昨日は濃い一日でした。
地方から駆け付けた友人二人と、日本橋で映画「100年ごはん」鑑賞。
臼杵市の有機農法の素晴らしさを描いた映画を観て
その有機野菜を使ったお弁当を食べながら、大林千茱萸監督とトークショー。
六本木に移動し、国立新美術館でミュシャ展。
満員電車並に混んでいるなどと散々聞かされて覚悟していたのですが
昨日の4時過ぎ、意外に空いていました。
数年前プラハを訪れた時「ミュシャ美術館」(向うではムハ)に行ったのですが
あの大作「スラブ叙事詩」はなく、リトグラフが並んだギャラリーという感じで
少々拍子抜けだったのです。
今回の「スラブ叙事詩」全20点公開は、チェコ国外では初めてなのだそうです。
ミュシャが晩年の16年を捧げて描いたという20点、
一点が6m×8mなどと非常に大きく、それは見事なものでした。
しかも彼が、民族の誇り、故郷への想いを込めて描き上げたというこの大作は
近年まであまり認められなかったのだとか。
(ここのエリアは撮影可でした)
ただ、あまりに大作すぎ、テーマが重すぎで、
アールヌーボー時代の「ヒヤシンス姫」など観てホッとしたことも事実です。
その後、ミッドタウンの「KNOCK」で夕食。
イタリア料理店なのに、ピザがない。
北イタリア、ピエモンテ地方の料理なのだそうです。
スプマンテで乾杯。
根菜野菜のクルミとアンチョビソースのサラダ、
骨付き豚肉グリルのバルサミコ酢とイチゴソース掛けなど、個性的で美味しい。
パスタを撮り忘れました。
リアルに充実した一日でしたね~
映画の方はいかがでしたか??
ミュシャ展はこれから行こうと思っていたので楽しみです♪
お肉にいちごソースですか!?これは面白そう…かなりがっつりしてそうですね☆
サラダもとてもおいしそうデス。
友人の希望もあって、こちらにしました。
どちらも大盛況でしたが、思ったほどには混んでいませんでした。
映画は静かなドキュメンタリーでした。
このお店のすぐ下に、この前行ったナプレがあるのですが
あちらは南イタリア料理のようです。
同じイタリアンでも随分違うのですね~
お料理も芸術もこなされたようで凄いです。
ミュシャの大作「スラブ叙事詩」は当時プラハにはなくて、
東部のモラヴィア地方の小さな街モラフスキー・クルムロフの古城に20枚展示されていました。2010年に行ったのですが、もともとプラハのものだったのでこの年にプラハに契約切れで返されると聞きました。
今あれが日本に来たのですね。
ミュシャ展、私も先週見てきました。(先ほど記事をUPしたところです)
私は朝一番で出かけたのですが、
スペースが広いせいか、やはりそれほど混雑を感じませんでした。
すばらしかったですね。圧倒されました。
KNOCKは、以前六本木ヒルズの横のお店に入ったことがあります。
http://serendipitydiary.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/cucina-buona-it.html
おいしかったので、ミッドタウン店も気になってました。
豚肉のグリル、おいしそう~☆
スラブ叙事詩、16年もかけて描いたあれだけの大作が
チェコでも長いこと不遇の扱いを受けていたのだそうですね。
ミュシャは晩年、ゲシュタポに捕まえられて亡くなってしまったし。
踏んだり蹴ったりですねえ。
夕方だったせいか、それほどでもなくて助かりました。
NKOCK、そんな所にもあったのですね。
南イタリア料理と随分違うことに驚きました。
私が親しくしている友人のイタリア人の御夫君は、ローマ出身なんだけど
彼の親戚が南イタリアから来ると、食べる物が全く違うと言っていました。
またイタリア人、食に関しては特別頑固だしね~!