エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

東京は雪に変わりました!

2010年02月01日 | 日記
いま、午後9時。
外はいつの間にか雪化粧を施されつつある。

ついさっきまでは雨だったのに、である。



これは午後八時ごろの雨模様だ。
少しみぞれだった。



雪に変わっている。
同じ街灯の下である。

明日はきっと出勤時間は早まるのだろうし、交通機関もそれなりに混乱するのかもしれない。
東京は雪に弱いのである。

もしも、ぼくに時間があったなら六義園に雪景色を拝観に行きたいものである。
雪つりが機能している景色は、ホッとするのである。

襟を合せるような寒さが、精神をキッとさせてくれるのである。
時代を遡って、現在の家屋事情だとか、暖房機器の充実だとか本当にありがたいと思う。

襖と障子で、部屋を守り、火鉢一つで暖を取っていた時代の厳しさが。
この時代、夜には雨戸の戸板で外気と室内が分けられていたに過ぎないのである。
こうした雪の夜、シンシンと冷え込む厳しさを堪えていた時代の人の忍耐力の強さに思いを馳せるのである。

それにしても四季のある日本に生まれて良かった!
と思う夜である。




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                         荒野人


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