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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

アカマツ林をいく

2009年08月24日 | 旅行
アカマツ林をいく。

風が濾過されて涼やかで軽やかなハーモニーが奏でられる。
太陽の光も穏やかに微笑んでくれるのだ。





            アカマツ


         アカマツの林があった
         アカマツは
         下草を従えつつ青空の彼方へと
         伸び続けている

         下草の雑な種たちは
         しかし
         アカマツの伸びやかな大きさに包まれている
         アカマツの林は
         アカマツの包容力によって
         余人を抱きこめるのだ

         アカマツが抱擁するのは
         アカマツが認知した生き物に限られる
         アカマツは生き続け
         生命の営みをみつめる

         アカマツの力は
         林の中で
         密かに蓄えられつつ
         土の中に沈殿させられる
         土は力を持ち
         林は神秘をたたえるのだ

         ひとはアカマツ林を畏怖し
         林に鄙(ひな)びた信仰を捧げる
         林に秘められた力は
         愛も憎も信も負も
         森羅万象を飲み下して生き続けるのだ

         アカマツの林があった
         アカマツは
         下草を従えつつ青空の彼方へと
         伸び続けている







にわかに雨が降ってくると、アカマツ林が朦朧とした美しさを見せてくれるのである。





ぼくはアカマツ林に焦がれている。





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                         荒野人


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