セレンディピティ ダイアリー

映画・アート・本・おいしいものなど、日々出会った感動を、心のままに書き留めています。

麻布十番 ラ・パスタイオーネ

2017-03-27 14:09:35 | グルメ

映画を見た後に、麻布十番にあるパスタ専門店「ラ・パスタイオーネ」(La Pastaione)さんにお昼を食べに行きました。六本木ヒルズの映画館から歩いて15分くらい。やや肌寒い中にも春の気配が感じられ、ちょうどいい散策になりました。

うっかり見過ごしそうなほど小さなお店ですが、イタリアの町の食堂といったカジュアルな雰囲気が心地よい。シェフさんはサッカーファン?のようで、イタリアのチームのユニフォームやバナーが店内のあちこちに飾ってありました。ランチは5種類から選ぶパスタに、サラダとデザート&エスプレッソがつきます。

グリーンがもりもり入ったサラダ。味がルッコラに似ているけれど葉の形が違う...と思った野菜は、あとで調べてみたらセルバチコという野菜で、別名ワイルドルッコラ、野生のルッコラとよばれているようです。生命力を感じる力強い味でした。マッシュルームを生でいただくのは日本ではめずらしいですが、新鮮さの証ですね。

桜海老と細切りサラミと春キャベツのスパゲティ。自家製の生パスタはもちもちつるりとした食感でした。

私は「小柱とからし水菜の青のりクリームソース 柚子胡椒風味」をいただきました。パスタは自家製のフェットチーネ(平麺)。家でも明太子のクリームソースにはかならず柚子胡椒を入れるので、我が意を得たりとうれしくなりました。

デザートはドライフルーツ入りのチーズアイスクリーム。上には煮詰めたバルサミコがかかっています。濃厚なエスプレッソがおいしかった!

久しぶりに麻布十番商店街をぶらぶら歩いていたら、いつの間にかお店があちこち変わっていました。和食器屋さんの店先に出ていた器に吸い寄せられて衝動買い。浅めの小鉢は和のお惣菜にぴったりですが、アイスクリームにもしっくりきました。最近人気の波佐見焼です。

六本木ヒルズの毛利庭園では、ソメイヨシノはまだ数輪しか咲いていませんでしたが、名前の知らない濃ピンクの桜がちょうど見頃を迎えていました。今日は4月も近いというのに朝から雪交じりの冷たい雨でしたが...桜にダメージがないことを祈ります。

繁みの中には馬酔木の花が。かんざしのような愛らしさに思わずにっこりでした。

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パッセンジャー

2017-03-26 14:04:11 | 映画

ジェニファー・ローレンス&クリス・プラット主演のSFロマンス「パッセンジャー」(Passengers)を見ました。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督作品。

(若干のネタバレを含みます)

惑星ホームステッドIIに移住するために、乗客5000人を乗せて地球を旅立った巨大宇宙船アヴァロン号。目的地に到着するまでの120年間、乗客たちは冬眠ポッドの中で眠り続けるはずでしたが、ジム(クリス・ポッド)の入ったポッドにトラブルが生じ、彼ひとり90年早く目覚めてしまいます。

広い宇宙船の中でただひとり。話し相手はアンドロイドのバーテンダー、アーサー(マイケル・シーン)だけという日々の中、ポッドに眠る美女オーロラ(ジェニファー・ローレンス)に恋をしたジムは、孤独に耐えかねてある行動を起こします。

見ようかどうしようか迷っていましたが、イミテーション・ゲームの監督さんということに一縷の望みを託して鑑賞。過度に期待していなかった分、エンターテイメントとしてそこそこ楽しめました。ある意味、哲学的な作品といえるかも? 改めて人は社会的な生き物であり、ひとりでは生きられないのだと確信しました。

予告を見た時には、2人のポッドが故障して目覚めるのかと思っていましたが、実は故障したのはジムのポッドだけで、彼は孤独に耐えかねてオーロラのポッドを開けてしまったのでした。彼は事前にオーロラの紹介ビデオを何度も見ていて、彼女への思いを募らせていたのです。

とはいえ、たまたま2人が気が合ったからよかったものの、そうでなかったらこれから何十年もいっしょに暮していくのはかなり苦痛を伴うもので、ジムの行動は別の意味で危険な賭けだったといえるかもしれません。2人がヤケを起こして、他の人のポッドを開けちゃえ~とならなかったのは不思議ですが、そうなったら映画にならないですものね。^^

宇宙が舞台ではありますが、私が思い出したのはブルック・シールズ主演の「青い珊瑚礁」(1980)。無人島に流された少年と少女が、2人だけで成長していく物語です。ジムとオーロラのその後について映画では描かれていませんが、乗員たちが目覚めた時に、2人の子どもたち、孫たちが船内にコロニーを作っていたら...それはそれでおもしろかったかもしれません。

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フェタチーズを使って(2)

2017-03-24 15:13:56 | 料理

前回に続いて、ふたたびフェタチーズの話題です。

なんと最近、近くのスーパーでもフェタチーズが手に入るようになったのです。プレーンな塩漬けのフェタチーズのほかに、ハーブとオイルでマリネしたキューブ状のフェタも。ひょっとしたらフェタの時代が来るかもしれません。

私が買ったのはプレーンな塩漬けの方で、ビニールパウチされていました。ギリシャからの輸入品ですが、パッケージのイラストがすてきですね。早速いろいろ使って楽しんでいます。

