超重量級

東野圭吾「超・殺人事件-推理作家の苦悩-」読了。
推理作家の悲哀をブラックユーモアで書いた作品ということで、有栖川有栖さんの「作家小説」みたいなのかなと思いましたが、感じはだいぶん違います。有栖川さんのはホラーだったりＳＦだったり様々なシチュエーションに置かれた作家の苦悩ですが、東野さんのは作家が事情があって作品の内容が次々変わって行くのが面白いです。元の文章と変えた文章の差がうまい。厚い本の方が売れるので句点どころか読点で改行に笑いました。それじゃ詩集です。よくこれだけアイデアが。
今朝は目覚まし止めて寝てて、あやうく遅刻しそうになりました。ウィスキーって効きます。いいお酒だったのね。頭はまったく痛くなりませんでした。