えたりするので 見極める目って必要だとITにいた私も常々実感しますが あまりITに関わらない人や若い世代はひっかかりやすいようですね
とにかくあの武士の絵は私もすごいクオリティだな~と見てました(^^)面白いですよね しかもうまい
しかも展覧会やっていたんですね 観てみたいです
いかにもそれらしい名前ついてますしね。
勘違いしちゃう人、多いでしょうね。
銀座の真ん中での小さな展覧会、
色々あって楽しかったですよ。
ゆりさん、IT関係にいらしたのですか?
でしたら色々お詳しいのでしょうね。
野口さんと言うのは現代のアーチストさんなのですね…存じ上げませんでした。
鎧をテーマにしてこんなにもバラエティーに富んだ作品を生み出せるなんて凄いです。
面白い作品展を見つけられましたね~~
そのカフェの、同じビルの中でこの展覧会をやっていたのです。
で、待ってる間に、じっくり観たのでした。
思いがけない拾い物で、得した気分でした~
キャプションつけるとするなら
「好猫甲冑猫連武士団」とかアリアリだと思います
侍だって 男ですから。
昨今の殿方の犬ネコ愛に負けず劣らずだったろうと
例えば「只今 参ったで候 にゃん」とか
「共にねんねせむね~」とか・・・
ちゅっちゅっちゅぅぅぅ(^ε^)-☆Chu!!
なんて・・・アリアリだったと(笑)
猫異様バカ愛としては思ってます(笑)
これぞ正統「ツンデレ」してたかな~
なんて 想像してしまう
そういうアートです(笑)
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レンブラントの財産目録
そうそう。日本の兜って
防御よりも機能性で
破滅への装いだったのですから
そこに「美」を感じるげーじゅつかも
沢山いたんだろうなぁ・・・
やーん zooeyさんっ 思い出しちゃったけど
私の大好きなラファエロの作品で
ラファエロ春画を
レンブラントは
コレクションしてたんですよぉ~
何時の時代でも 西洋では
武士・甲冑は憧れみたいですよ
才ある人の破滅も凄いモノばかり(笑)
かのリヤドロも
兜好きでしたっけか・・・
確かにこの展覧会には、ツンデレの武士がいっぱいいましたよ~
パッと見はいかめしそうだけど、人目のない所ではこんな顔してたのかななんてのばかり。
>何時の時代でも 西洋では
武士・甲冑は憧れみたいですよ
ええ、ロンドンタワーの宝物庫で、江戸時代の日本から贈られた鎧兜を観た気がします。
レンブラントがコレクションしてたラファエロ春画?
知らないよ~!(@@)