ウィーンで、ツアーを抜け出して食べに行ったレストランを紹介します。
Griechenbeisl(グリーヒェンバイスル)、1447年に建てられたウィーン最古のレストラン。
http://www.griechenbeisl.at/lang_en/page.asp/index.htm
(店の入口)
ここの”Mark Twain Zimmer”(マーク・トゥエインの部屋)には
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス、ワーグナー、
ブラームス、マーラーなど有名人のサインが壁や天井ににびっしり書き込んであるのです。
それにしてもマーク・トゥエイン、児童文学に夢中だった私は「トム・ソーヤーの冒険」
「ハックルベリー・フィン」など大好きで、敬愛してやまない文豪ではありますが
貴族社会のオーストリアにおいて、なんでアメリカの作家の名前をつけたのだろう?
モーツアルトやベートーヴェンの方が格上なんじゃないの?と思って検索してみたら…
どうもこの部屋のちょうど上がマーク・トゥエインの部屋であったから、ということらしい。
彼はヨーロッパ放浪記なども書いているようですから、それもありでしょう。
それとても19世紀後半の話ですが…
隠れ部屋のような、現実の空間からひょいと逃げ込んだような、ちょっと面白い部屋です。
もうひとつ、Plachutta(プラフッタ)。
http://www.plachutta.at/index.php?id=25
フランツ・ヨーゼフ皇帝が好きだったという鍋料理「ターフェルシュピッツ」が有名な店。
オーストリアの鍋料理って想像もつかなかったのですが
牛肉を気長に煮込んだというピカピカの寸胴鍋ごと、テーブルに置かれます。
スープを取り分けて貰って飲むと、野菜やヌードルがたっぷり入っていて美味しい。
その後、お肉を取り分けてもらい、ホウレンソウのペーストやタルタルソースのようなソース、
リンゴとホースレディッシュのすりおろしのようなソースなどをつけて食べるのです。
ウィンナー・シュニッツェル(薄いカツレツ)やグラーシュ(仔牛のパプリカ味煮込み)など
色々なオーストリア料理を頂きましたが、私はこの鍋料理が一番好きでした。
ボリュームがあり過ぎて、とてもとても食べ切れなかったのですが…
デザートも、子供の頃愛読した「大泥棒ホッフェンプロッツ」に出てきた
アプフェルシュトゥルーデル(ごく薄い生地のアップルパイ)、カイザーシュマーレン
(小さくちぎったようなパンケーキに粉砂糖とベリーのソースをかけたもの)の
本場の味を頂けて、大満足。
子供の頃、どんなお菓子だかどうにも想像できなくて(あの頃は今のようにネットで簡単に
調べることなどできなかった)、それでもあまりに美味しそうで、
そういったものへの憧憬は狂おしいほどのものだったのでした。
Griechenbeisl(グリーヒェンバイスル)、1447年に建てられたウィーン最古のレストラン。
http://www.griechenbeisl.at/lang_en/page.asp/index.htm
(店の入口)
ここの”Mark Twain Zimmer”(マーク・トゥエインの部屋)には
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス、ワーグナー、
ブラームス、マーラーなど有名人のサインが壁や天井ににびっしり書き込んであるのです。
それにしてもマーク・トゥエイン、児童文学に夢中だった私は「トム・ソーヤーの冒険」
「ハックルベリー・フィン」など大好きで、敬愛してやまない文豪ではありますが
貴族社会のオーストリアにおいて、なんでアメリカの作家の名前をつけたのだろう?
モーツアルトやベートーヴェンの方が格上なんじゃないの?と思って検索してみたら…
どうもこの部屋のちょうど上がマーク・トゥエインの部屋であったから、ということらしい。
彼はヨーロッパ放浪記なども書いているようですから、それもありでしょう。
それとても19世紀後半の話ですが…
隠れ部屋のような、現実の空間からひょいと逃げ込んだような、ちょっと面白い部屋です。
もうひとつ、Plachutta(プラフッタ)。
http://www.plachutta.at/index.php?id=25
フランツ・ヨーゼフ皇帝が好きだったという鍋料理「ターフェルシュピッツ」が有名な店。
オーストリアの鍋料理って想像もつかなかったのですが
牛肉を気長に煮込んだというピカピカの寸胴鍋ごと、テーブルに置かれます。
スープを取り分けて貰って飲むと、野菜やヌードルがたっぷり入っていて美味しい。
その後、お肉を取り分けてもらい、ホウレンソウのペーストやタルタルソースのようなソース、
リンゴとホースレディッシュのすりおろしのようなソースなどをつけて食べるのです。
ウィンナー・シュニッツェル(薄いカツレツ)やグラーシュ(仔牛のパプリカ味煮込み)など
色々なオーストリア料理を頂きましたが、私はこの鍋料理が一番好きでした。
ボリュームがあり過ぎて、とてもとても食べ切れなかったのですが…
デザートも、子供の頃愛読した「大泥棒ホッフェンプロッツ」に出てきた
アプフェルシュトゥルーデル(ごく薄い生地のアップルパイ)、カイザーシュマーレン
(小さくちぎったようなパンケーキに粉砂糖とベリーのソースをかけたもの)の
本場の味を頂けて、大満足。
子供の頃、どんなお菓子だかどうにも想像できなくて(あの頃は今のようにネットで簡単に
調べることなどできなかった)、それでもあまりに美味しそうで、
そういったものへの憧憬は狂おしいほどのものだったのでした。
日本はまだ鎌倉か室町の時代ですよね?!
伝統とともに受け継がれてきた料理でしょうか?どれもボリュームたっぷりですね。
オーストリアとドイツ、隣り合った国ですが、ドイツでこのような料理は体験したことはありませんでした。
料理はそんなに違うのですか?
そういえばドイツ料理って
ソーセージとザワークラウトとアイスバインくらいしか思い浮かびません。
新丸ビルにフランツクラブというドイツ料理店があって
食べに行ったことあるのですが
あんまり印象には残らなかったような…
ドイツ語圏では度胸がなかったです。
ドイツは英語が通じるのですが・・・
でもそのおかげで絶品の料理が食べられて
よかったですね。
先々でグルメを楽しめました。
ツアーの日本人団体客と行くレストランのお任せメニューと違い、
敷居の高い有名店に行って、訳の分からないメニューから飲み物や料理を選び出すことの、
なんとワクワクして楽しいことか。
一人ではとてもできませんでしたが…