揚げ茄子とベーコンのトマトソースパスタに、青ねぎとフェタをトッピングしました。フェタをパスタに最初から混ぜなかったのは、白い色を生かしたかったから。食べる時にフェタをくずして混ぜながらいただくと、ほんのり山羊乳の味わいがしてクセになるおいしさ。どんなパスタにも合いそうです。

タコ・きゅうり・プチトマト・パセリのサラダに、フェタをトッピングしたら、一気にメディトレイニアンな雰囲気に。フェタの塩味がいいアクセントになりました。

ミートボールの生地に刻んだフェタを混ぜて、ホールトマトで煮込みました。写真ではわかりにくいですが、生地のところどころに白いフェタが見えています。フェタから旨味が出て、ミートボールが複雑な味わいになりました。

実はミートボール生地の半分は、ピーマンの肉詰めにして、いっしょにホールトマトで煮込みました。見た目ではわかりませんが、こちらにもフェタがたっぷり入っています。ピーマンが大好きなので、私はこちらの方が好み。どちらもおいしくいただきました。

【関連記事】 フェタチーズを使って(1)(2017-02-28)

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ザ・ギフト

2017-03-23 15:16:11 | 映画

DVDで、ジョエル・エドガートンの初監督作品となるサイコスリラー「ザ・ギフト」(The Gift)を見ました。ジェイソン・ベイトマン&レベッカ・ホールが共演。エドガートンが監督のほか、脚本・製作・主演を務めています。

シカゴから故郷ロサンゼルスに引っ越してきたサイモン(ジェイソン・ベイトマン)と妻ロビン(レベッカ・ホール)。2人が新居のための買い物をしていると、ゴード(ジョエル・エドガートン)と名乗る男が話しかけてきます。サイモンはすっかり忘れていましたが、ゴードはサイモンの高校時代の同級生でした。

再会を祝して2人の家にワインを贈り届けたゴード。その後もゴードは、ことあるごとに2人の家を訪れ、贈りものを届け続けます。しかし、ロビンがひとりで家にいる時に訪れたり、奇怪な行動をみせるようになったため、困惑したサイモンはゴードに2度と近づかないよう言い渡します。

本作でエドガートンが演じるゴードは、気弱で悲しい目をした少々不気味なキャラクター。これまで「ブラック・スキャンダル」「ラビング 愛という名前のふたり」など彼の出演作を見てきましたが、どれともまったく違う役どころで、彼の演技の幅を再確認しました。また本作でエドガートンは、監督という新たな才能を見せています。

復讐のためにターゲットの家庭の中に入り込んでいくサイコスリラーといえば、少々古いですが「ゆりかごを揺らす手」(1992)やフランス映画の「譜めくりの女」(2006)を思い出します。どちらもおもしろかったのですが、動機としては逆恨みに近く、どうしてそこまで?と思ったのも事実。

その点、この作品は動機が十分に納得のいくものだったので、ドラマとして説得力があり、私はとても満足でした。最初は、不気味なストーカーにしか見えないゴードですが、だんだん真相が明らかになるにつれ、彼に同情し、最後には応援したくなってくるから不思議です。

一方、サイモンというのが最低の男で、私が最も許せないタイプの人間。ラストは、見ている側としては溜飲が下がりましたが、はたしてゴードにとってはどうなのでしょう。結果はどうあれ、決して過去の傷を消すことはできないだろうと思うと、複雑な思いが残りました。

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うまやの楽屋

2017-03-22 13:00:27 | グルメ

映画を見た後に、久しぶりに有楽町イトシア地下1階にある「うまやの楽屋」でお昼をいただきました。こちらは、歌舞伎俳優の3代目市川猿之助さんが監督を務める和食のお店です。

過去の記録を見ると、前に訪れたのは9年前で、アメリカから帰国して数日後。今見ると、生卵に異様に反応していて恥ずかしいです。^^; 今回も、席にすわるとすぐに小さなかごに入った生卵が運ばれてきて、当時を懐かしく思い出しました。

歌舞伎役者の楽屋に届けられるお弁当をアレンジしたという「楽屋めし」をいただきました。少しずついろいろなお味が楽しめるのが私好み。蒸籠にひとつひとつ違う豆皿が入っているのが愛らしく、目にも美しく楽しめました。

おかずは、野菜のきんぴら、筑前煮、ごま豆腐、ところてん、海老フライ、さつま揚げ、明太子、たまご焼き、南蛮漬け...と九州のおいしいものを中心とした組合せ。麦飯とお味噌汁、瓶に入ったデザートの杏仁豆腐とどれもおいしくいただきました。

***

週末、用事のついでに少し時間があったので、代々木公園によってみました。

まだ花も葉もない裸木ですが、この日はよく晴れて暖かく、春の気配を濃厚に感じました。芽吹く直前の、枝先がほんわかと柔らかい色になっている今の季節が大好きです。たくさんの人たちが遊んだり、お弁当を食べたり、春の訪れを楽しんでいました。

写真ではわかりにくいですが、水辺にカラスが集まっていました。水浴びしながら、エサ情報を交換しているのかもしれません。^^

翌日は朝から冷たい雨でしたが、驚いたことに東京では全国に先駆けて桜の開花宣言がありました。まだまだ肌寒いですが、これから一気に春が加速しそうです。

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