エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

朝の露

2012年06月27日 | ポエム
今朝は、昨朝と同様好天の気配である。
正に「梅雨の晴れ間」といった風情である。



朝の日差しは、だがしかし真夏のカンカン照りとは違って「穏やかで」「柔らかい」のである。
ぼくは、今朝もあたかも漂泊者のように朝日を浴びに出かけたのである。

青嵐も、優しく微笑んでいる朝であった。







 「万緑の朝の陰影染まりいく」


 「漂泊す万緑の中珈琲呑みぬ」






緑が濃くなっていて「万緑」の朝である。



缶コーヒーを飲む人は「出世」しないとか・・・。
そんな戯言のような書籍があったっけ!!

どうだって良い。
散歩中の缶コーヒーは、乙なものであるからだ。







 「朝の露涼しき君に捧げたり」






朝の散歩中、実に、実に、実に久しぶりに朝露を愛でた。
朝露を愛でた日・・・言いかえれば「昨日」の事であるけれど、日本の政党政治が大きく綻んだ。

政局の予感が、悪寒のように過(よぎ)ったのである。
朝露の清涼な気配を、だからこそ君に捧げよう。




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  荒 野人


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