Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

新宿のゴジラ

2015年05月14日 | お出かけ
昨日の「グッド・ライ」は新宿の角川シネマというミニシアターで観ました。
もっと大きなシネコンでも上映すればいいのに。
鑑賞後、気持ちの良い五月の陽射しの中、ぶらぶらと新宿を歩きました。



歌舞伎町に先月オープンしたばかりのホテルグレイスリー。
巨大なゴジラはここにいます。
と言っても、頭部だけですが。
このゴジラがよく見える客室は、数か月先まで予約でいっぱいなのだとか。
幾らくらいするのだろう?と見てみたら、ツィンで平日39800円。
休前日は49800万円もするんだ…



そのゴジラが見えるカフェに行ってみました。
8階に、ホテルのフロントとカフェ「ボンジュール」があります。
お天気がよいのでテラス席に。
パッションフルーツのムースとアイスラテを。
こんな感じで、ゴジラが眼の前に見えます。
お天気が良すぎて逆光になってしまって、ゴジラがよく撮れないのが残念。



このホテルの周りの歌舞伎町の道は煉瓦が敷き詰められ、花なども飾ってあり、
昔の歌舞伎町の薄汚い、怖いというイメージはおよそありません。
拡声器から数分おきに、ぼったくりにご注意ください、客引きについて行かないように、或いは
客引き諸君、君たちが行っているぼったくり行為は犯罪である、直ちにやめなさいと
いう意味の注意が流れています。
それでもぼったくりに遭う人が後を絶たないというのが不思議。



新宿の街はいつものように沢山の人で溢れていましたが
歩いている人々が話す言葉は日本語ではないのです。
ホテルのエレベーターの中でも、ゴジラカフェでも、近くのドンキホーテでも。
まるで私たちが異邦人みたいねと、友人と話したのでした。

グレイスリー新宿 http://gracery.com/shinjuku/
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「グッドライ 〜いちばん優しい嘘〜」

2015年05月14日 | 映画


1983年にスーダンで起きた内戦を機に、アメリカの各地に移住することになった
3,600人の難民の若者たちを、実話に基づいて描いた作品。
「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドー監督、
「ビューティフル・マインド」のロン・ハワードが製作。
主演女優は、あの「キューティ・ブロンド」のリース・ウィザースプーン。
男に少々だらしないがサバサバした中年女性が、あのスリムな可愛い子ちゃんを演じていた
リースだとは一瞬分からなかったのですが、考えてみれば彼女ももう40歳近いのですね。
難民の若者たちは実際のロストボーイズ(難民)の中からオーディションで選ばれたそうです。



スーダンの集落で平和に暮らしていたマメールたち兄弟5人は内戦で両親を殺され、
エチオピアを経由してケニアまでの1,000マイル余を、何年もかけて歩く。
砂漠では自分たちの尿を飲み、体力がない小さな弟は途中で命を落とす悲惨な旅路。
長兄のテオは途中、うっかり敵に見つかってしまった弟マメールを救うために
自ら投降し、それがマメールの生涯の負い目となります。
残った兄弟はようやくケニアの難民キャンプに辿り着き、それから13年後に
アメリカに移住させられることになるのですが…



カンザスシティーの職業紹介所勤務のキャリー(リース・ウィザースプーン)が
彼らに仕事を探す役を演じるのだが、電話を見たこともなく、マクドナルドも知らない
彼らの就職は容易ではなかった。
ここからは文化の違い、考え方の違いによる摩擦がユーモラスに描かれます。
最初は戸惑いながら、反発もしながら、互いに寄り添っていくようになる過程が
なんとも暖かく、微笑ましい。



映画の中ほどで小説「ハックルベリー・フィン」の挿話として紹介され、
作品のタイトルともなっている「good lie」。
どんな形で我々を騙してくれるのかと楽しみに待っていたら
ああ、そう来たか…!という感じです。
この「やられた」感を味わうたためだけにも、この映画を観る価値はあります。

「good lie」 http://www.goodlie.jp/about.php
コメント (4)
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