昨日のつづき。
「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである」──三島由紀夫
これが市ヶ谷にて自害した三島由紀夫の予言だが、あらためて読むと、むしろ現実はこの予言を超えて悪化しているといってもいいだろう。先日もここに書いたが、我が国の政治、司法、行政、マスコミ、財界、裏社会、など、その比率の高低あれど、平均すると半分かそれ以上、すでに乗っ取られているのではないかと思う。その乗っ取りの手引きを長年において某宗教団体政党がやっていることはまず間違いないだろう。
話は変わって、昨日もチャイナにおいて凄惨な事件が起きたようだが、テレビでは報道しているのだろうか。地上波を見ないから私はそのことがわからないが、事件は四川省?だったか、バスが突然、群衆に突っ込んで20人を轢き殺したとのこと。事件の原因など詳細は不明だが、動画を見ると、これは大変に凄惨な光景である。さすがに習近平も緊急事態宣言のような指令を内々に出したらしい。チャイナではほとんど毎日こんな事件があるのだ。ところが我が国の外務省ホームページによると、チャイナへの渡航危険レベルはウイグル自治区を除きゼロなのである。言い換えれば、ウイグルは少し危ないが、他は安全です。という理解になるだろう。我が国の外務省はどこを向いて仕事をしているのか。トップの外務大臣の顔が見たい。ああ岩屋か。チャイナ企業からの収賄容疑のある岩屋か。わかりやすい構図である。
つい最近、日本からチャイナへの渡航者の短期滞在ビザの免除をチャイナ政府が発表したが、今度は逆に日本もチャイナからの渡航者のビザを免除しろと言い始めた。わかり易いやり方である。ゴミとゴールドの交換である。これは絶対に阻止したい。一般人の顔をして人民軍兵士が続々と入国してくるだろうし、そして我が国の社会資源がチャイナに食い物にされるだけなのだから。たとえば人工透析など年間500万円ほどかかる治療を受けるためだけに日本に滞在する外国人はすでにいくらでもいる。彼らはそれを払わない。誰が払うのかというと、日本人の現役世代が搾り取られているのである。今の日本人の子供たちは将来、搾り取られるのである。外国人のために。
E V O L U C I O