偶然出会うのが京都

柏井壽「カール・エビス教授のあやかし京都見聞録」読了。
イギリス紳士と京都ってなんか合います。ヘタリアで日本がカッパが見えなかったのにイギリスは見えて普通に接していたという。今の日本よりイギリスの方が怪異に対して理解があるということか。短編集でエビス教授が色々不思議な目にあいますが、エビス教授は認めているわけではありませんしそれが本当か追求もしていません。わからないままに飲み込んでいる感じが京都らしいというか。古書店の人が京都で本は探すのではなく出会うんですと言っていたのになるほど。本の方から来るのね。