さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

月に一度の「お茶の稽古」もしました。

2024年04月26日 | 茶道
「釣り釜と旅箪笥と花筏と」

『気は長く、心は丸く、腹立てず、人は大きく、
己は小さく』
京都の大徳寺の塔頭に面白く書かれた書がありました。
みんなの心に留まりました。
己の字がとても小さくて見落としそうでした。

今月もいつもの月に一度のお茶の稽古をしました。
炉から五徳を取り出して、釜は天井から吊るした鎖に掛けました。
旅箪笥は利休さんが秀吉の小田原陣中に携えた、と伝えられる棚です。花は「花筏」「シャガ」「白山吹」でした。

「釣り釜の炭点前」は、私がしました。
釜が鎖に吊るされていますのでその扱いを稽古します。
鎖の目二つ上に鉤を掛け直してから釜を外します。
釜を外してからもう一度鎖の目二つ上に鉤を掛け直して炭に触ります。炉が広く炭をつぐのが楽に感じられました。
炭をつぎ終え、初めの所作を巻き戻すように釜を鎖に吊るします。
ゆらゆらと釜が揺れていますので弦を両手で押えます。   

「旅箪笥の濃茶」は、Hさんがしました。
「旅箪笥」の、けんどん蓋の開閉の扱いと
お点前の前に水指を3分の1ほど出してお茶入れをその前に置きます。お点前のおしまいでは、柄杓と蓋置を棚にしまい
けんどん蓋をしめました。
「旅箪笥 芝点」は、Tさんがしました。
「旅箪笥」の、けんどん蓋の開閉の扱いと 
芝点では下の棚板を外して畳の上に置いて、茶器と茶筅を
置いて点前をします。
お点前のおしまいでは、柄杓と蓋置を棚にしまい
濃茶と同様にけんどん蓋をしめました。
すっきりと片付きました。






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